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クライマーを魅了する「赤嶽」を公開!小豆島を、世界に誇るクライミング島へ。一般社団法人小豆島クライミング協会の活動応援をクラウドファンディングで実現!
日本のフリークライミング黎明期から愛されてきた小豆島。この歴史あるエリアにまるで日本ではない様なスケールの岩壁「赤嶽」を発見。開拓開始から8年、本年11月20日に公開します。この可能性を拡げ未来に繋げたい。応援ください。
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「小豆島を、世界に誇るクライミング島へ」 私たち小豆島クライミング協会は、日本のフリークライミング黎明期から愛されてきた小豆島という歴史あるエリアを、新しく発見された「赤岳」という日本離れしたスケールの岩壁を象徴にその印象を革め、全体の維持発展に努めて、これを世界に誇るクライミングエリアとすることをビジョンに活動して参ります。
日本のフリークライミング黎明期から愛されてきた小豆島。この歴史あるエリアにまるで日本ではない様なスケールの岩壁「赤嶽」を発見。開拓開始から8年、本年11月20日に公開します。この可能性を拡げ未来に繋げたい。応援ください。
はじめまして。 一般社団法人小豆島クライミング協会です。
私たちは、小豆島の持つ豊かな自然環境・岩資源に魅了されたクライマーで構成されています。
そのビジョンは、日本のフリークライミング黎明期から愛されてきた小豆島という歴史あるエリアを、新しく発見された「赤嶽」という日本離れしたスケールの岩壁を象徴にその印象を革め、全体の維持発展に努めて、これを世界に誇るクライミングエリアとすることです。
「小豆島を世界に誇るクライミング島へ」
私たちはこのテーマが目の前に現れてから数年間、ずっと心を踊らせてきました。 多くの人たちに共有できる日を心待ちにしていました。 そしてとうとう「赤嶽」を公開出来る日が来ました。
「赤嶽」は、2022年11月20日より公開となります。
本プロジェクトは、私たちのビジョンへの賛同、協力者、資金を募るために立ち上げました。 これまでの歩み、実現したいことをご紹介させてください。
「赤獄」を横目に広がる瀬戸内海と豊かな自然
8年前、2014年のゴールデンウィーク。
小豆島に、仲間と共にある岩場の開拓に訪れていました。その日は開拓作業の途中で雨に降られ、いつもの吉田のキャンプ場へ逃げ込もうにも時期が時期、すでに一杯で仕方なく田井浜のキャンプ場へ落ち着きました。
それは何気ない瞬間でした。
遠くに知らない岩壁が見える。登れそうです。私たちもクライマー集団、当然興味をそそられます。どうせ雨で開拓はできないからと、散策ついでに皆で見に行ってみることになり、山を分け入りしばらく歩きました。
すると突然目の前に——。
「日本の岩場をはるかに超えている。」
ここはスペインかアメリカか。出現したのは、とても日本では味わえないスケールのオーバーハングした巨大な岩壁でした。
「まさか日本にこれ程の壁があるとは。」
奇跡だと思いました。長年憧れて求めていたものが、突然目の前に現れたのです。
そこからはもう、ずっとそうしてきたかのように、実際に今日まで毎月のように、時には一人、時には仲間と共に、この岩場へ通い開拓を進めてきました。そして拓けば拓くほど、新しい岩壁が出てくる。とても一人の人生では開拓し尽くせません。この岩壁一帯の可能性、果ては小豆島全体の可能性があらわになるばかりです。
田井浜のキャンプ場から望む「赤獄」
はじめまして。協会の代表理事、岡山在住のクライマーで稲垣智洋と申します。「赤嶽」を発見し開拓してきました。普段は山岳ガイド、クライミングスクール主宰、セッターとして活動しています。
若い頃から自然の岩場で登りこみ、ヨーロッパやアメリカなどの世界中の岩場へも毎年のように行っていた根っからのクライマーです。近年では岩場開拓も積極的に行っていて、クラックルート、リードルートからボルダーまで、幅広く開拓してきました。
小豆島との出会いは私が22歳、まだクライミングを初めて間もない頃で、すぐに当時暮らしていた神戸から拇指嶽に通うようになっていました。
