いよいよ公演初日っ!
vol. 5 2018-10-20 0
さて、いよいよ「白浪っ!」ソウル公演初日の朝を迎えました。
まず、舞台装置がその後どうなったかと言いますと。
ちゃんと建ちました。
写真にある後ろの段の部分が一昨日入らなかったのですが、その後4分割して持ってきてくれまして、無事完成しました。そもそも日本だとばらしたものを劇場で組み立てることが多いですが、完全に組み上がった状態で持ってこられたのは韓国方式なのでしょうか。
入らなかった時に「午後6時に直して持ってくる」と言われ、若干半信半疑だったのですが、きっかり6時に持ってきてくれました。疑ってすみませんでした。
税関で没収されたモデルガンも、代わりのものを現地のおもちゃ屋で見つけ、無事、手に入れました。その他、小道具のいくつかを現地調達するつもりで来たのですが、全くノーマークだったのが『鮭』です。全然、鮭売ってない。日本であんなにポピュラーな鮭の切り身が無い。寿司や刺し身の鮭はたまに見かけるのですが、それだけ。これは全くもって意外でした。これも、後からやって来ることになっていた通訳の方に、日本で調達してきてもらいました。
鮭、入国。
その後、後発隊も到着しまして、無事ソウルに「白浪っ!」メンバー全員が揃いました。
というわけで、昨日は13時から17時まで主に照明・音響のリハーサル(場当たり)、19時からは本番同様のゲネプロを行いました。
ゲネプロには、お手伝いで来ていたソウルの小劇場協会の若い演劇人も見てくれて、ギャグでは手を叩いて爆笑してくれたり、とても楽しんでくれたようでホッとしました。「きっと、ソウルの観客も喜んでくれますよ」というお墨付きも頂きました。ついでに、字幕(翻訳)についても少しアドバイスをもらいました。
ソウル小劇場協会のみなさん、劇場スタッフのみなさん、とても良くしてくれてます。色んなトラブルやわがままにも、精一杯対処してくれていて、ありがたいです。まだ公演前ですが、クラウドファンディングの事も含め、とても恵まれている公演だなと感じています。
いよいよ公演初日、お客さんはどれだけ来てくれるのだろう……?
そして、今さっき壊れたホテルの部屋のトイレは……?
乞うご期待。