「大西暢夫監督からのメッセージ」
vol. 2 2026-06-10 0
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映画『球磨川風土記~川とともにある日々~(仮題)』の撮影が着々と進んでいます。
このページでは、本作の監督を務める大西暢夫監督からのメッセージをご紹介します!
現在、頻繁に熊本県八代市、人吉市に来ている。シグロの山上氏から、『球磨川の映画』を制作したいという相談があった。山上氏の実家は人吉市。2020年7月4日の豪雨災害で、大きな被害にあったことが根底にある。
僕は球磨川の最大の支流である川辺川の五木村に、約30年ほど前から通い続け『ここで土になる』(2015年刊・アリス館)を発表した。
本が出てからも変わらず、五木村に通っていた。
この本を作ったとき、五木村に建設計画があった川辺川ダムは頓挫していた。しかし2020年7月4日の豪雨災害を境に、穴あきダムの計画に変更され、ダム計画が再浮上した。また始まったのである。
ほらみろ!と言わんばかりのスピード変更だった。
計画があってから60年になる。水俣病問題と10年しか変わりない。村はとっくに移転が終わり、落ち着いてきた矢先の話だった。
民主党政権下でコロコロ変更にあった、群馬県の八ッ場ダムを思い出す。
これだけ気候変動が騒がれる中、ダムというリスクある手法が、昭和に計画され、平成を越え、令和になった今でも、その考えに従わなくてはならない見えない力とは一体なんだろうか?答えはアレしかない。。
ダムという人間の力で、自然の猛威を抑え込もうとでも思っているのだろうか。苦しい弁解でもあり、限界だろう。
球磨川で育ってきた川ガキたちは、暴れる川に委ねる暮らしをしてきている。今回の災害で被害に遭っている人でさえ、「わかっているんだ。このままでいいんじゃないか」という言葉が大半だった。
霞ヶ関で議論している現地を知らない人たちには、まず理解できない言葉だろう。
シグロがこの映画のためのクラウドファンディングを立ち上げた。
僕も乗り掛かった舟から30年、真面目に川から水俣につながる不知火海まで、取り上げてみたいと考えている。
───大西暢夫(『球磨川風土記~川とともにある日々~(仮題)』監督)
今後も随時アップデートを更新して本作の進捗をお知らせいたしますので、引き続き本プロジェクトをチェックしてみてください。
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