イギリスのチャリティーショップ事情
vol. 7 2020-11-20 0
シオヤコレクション、クラウドファンディングへの挑戦27日目、目標額の88%を達成しています。応援していただき本当にありがとうございます。ただ今チャレンジショップを絶賛営業しながら、内装工事に向けて打ち合わせなど準備を進めております。そして近日12/5.6.7日に店内の解体を行うことを決定いたしました。仲間を集めてのDIY解体です。この工程では、大量の廃棄物運搬処理代金にみなさまからのファンドを使わせていただきます。追い風を受け、はりきって作業させていただけます。頑張ります!
さて、今日は『チャリティーショップ』についてお伝えしたいと思います。
耳馴染みのないこの言葉。どういうお店なのか今ひとつわからないという方もたくさんいらっしゃるかと思います。
私たちが目標にしている、新長田のチャリティー古着ショップ「フリーヘルプ」というお店があります。
そのフリーヘルプさんがモデルにされているのがイギリスのチャリティーショップ。
その最近の事情についてフリーヘルプ代表の西本さんにお話をうかがいました。
○イギリスにはチャリティーショップが日常にある
私たちのクラウドファンディングのページでも少し述べましたが、イギリスには5000〜6000人に1軒ほどの割合で日用品(服を含む家庭用品)を販売するチャリティーショップがあります。
日本でいうとコンビニ並みの多さだと思っていただいたら想像していただきやすいかと思います。
とにかくたくさんある!
1マイル(1.6キロ)の間に30軒ものチャリティーショップが軒を連ねるエリアもあるほどです。
それらのお店の何が違うかといいますと、ある店は高齢者支援、またある店は母子支援というように、お店ごとにそれぞれ支援先が異なるというのです。
○自分たちの街の課題解決になる
「街の困りごとを解決するためにチャリティーショップがある=結果自分たちのためになる」という感覚が浸透しており
街の住人は当たり前のようにチャリティーショップで日々の買い物をするのだそうです。
そしてそれだけの数のチャリティーショップ(民間の力)があれば街の課題解決がどんどんできてしまうというのです!行政が家賃を全額補助するわけです。
また同時にチャリティショップというものが地域の課題について知る場所にもなっている。これはもう文化です。街の課題について一人一人が考え、行動し、みなで解決する文化になっている。
シオヤコレクションの役割り
○お客様の意識を変えること。
「買い物=支援している」
つまり、私たちシオヤコレクションを利用いただくお客様にも、チャリティーショップが単なるリサイクルショップではなく、買い物や古着寄付が支援先(ペアレンツ団体と呼びます)を応援している、こんな活動に繋がっているということが理解されていることが何より大切ということがわかります。
そしてチャリティショップの役割として「寄付することのハードルを下げること」もひとつ。身近なところに困りごとはある。そして「服を持っていくだけで、楽しく買い物するだけ」で支援になることを知っていただき、参加していただきたい。
ペアレンツ団体と密に関わり共に歩みながら、効果的な広報物の作成発信など、チャリティーショップの目的を明確かつわかりやすくお客様に伝えられる仕組みや工夫が重要と考えています。
○そして、イギリスのチャリティショップはかなりスタイリッシュでカッコよい素敵な店構えなのです!
シオヤコレクションにも必ずライバルは出現します。出現してほしいと思っています。チャリティーショップが増え、身近な困りごとを身近なところで解決していけることが増えてほしい。
そのときに耐えうるシオコレらしいカッコよさ、魅力が必要です。やっぱりここで買い物がしたい、ここに協力したい、後に続きたいと思ってもらえる、今までの「チャリティー」のイメージを払拭する、店構え、内装、陳列工夫をする必要があります。
だからこそ内装工事に力を入れたい。
現在開催中のチャレンジショップ風景
みなさまからのファンドを大切に使い、私たちの理想の店舗に近づけるべく12月から奮闘します!
今後ともシオヤコレクションを引き続き応援していただき、クラウドファンディングページのシェア拡散をぜひよろしくお願いいたします!