移動は神戸から坂手港へのフェリーでした。小豆島に着き港から拇指嶽へ行く途中、30mはハングしているだろう岩壁がいつも目にとまります。当時の経験の浅い私には登る対象には思えませんでしたが、「これを登ったら凄い」という印象だけは強く記憶に残っていました。
そのまま小豆島からは離れ20年以上過ぎ、その間経験を積み開拓などもするようになっていた頃、ふとその時の記憶が蘇り、仲間を誘って小豆島に見に行ってみることにしました。
島に着き山へ入り、1時間以上はヤブを漕いだでしょうか。到着するも落胆の結果。ボロボロの礫岩で、とても開拓は無理でした。仲間は帰り、私は一人、登りたいプロジェクトがあったのでキャンプして夜を過ごしました。
翌朝、早々にプロジェクトを片付けることができ、時間が余り暇になってしまいました。折角だからと、目をつけていたエリアへ足を延ばしたところ、たまたま良い岩壁を発見しました。
以降、仲間と共に小豆島の開拓に乗り出すことになりました。
その開拓の最中、「赤嶽」に出会ってしまった。
そこからはもう、このエリアに魅入られたように通い続け、開拓を続けています。
巨大なオーバーハングの壁がそそり立つ「ジャンボリーケイブエリア」での開拓中の様子
【赤嶽(あかだけ)】
岩質は主に安山岩で一部礫岩。
幅約300m、高さは平均約50m。
岩場の中間部は特に傾斜も強く高さもあり壮観。
40m級のルートも多数で、このスケールを味わうには80mロープは必須。70mロープでも登れるルート多数だが安全面からも80mロープを推奨。
ルートは現時点70本近くあるが開拓余地はまだまだ大きい。
5.11台で三ツ星課題もあるが、5.12以上が普通で5.14台も数本、5.14dまである国内屈指の上級者向けエリア。
シーズンは一年中。北西面のため真冬は寒過ぎて厳しい。逆に夏は14時くらいまで登れる。
※クライミングは危険を伴うスポーツです。自然相手の岩場では特に危険度は大きく充分な経験とスキルを必要とします。公開間もなく登りたいとお考えのクライマーの方は、本ページ下部に記載する注意事項を良くお読みなっていただき、自己責任の元、入念な準備の上お越しください。
日本のフリークライミングの歴史は1970年代初頭、関西からその記録がスタートしているようです。 小豆島はその黎明期から、関西を始め、周辺のクライマーから愛され開拓されてきた伝統あるクライミングエリアです。
元々はアルパインのゲレンデとして開拓され、その後フリークライミングのスタイルの変化に呼応するように、クラックやスラブなどトラディショナルなスタイルから、フェースのスポーツルートと開拓されています。
また小豆島はクライミングエリアとして少し特殊で、1つのエリアの中に様々な岩質が混在しています。 花崗岩、安山岩、凝灰岩(一部礫岩)と、岩壁が多様です。
小豆島はいくつかのエリアに別れていますが、そういった変遷、岩質の多様さも相まって、それぞれのエリアで違ったクライミングを楽しめます。ルートの難易度も易しいものから多く存在し、初心者にもうってつけです。こういった懐の深さから、今もクライミングエリアとして愛されているのだと思います。
しかし課題があったとすれば、近年のスポーツクライミングの高難易度化のニーズを満たすルートがありませんでした。積極的な新しい開拓が行われなかったのは、エリアとして歴史が長い故に、昔の岩場というイメージもあったかもしれません。結果、限界を突破したいというような、スポーツとしてのクライマーの熱気は集まりにくかったと思います。
今回の「赤嶽」は、この課題を完全に払拭しています。払拭したというより、突然、国内屈指の岩場が出現したと言っても過言ではないと思っています。世界にもアピールできるほどの岩壁だと感じています。
「赤嶽」は、クライマーにとって限界への挑戦の場になり得る。
これによって、クライマーのニーズをより多く小豆島が受け入れられるようになります。1つのエリアとして非常に魅力的なエリアになったと感じています。堂々と「クライミング島」と言える。そう思います。いずれ、まるでギリシャのカリムノス島のように、世界中からクライマーが楽しみに来る島、そんな島になることも可能だと感じています。
そうはいっても正直なところ、私自体はシンプルに登りたい岩を登っているだけ。これまでの開拓も個人的な欲求として行ってきました。しかし、ルートを開拓して終わりでは、広がりや未来へ繋げることは難しい。自分以外の人にも親しんでもらうには、ルートの開拓以外のことも必要です。
