クラウドファンディング達成率50%に到達!ありがとうございます!
vol. 3 2020-11-03 0
シオヤコレクションを応援していただき、ありがとうございます!!
たくさんの方が私たちに心を傾けてくださりクラウドファンディング達成率50%に到達することができました。深く御礼申し上げます。
本日は、シオヤコレクションがともに歩む NPO法人GivingTreeについてお話しさせていただきます。
シオヤコレクションが現在実施中のチャレンジショップ及び、5月からオープンする実店舗での売り上げの一部は、塩屋のNPO法人GivingTreeに寄付します。
GivingTreeは、塩屋で長く児童福祉に携わってこられた野口さんご夫妻と、社会的養護経験者で現在相談員をされている畑山さんが「里子・里親を支援する」取組みのために2017年に立ち上げられました。
この法人は、社会的養護にある児童・および、その出身者への自立支援、および児童を養育する、又は養育した里親を支援する事業を行い、社会的養護にある児童および出身者であるがために、社会的弱者となる可能性が高い者が、安心して地域社会で暮らすことができるような社会の実現に寄与することを目的としています。
【GivingTreeのさまざまな取組み】
① 里子、社会的養護経験者、里親さんへの電話相談やカウンセリングといった相談支援の実施。
② 「フォスターペアレント・トレーニング」 を実施し里親の方々が学べる場を提供しています。
これまで神戸市で21名の方がプログラムを修了しています。プログラムとして、里子との関わり方を学ぶ「ペアレント・トレーニング」、さらに、里子の途切れ途切れになってしまう生まれてからの記録や精神的空虚感を補い、子どもたちが生い立ちを受け入れながら育つための手立てである「ライフストーリーワーク」などを取り入れています。この活動は里親どうしが繋がり、悩みごとをシェアしたり支え合う機会づくりにもなっています。
③ 児童養護施設や里親家庭からの自立・自立後のサポートをしています。
特に児童養護施設出身の子どもたちは、帰る場所も頼る人もいない状態で即自立を余儀なくされるため、金銭的、精神的に追い込まれるケースが多くあります。GivingTreeは自立支援プログラム(奨学金・助成金)を作成し、経済的な支援をできるしくみを作っています。
○高校の入学準備金の給付奨学金 (突然中学生や高校生の里親になったり、里子が複数人になるケースもあり、サポートが必要となる)
○就職や冠婚葬祭時に必要となるスーツや、成人式卒業式の晴れ着への給付奨学金
○再引越しにかかる費用の助成 (はじめての職場や一人暮らしがうまくいかない里子も多く、それに伴う引越しのための助成)
○「ふるさとギフト」の郵送
3ヶ月に1回、必要な食糧や物品を届けるだけではなく、どのように過ごしているか、今何に困っているか、などを聞き出す機会にもなっており(子どもたちからの発信は少ない)、子どもたちが最悪の事態に陥らないためのセーフティネットとして機能し、生活支援、就職支援に繋がっています。
NPO法人GivingTreeはこれらの活動を全て寄付で賄っており、またその寄付額も今回のコロナ禍により、例年をはるかに下回り、厳しい状況が続いています。
※GivingTreeの日々の活動については、Facebookで発信されています。ぜひこちらもご覧になってください。
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シオヤコレクションは GivingTreeの活動に共感しています。
3月のチャレンジショップの際、ふるさとギフトの送料として、みなさんからのお気持ち(売り上げの20%)をGivingTreeに届けました。一人暮らしをする里子さんたちは塩屋の人たちが応援していることをとても喜んでいる、という話を野口さんよりうかがいました。リアルな気持ちを知ることができ、彼らと繋がっている感覚がより増して私たちもとても嬉しくあたたかな気持ちになりました。
そして私たちシオヤコレクションや塩屋に住む人たちにとって、野口さんが地域の身近な存在であり、人がらも知っていて(地域の子どもたちにかかわる、子ども食堂などの取組みも多数されている)、野口さんの長年向き合ってこられた熱意やその姿を直接見せていただいていることが、やはりとても重要であることを改めて確認しました。
GivingTreeの取組みを、もっと知らせ、広げたい。
シオヤコレクションはここ塩屋で、シオヤコレクションにかかわるすべての人たちの力を信じて、できることを増やしてゆくこと、それが私たちの喜びです。