ZENZOアートフリマが開催されました
vol. 27 2025-11-01 0
たくさんの応援誠にありがとうございます!毎年春と秋に坂本善三美術館で開かれる「ZENZOアートフリマ」が10月26日(日)に開催されました。毎回テーマカラーを決め、その色を身につけて参加するのもこのイベントの楽しみの一つだそうです。今年のテーマカラーは黄色でした。
ここで少し坂本善三美術館の歴史について触れてみたいと思います。この美術館は、坂本善三(1911–1987)の没後、ご遺族から小国町に寄贈された約70点の作品をもとに始まりました。 故郷である小国町は、善三が生涯にわたって愛してやまなかった場所であり、まさに善三芸術の原点と言える土地です。画家の故郷への思いを汲み、町への作品寄贈が決まると、美術館設立への機運が高まり、地域住民による誘致運動も起こりました。こうして多くの人々の思いが結集し、1995年に坂本善三美術館が開館しました。
ZENZOアートフリマが開催された同日、美術館のある小国町黒渕地区では「ほっぽ宝来祭り」も行われました。このお祭りは、美術館の開館を記念して誕生したものです。地域の方々が「新しい美術館を盛り上げよう」と立ち上がったのが始まりでした。開館を記念してつくられた美術館の歌が今でもお祭りなどで歌われており、地域の人々に長く愛され続けています。
さて、ZENZOアートフリマに話を戻します。今回はブースをお借りして、芸術祭の公式グッズを販売しました。他の出店者の方々とお話ししたり、出店されていたケーキやホットドッグを味わったりと、終始にぎやかで楽しい一日となりました。芸術祭も残すところあと3日となりましたが、まだいくつかのイベントが控えています。こちらでも随時ご報告していきますので、最後までどうぞお付き合いください。