それは、地権者を始めとした地域の方々からの理解を得ること、そのコミュニケーション。駐車場などのアクセス方法の検討。岩場としては、辿り着くまでのアプローチの道の整備、ルートの取り付きの整備、ボルトや終了点の確認、落石などの災害防止に向けた確認、そして必要な対応などです。これらは誰かが継続的に見ていく必要があります。
折角見出したルートです。少しでも多くの人に楽しんでもらいたいし長く親しまれてほしい。私自身、出来ることはやってはいますが、一人ではやり切れません。何らかの仕組みが必要だとは感じていました。
ここからはバトンタッチさせてください。
未来のスポーツクライミングを牽引してくれるであろうユースクライマーのトライ
はじめまして。協会メンバーで、「瀬戸内JAM」というクライミングと音楽のイベントを主催している(株)Sunborn代表の北原豪と申します。
「瀬戸内JAM」はクライミングによる地域振興の活動として2018年から開催してきました。
(イベントの一環として今回の公開に伴う地域向けのセレモニーを開催予定です。詳細はイベントHPでお知らせしていきます。)
その後2020年に縁があり、コロナ禍で閉業した東京・葛西のクライミングジム「ROCKLANDS」の事業再生に関わり、現在はジムの代表としても活動しています。
私は、クライミングによって人生が広がっていると実感しています。一生、それも世界中で遊べるこの文化をすばらしいと思っています。しかも既に存在している大自然をほぼそのまま楽しめる。そんな、自分が最高だと思っているものを他の人が共感してくれたら嬉しい。それが地域社会にもプラスになるなら尚嬉しい。そう思い活動しています。
稲垣さんとは「瀬戸内JAM」を企画していた当初、ご紹介で知り合いました。それからは毎年のようにイベントでご一緒し、実際に稲垣さんが開拓されてきた数々の新しいエリア、ルートと共にイベントも成長してきました。(岡山県深山公園のボルダーエリアの公開イベントや、小豆島初の5.14「輪 5.14a」の発表もありました。ドラマあり、笑いありの楽しい思い出ばかりです。)
「赤嶽」の話はその中で少しずつ伺ってきました。 そして昨年の2021年、公開に向けて準備をしようと動き出すことになりました。いよいよルートが揃う目処が立ってきたと、伺った時の高揚は今も忘れられません。
今回のプロジェクトは、そんな「赤嶽」の公開を機に、
「小豆島というエリア全体の可能性を活かし切るにはどうしたらいいか。」
「世代の移り変わりで終わらない継続的なものにするにはどうしたらいいか。」
これらの課題について、勝手に我々だけで背負うのではなく広く協力を求め、「赤嶽」、引いては小豆島に興味を持たれ、我々の活動に共感を持ってくださる方々と共に解決していけたらと考え立ち上げました。
そのための第一歩として、本年2022年9月15日付けにて「一般社団法人小豆島クライミング協会」を設立しました。 目的は、経済活動を行える受け皿の必要性と、オープンで透明性の高い運営のためです。
岩場は開拓された後、天変地異が無い限り残り続けますが、それは登り続けられることとはイコールではありません。
公開された岩場を将来に渡って維持発展していくためには、人手と資材が必要です。これにはコストがかかります。
私自体は岩場の開拓の素人です。開拓者として言葉を発する資格はありません。しかし私の知る限り、岩場の開拓は、これまでも今も個人または限られた仲間の情熱のみで行われています。
0から1のフェーズはこれからも変わらないかもしれませんが、時間の経過の中で開拓者の手を離れた岩場の維持管理は、誰に求めることもできません。岩の変化や資材の変化、自然環境の変化、岩場のある地域や関係者の変化と、多くの変化に「誰か」が対応していくことが必要です。
クライマーが意識するしないに関わらず、今岩場があるということは「誰か」がその対応をしてくれています。
私はそのことにただ感謝するだけでした。いえ、正直に言えば、元々は意識もせずにただ岩に取り付いていたように思います。少なくとも開拓の公開に立ち会うような経験が無ければ、そのことを強く認識することは無かったと思います。
