試写会から日韓映画祭へ
vol. 2 2016-09-15 0
おかげさまで映画『沈黙』は去る9月10日、横浜のスペースオルタにおいて初めての試写会を終えました。
上映後の監督トークの様子です
朴壽南(パク・スナム)監督のドキュメンタリー映画製作は1986年から始まりましたが、会場には当時から活動を共にし、また物心両面にわたり応援頂いている方々がかけつけてくださいまし。
福岡、山梨、京都からも日帰りで。
「ぬちがふぅ(命果報)-玉砕場からの証言-」から4年目、ようやく完成を迎えた映画『沈黙』に熱い視線が注がれました。
当日の感想もたくさん寄せられましたが。一部紹介させて頂きます。
「すてきな会でした。
貴重な証言映像を見せていただきました。
そんなできごともあったんだ、、。
私が生きてきた時代と重なる部分もあるのに、知らないできごとも多く、ショックでした。
ハルモニたちの声、叫びを受け取れないできた自分の半生が恥ずかしいです。
映像をとおしてというべきなのかもしれませんが、朴壽南さんをとおして、いただくハルモニたちとの出会いに、とても感謝したい気持ちです。
朴壽南さん母娘とハルモニたちとが築き上げてきた、その深い、そして熱い絆、交わりに、私たちも招かれ、深く人間として癒されていく気がして、不思議です。
映画の力って、すごいのですね、、。
ありがとうございました、!」
監督は9月16日から、いよいよ韓国へ出発します。
韓国DMZ国際ドキュメンタリー映画祭で、映画『沈黙』が上映されます。
そして同時に日本では北海道の<空想の森映画祭>にて、完成披露上映があります。
日韓でこうして映画『沈黙』が初めて御覧頂けることに感謝し、御覧になった方からの
感想やご意見、どんなお話が生まれるか、とても楽しみです。
映画祭の次は、一般上映を通し、全国の様々な地域で上映が実現されていくよう
クラウドファンディングを通して、応援をますます募り、
スタッフともども頑張っていきたいです。
季節の変わり目、監督も少し風邪気味ですが、皆様もどうぞご自愛下さい。