シュナ鬱日記 by 山ガール さつき
vol. 1 2023-07-10 0
はじめての『シュナ鬱日記』をお届けします。
今回はこういう日記を更新して行きます、という意味合いがありまして公開設定にしますが、今後は基本的にクラウドファンディングにご支援くださった方へのリターン(お礼)として、限定公開で更新して行きます。
出演者たちから集まりつつある日記は今のところシンプルな短文が多いのですが、今日の日記はかなりの力作の長文です。
お楽しみいただければうれしいです。
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はじめまして。
山ガール・さつき役の石月かなでです。
古本恭一監督の最新作・短編映画『シュナイドマンの憂鬱』のクラウドファンディングページをご覧いただき、ありがとうございます!
これから映画の完成・上映まで一緒に楽しんでいただけるように、日記をお届けしていきたいと思います。
映画づくりの様子を、メイキング映像を見ているかのようにお届けできるようにがんばります!
私は、3年ほど前から古本監督のお稽古に通い始めたのですが(月日はあっという間!)
古本監督の映画づくりの面白いところは、エチュード(即興芝居)や話し合いを通して、作品をつくっていくところだと思っています。
この作品も、初期のお稽古で何度もエチュードを繰り返して、出演者みんなの作品への想いを積み上げていったように思います。
目の前に飛び降りようとしている見知らぬ人がいたら、私たちはどんな行動を起こすのか・・・?
その状況を想定して、即興で演技を繰り返しました。
何だかいきなり重いテーマのお話をしてしまいましたが…ドーナツやお菓子を食べながら、お稽古する日も。
ちょうど差し入れをいただいたので、ハイキングに来ていておやつを食べている時に、飛び降りようとしてる人を見つけたら・・・という設定で即興演技をしたのです。
結果・・・生きることは食べること、食べることは生きることなのだなと感じました。
ラッパー役の sufaちゃん(写真左から2人目)はいつもお菓子を持っていて、エチュード中やお稽古中にお菓子をくれます。
私はこれまでグミは積極的に食べてこなかったのですが、グミの美味しさを久しぶりに味わいました♪
お菓子だけでなく、ジャーキーをくれたりもするんです。
タンパク質大事!!
即興演技と並行してディスカッションも行い、自分の周囲の死にまつわる話など、それぞれが抱えるものを、みんなでシェアしました。
初めて会ったキャストたちとも、このような話をいきなりするのはすごいな、と思いながら、違和感なくシェアできたのは今でも少し不思議な感覚です。
そんなふうにできたのは、映画製作を引っ張る古本監督の力だと思います!
普段、普通に生きていると、生と死が隣り合わせだなんて、忘れてしまいますもんね。
死を感じることで、生が輝く。
そんな映画が出来上がるのでないかと思っています・・・!!!
7/14㈮のかわさきFMラジオ「Yumiko Voice~風のように」(19:00~19;30)で、通称『シュナ鬱』の劇中歌のラップを初公開させていただきます。
脚本・作詞を担当した、ジャージの女・星野環 役の水津亜子さんと一緒に私も出演します。
この曲を聴けば、『シュナ鬱』のイメージがかなりふくらむかも・・・!!!???
生放送でもし聴けなくても、アーカイブで後から聴くことができるので、ぜひチェックしてくださいね!
楽しみにしていてください♪
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