岩場の保全は現在、 NPO法人 日本フリークライミング協会が全国の岩場を対象に行ってくださっています。アクセスやコンディション情報の発信、リボルトなどです。他にも有志の方々によって手を加えられていることと思います。
しかし当然これにも限界があります。各地域社会、各岩場の状況は違う上に、突然変化もします。
変化を察知しようにも、認知されている存在でなければアラートは届けられません。全国的な組織の場合は顔が見えにくいことで、地域からどうしても相談しづらい部分があると思います。
解像度やレスポンスのスピードが下がれば、何らか結論が出てから知ることも多くなる。
例えば岩場のある土地の多くは地域の地権者のものですので、地域から結論が出てしまえばどうしようもできない。
具体的にはクライマーにとって岩場の封鎖が最も避けたい結論だと思います。そうでなくても駐車場が使えなくなるなど、エリア利用に制限が発生すれば困ることも多い。
もちろん、今回の協会設立が全ての課題を解決出来るわけではありません。事業会社として土地を購入して運営するわけでもなく、あらゆるリソースも足りない。出来ることは限られます。全てに責任は持てません。
しかし旗を掲げ、顔が見えることで少しでもコミュニケーションのハードルは下がる。結果、解像度やレスポンスのスピードは上がり、事前に対処できることも増えるのは間違いありません。
問題が放置されない仕組みが作れれば、あとは誠意が伴えば大体のことは解決できると信じています。
自分が利用するエリアを、自分自身コミットしそれを維持する。自分が直接的に現場で手を貸せなくても、間接的に支援する自治的なコミュニティに参加し盛り上げていく。今はそれが出来る。そういった表現を出来る場が作れる時代なのだと思います。一般社団法人の設立は、その受け皿になると考えています。
こういった動きが日本中で活性化すれば、まだ見たことのない凄いエリアが新しく出現する土壌になるかもしれない。岩場を中心に各地のコミュニティが活性化することで、そこに新しい役割や未来を夢見られるようになるかもしれない。
そうやって盛り上がっていき、それが続いていけば、今はまだ見えていない文化が生まれてくると信じています。
今後の国内のクライミング文化が成熟していくことに、この活動が少しでも寄与できたらという想いです。是非、力をお貸しください。
尚、これらは、既に協会として立ち上がり運営されている 一般社団法人小鹿野町クライミング協会 の事例をほとんど参考にしています。この場を借りて感謝いたします。
合わせて、全ての先達の情熱と行動力の上に現在があることにも言及したいと思います。ありがとうございます。
そうしてクライミング環境が仕組みとして維持発展出来るようになれば、
「小豆島を、世界に誇るクライミング島へ」
が現実に一歩近づくと信じています。
【協会基本情報】
名称:一般社団法人小豆島クライミング協会
住所:東京都江戸川区東葛西五丁目27番16号
設立:2022年9月15日(2021年7月11日に前身である協議会発足)
HP:
https://www.shodoshimaclimbing.com/
SNS:Instagram(@shodoshimaclimbing ) / Facebook(@shodoshimaclimbing )
(※主な情報発信はSNSになりますのでフォローお願いします。)
連絡先:official@shodoshimaclimbing.com
構成員:
稲垣智洋(代表理事 /
クライミングスクール)
渡利知弘(ボルダリングジム「MINA. UTARI」)
安間佐千(プロクライマー)
小田部拓(クライミングジム「ROCKLANDS」 )
北原豪(瀬戸内JAM主催「Sunborn」)
「ジャンボリーケイブエリア」の取り付きにて、右から小田部、稲垣、渡利、北原
「左岩壁エリア」でトライする安間
小豆島がクライミング島となることで何がよいのか。そのベンチマークは、先に挙がったカリムノス島です。カリムノス島には、岩壁を求めて世界中からクライマーが訪れ、島の一大産業としてその経済を支えています。
夏、海のリゾートとして賑わっているこの島は、クライミングが加わることで夏以外の季節にも多くの人が訪れ、年間を通して人が入れ替わりながら賑わいを見せています。
小豆島には、同様のサイクルが回る可能性に満ち溢れています。
