シュナ鬱映画祭日記 by 山ガール さつき
vol. 17 2023-12-08 0
こんにちは。
映画『シュナイドマンの憂鬱』です。
明日は関係者試写で、スタッフ一同そわそわしながら準備しております。
グッズの販売もオンラインで始まっています。
komotod'actオンラインストア【シュナイドマンの憂鬱】
そんな中、ちょっと時間が経ってしまいましたが、
10月1日の蓼科高原映画祭日記をお届けします。
ーーーーーーー
山ガール さつき役の石月かなでです。
9/30~10/1、『シュナイドマンの憂鬱』の招待上映をしていただけるということで、
蓼科高原映画祭に行ってきました。
私は、招待上映の前日から参加。
1年ぶりの茅野!
(古本ダクト前作『魔女たちの消えた家』でも、
ありがたいことに参加させていただきました!)
お天気に恵まれ、気持ちの良い日でした。
まさに秋晴れ!
地元のボランティアの方々のお店がたくさん出店していて、にぎわっていました。
午後は、色々な監督の短編作品をじっくり堪能し、夜は関係者の交流会に参加してきました。
そして翌日10月1日、いよいよ、招待上映!
世界初上映です。
私も初めて観るので、ドキドキ。
お客さんと一緒に初めて観るのって、舞台やライブとはまた違った感覚で、そわそわ色んな気持ちが入り混じっていて・・・。
脚本や当日の撮影の様子は知っていても、
それがどんなふうに編集されて作品として仕上がるのかって、未知です。
どのシーンがどんなふうに撮られていて、どんな音楽が流れるか・・・
自分で言うのもなんですが、面白かったです・・・!!!!!
監督が稽古場でよく話している「映画とはこういうものだ」というのを体現されていて、
短編という短い時間の中で、このストーリーをどのように映像として見せるんだろう?と思っていたのですが、キャストが総勢51名だけあってにぎやか!
まるでジェットコースターに乗っているように思えました。
古本監督×水津亜子ワールドを、前作や前々作を知っている方からしたら、新鮮ではないでしょうか。
(魔女消えの作品でも感じたのですが)ロケ地が日本のはずなのに、日本ではないように見えるような気がしてくるんですよね。もしくは、日本の美しさを再発見!みたいな。
『魔女消え』と『シュナ鬱』では、私的には、それぞれ別の外国のイメージです★)
古本マジックとでも言うのかな?
外国人が日本の景色を観たら、こんなふうに見えているのかもしれない、なんて思ってしまいます。
皆さんにご覧いただける日が待ち遠しいです。
長野に住む友人が観に来てくれたので、
「茅野に来ているのに、駅周辺だけで帰るなんてもったいない!」
と、1日午後、キャストのメンバーで小津安二郎記念館・無藝荘に行く前に、無藝荘のすぐそばの湖に、実は少しの時間だけ連れて行ってもらいました。
茅野駅から無藝荘までに向かう通りは、シラカバの樹木が素晴らしくて・・・
湖周辺の空気は心地よく、ピーターラビットの世界を妄想してみたり・・・(笑)
私もここに住みたいなぁなんて思ってしまいました。
そして無藝荘。
小津監督の別荘で、執筆の場でもあった場所です。
小津監督は、茅ヶ崎から蓼科に仕事場を移したようですが、私は茅ヶ崎も好きですし、蓼科という土地も私も好きになるかも!なんて思っちゃいました。
無藝荘では、お茶を出していただき、楽しませていただきました。
去年と同じく、諏訪大社に参拝し、茅野を後にしました。
長野に行く機会がありましたら、ぜひ、蓼科・八ヶ岳・諏訪エリアも、旅行スポットのひとつに検討してほしいな、と思います。私も、日本に住みながら、長野含め、日本の魅力をまだまだ知らないんだなぁと痛感しているところです(苦笑)