小豆島は、古くは石切場として良質な石の供給源でもありました。大阪城の石垣にも利用されたようです。その歴史を証明するように、「島全体が岩」と言えるほど岩壁が存在します。
既存の岩場に「赤嶽」が加わり、既に一大エリアと言っても良いと思いますが、まだまだ現状では想像も出来ない程の数のルートが開拓可能と感じています。
加えて、日本の地中海とも呼ばれ温暖で風光明媚な瀬戸内海に浮かぶこの島は、島という特別な立地による非日常感、独特の風情ある美しい景観に、グルメを唸らせる美食と、リゾートとしての魅力もふんだんに持ち合わせています。
1つ1つの魅力だけであれば他にも存在するかもしれません。しかしこれらが共存するようなエリアは世界中でも稀有です。
大きく出れば、日本の未来の重要課題の1つ「インバウンド観光」にも繋がる、非常に大きな可能性を持っているエリアだと思います。
ただでさえ、日本はその歴史の深さ、自然の豊かさ、安全性で世界から観光先として注目されています。
クライミングはまだまだニッチなのかもしれませんが、クライミングを目的に持って来れれば、長期滞在型の観光需要を生む可能性も十分にあると思います。
そもそも地域がそれを受け入れられるのか、という別の課題もありますが、まずは国内、そして目指せばインバウンドと、人流を生むことを出来るようになるということは、地域の活性化に大きく貢献出来ることであると信じています。
小豆島が誇る観光スポット「寒霞渓」にて、交通安全・災難除け・魔除けを祈願し瓦投げ
小豆島に見る夢も、必要なのは一歩一歩着実なステップであり、目下の課題は、このエリア全体を自治的に維持管理する継続的な仕組みを作り上げることです。
具体的には、小豆島全体のクライミング環境を保全し、新規に開拓するための継続的な活動資金の募集を行うため、一般社団法人小豆島クライミング協会の会員を募集します。
そして集まった資金は適切に運用し、情報開示をしながら適宜必要な整備に充てます。
これら一連の活動を行っていきます。
【主な活動】
赤嶽
既存エリア
全体
<トポとは?>
クライマー以外にとって「トポ」という言葉は恐らく初耳なのではないでしょうか。
トポは、クライマーにとっての宝の地図。岩壁や岩と、そこに引かれたルートの情報が載っている、謂わば岩場専門のガイドブックです。
そこには岩場を開拓した開拓者の興奮とイマジネーション、情熱が詰まっています。
クライマーは敬意を払いそれを参照し、遊びに行きます。
時に家でページをめくり妄想します。
クライマーにはトポを渡しておけば大体大丈夫だと思います。
(言葉自体はトポグラフィーという地形を意味する言葉の略のようです。)
やはり目玉はトポ。クライマーの方々には是非手にとっていただきたいです。そして登りに来て欲しい。それが我々の一番の希望です。
合わせて是非会員として、まずはこの立ち上げの初年度、ご支援いただければ幸いです。
その他にもあまり大きなことは出来ないですが、折角何かお返しする以上おまけのようなものではなく、自分たち自身がうれしくなるようなものをご用意しました。クライミングをされない人でもご興味いただけるものもあるのでは無いでしょうか。
そしてコアなクライマー向けにこちらとしても少しチャレンジングなリターンをご用意してみました。人生一回、少しでもご興味があれば是非飛び込んでみて欲しいと思っています。
それぞれの形での応援、お待ちしています。
お礼のメッセージ
小豆島クライミング協会一同から感謝の気持ちを込めたお礼のメッセージをお届けします。
協会HPにお名前掲載
小豆島クライミング協会のホームページに、感謝の気持ちを込めてお名前をクレジットいたします。
年会員(赤嶽トポ<Simple Ver.>PDF込み)
小豆島クライミング協会の初年度の年会員権です。
期間はクラウドファンディング終了日翌日から1年間有効。
(早めにお申込みいただくとお得です)
会員は赤嶽トポのシンプルなPDF版が常に閲覧でき、追加や改定した場合も適宜ご覧いただけるようになります。
公開日2022年11月20日の1週間前(11/13日中)までに応援いただいた方には、公開日前日中までに閲覧出来るようにいたします。
赤嶽トポ<書籍版>(竹内俊太郎スペシャルイラストパッケージ)
記念すべき赤嶽トポの1st EDITIONです。
こちら遠い未来の広がりを想像すると、どうしてもクリエイティブにはこだわりたく悩みに悩んでいました。
そんな中、周りに相談していると邂逅が。
アウトドアともばっちり合う上に、個性的でパワーのある絵が一度見ると忘れられない。昔から大好きで自分(北原)のノートPCにもずっとステッカーを貼っていた方に、何と制作を快諾いただけることに。
ということで、パッケージは人気画家 竹内俊太郎氏による描き下ろし。部屋に飾りたくなること間違いなしです。
もちろん大事な中身も鋭意制作中。トポ自体はしっかり揃っています。
自主制作にはなりますが、ご期待ください。
<竹内俊太郎プロフィール>
多摩美術大学在学中にフィルムメーカーユニット”woodpecker”を結成する。
その傍らフリーランスのイラストレーターとして活動中。
雑誌、CDジャケット、webなどのイラストレーションを手掛ける。
http://www.shuntaro-takeuchi.com/
竹内俊太郎氏の過去の作品①②
竹内俊太郎氏の過去の作品③
竹内俊太郎スペシャルイラストTシャツ
書籍のトポで描き下ろしたイラストをTシャツに落とし込みます。
イラストは、赤嶽の名物課題での熱すぎるトライのその瞬間を切り取ったもので相談中。
既に名作の予感がしていると思いますがその通りだと思います。
クライマー向けだから背中にON。伝説のトライを背中に背負って自分をPUSHしてください。
サイズ展開はS / M / L / XLの4サイズ展開です。
赤嶽ステッカー
竹内俊太郎スペシャルイラストのステッカーです。ご希望があると思いご用意することにしました。
新規開拓されたルートの命名権で応援
開拓されたルートは通常初登者が命名します。
ルート名は半永久的に残され、多くのクライマーによって以後登られることなります。
現在も開拓が続けられるこの赤嶽エリアだから可能なこのリターン。
2度とない機会、あなたの応援の気持ちを残しませんか?
<注意点>
※クラウドファンディング終了日翌日から1年以内にご連絡が無い場合、権利自体が無効とさせていただきます。その場合ご返金が出来ません。本特典をご購入の場合はご注意ください。
岩場のルート開拓講習(1人分 / 資材費込み)
数々の開拓を行ってきた協会メンバーによる開拓講習です。
長年の研究と経験で培われたノウハウを受け取るチャンス。開拓には大きな責任も伴いますが、それだけに自由にラインを引く楽しさは何にも代えがたい充実があると思います。
赤嶽の開拓の担い手も足りていません。
この機会に仲間に加わることもご検討ください。一所懸命お教えします。
<注意点>
条件:
・岩場でのクライミングのブランクが3ヶ月以上無いこと
・岩場において5.12a以上のRP経験があること
・指定機材の購入(ハンマードリル等)が可能であること
・2023年内で来島できる候補日が曜日に関わらず複数調整できること
※条件を満たさない場合や、私どもに帰さない理由で日程調整が出来ない場合、2023/3/31を期限に権利を無効とさせていただきます。
その場合ご返金が出来ません。本特典をご購入の場合はご注意ください。
予定している活動の進行について、既に完了しているものから直近の日程の確定しているものの他、大まかなイメージを共有させてください。
基本的な活動である情報発信や環境維持に関わるところは継続的な活動として続けていきます。
2022年9月15日
・一般社団法人小豆島クライミング協会設立
・HP公開
2022年11月4日
・クラウドファンディング開始
2022年11月19日
・「赤嶽」トポ<Sinple Ver.>PDF提供開始
・利用マナー整備
・駐車場整備
・アプローチ整備
・消防連携
2022年11月20日
・「赤嶽」公開(瀬戸内JAM)
・小豆島の新クライミングエリア「赤嶽」公開セレモニー
2023年
・クラウドファンディング終了(1/31)
・小豆島全体のトポ制作(春目標)
・新規ルート開拓
・各種保全活動
・継続的な情報発信(Instagram・Facebook)※フォローお願いします。
本クラウドファンディングのプロジェクト成否に関わらず「赤嶽」は2022年11月20日に公開いたします。
ファンディング方式がAll inでの実施のため、目標額に達成しない場合も当協会や協会メンバーの自費で補填するなどして可能な限り活動を行なっていきます。
未達成の場合もリターンをお届けしますのでご安心ください。
またクライミングエリアは、自然の中にあり自然そのものです。常に変化の可能性があります。且つ、地域社会の中に属するものであり地域社会のものです。クライマーのものではありません。
これらが今後どのようなきっかけで今あるものから変化してしまうかはわかりません。
小豆島クライミング協会は、その変化に対応することも目的の1つとして立ち上がりましたが、完全を約束できるものでもありません。
主に以下のリスクを認識しています。
今回のご支援を活動の源とし、可能な限り、未然に防げるものは防げるように努めて参ります。しかしながら、ボランティアをベースに動くこととなる協会だけでは出来ることは限られます(情報は常に受け付けます。)。
そして何よりも、皆様一人ひとりが事故無く帰宅出来るよう、くれぐれも油断せず常に注意を払い行動してください。
どうぞ岩場をご利用の際は、一人ひとりのクライマーの方がリスクを認識され、岩場の保全にご協力いただければ幸いです。
<クライミングという行為の危険性と赤嶽の危険性について>
クライミングは、常に重大な事故が起こる可能性のある危険な行為です。いざ事故が起これば死に至ることも十分に起こりえます。注意を払っても払いすぎるということはありません。
開拓されたルート、岩場までの道は安全が保障されていません。岩に設置された支点(ボルト、終了点等)は安全を約束するものではありません。岩は自然物です。常に変化しています。動き、欠けもし、落石もします。
このようなリスクを十分に認識した上で、クライミング能力は勿論、危険を回避するスキル含めて総合的な能力が要求されます。自己責任は事故を起こさない責任です。1つ事故が起これば、岩場封鎖の可能性もあります。よく認識の上、自己責任でクライミングを行ってください。但し、いざという時は安全や生命を第一優先し、必要な助けを必ず求めてください。
また、「赤嶽」のグレードは中上級者以上のルートが多く、初心者や初級者に対してはかなり厳しい岩場です。低グレードのものは殆ど無く、5.11以上、もしくはそれ以下だとしてもランナウトしたルート、ナチュラルプロテクションの必要なルートが多くなっています。相応のテクニック、スキルが要求されます。
岩もまだまだ安定しておらず落石も多いです。エリア間の移動でも滑落などで死亡事故に繋がる可能性のある場所も多く、特に危険認識能力の未熟な、岩場に不慣れなクライマーは他で十分な経験を積む必要があります。クライミング能力が高くても同様です。岩場の経験が少ない場合、しっかりとした経験者と同行されることをお願いします。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
長文が過ぎるのではと思いつつ、まだまだお話したいことは山程あります。これからの活動を通して、皆さんと語り合えることを楽しみにしたいと思います。
最後ということで、記事中言及できなかった協会メンバー、そして開拓に協力してくださった方々へ感謝を伝えさせてください。
余計かとは思いつつも、皆さまのご尽力、その情熱と行動を代弁させていただいている気持ちです。
「赤嶽」は現在進行系だと思っています。これからの発展も皆さまのご協力あってこそ。今後ともよろしくお願いいたします。
そして特に、小豆島に移住され、2017年にボルダリングジム「MINA. UTARI」 をオープンされた渡利さん。渡利さんの島内での一貫した行動とそれによる信頼が無ければ、協会設立、公開と、具体的な活動には至らなかったと思います。全ての活動の根幹だと思います。感謝申し上げます。
長くなりました。
私たちは、これからの日本のクライミング文化が、よりよい発展することを願い真摯に取り組んで参ります。
この取り組みが、同様の考えを持つ方々の後押しにもなればと願っています。
自ら自らの楽しみを作る。そして深め、広げていきたい。どうか皆さまのお力をお貸しください。
一緒に楽しみましょう。
一般社団法人小豆島クライミング協会
稲垣智洋 渡利知弘 安間佐千 小田部拓 北原豪
500 円
3800 円
5500 円
5800 円
12000 円
残り4枚
50000 円
残り3枚
100000 円