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写真集「瀬戸内家族」をクラウドファンディングで実現!
遠い記憶を呼び覚ますような優しい風が吹く瀬戸内の島々。そのぬくもり豊かな風景と暮らしの姿を写真集にまとめ、一人でも多くの方々の手元に届けたい!出版プロジェクトにどうかご参加ください!
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写真家。1964年東京都生まれ。大学卒業後国内外への旅を繰り返し、写真と記事を多くの紙誌に発表。現在は東京、瀬戸内、インドを往還するなかで、それぞれの風土を通して人の来し方行く末に目を向けている。
遠い記憶を呼び覚ますような優しい風が吹く瀬戸内の島々。そのぬくもり豊かな風景と暮らしの姿を写真集にまとめ、一人でも多くの方々の手元に届けたい!出版プロジェクトにどうかご参加ください!
はじめまして。写真家の小池英文と申します。わたしはこれまでフリーランスの写真家として「風土と人」をテーマに据え、アジア諸国を中心に人々の暮らしを撮影し発表してきました。
インド・ガンガサガール島の沐浴風景 / 雑誌「風の旅人」・「この写真がすごい2008」に掲載
そんなわたしが瀬戸内と出会ったのは、いまから20年ほど前のことになります。瀬戸内の島に生まれ育った妻の実家を訪ねたのがはじまりでした。
たとえばそこが沖縄や北海道などであれば、気候風土や風習の違いもある意味予想の範疇だったかもしれません。しかし、瀬戸内には先入観や過度の期待を持ち合わせていなかったのがよかったのでしょう、東京に生まれ育った自分にとって、波静かな海に囲まれたその暮らしぶりは、新発見とも呼ぶべき驚きに満ちたものでした。
妻の実家の食卓を飾る海の幸山の幸
正月と夏休みには東京を離れ、妻の島の実家で過ごす。結婚して以来、それがわたしたち家族の毎年の決まりごとになりました。そこで改めて目を見開かされていったのが、東京とは違うもうひとつの時間が島に流れていることです。
季節のめぐりに寄り添った暮らし。親から子へ、子から孫へと受け継がれてゆく心と知恵。
島という場所には人間の生活様式や行動形態が純粋に温存されていることが多いものですが、それが郷愁を超えて、未来を照らすひとつのパラダイムを担うのではないか。
そんな問いに衝き動かされ、「瀬戸内」という風土を縦軸に、自分の「家族」を横軸に撮影を続けてきたものが、現在制作中の写真集「瀬戸内家族」です。
最近、瀬戸内の島に移住する若者が増えていると耳にします。
穏やかな気候とその景観の美しさゆえに、日本で最初の国立公園に指定されたのもこの瀬戸内です。しかし、近年多くの人々の注目を集める理由は、その美観によるものだけではないでしょう。
わたしたちは「経済成長」という錦の御旗を掲げて戦後70年を生きてきました。
昨日よりも今日、今日よりも明日は豊かになる。そうした発展願望をベースとしていまのこの社会を作り上げてきました。
しかし、それは本当に正しかったのでしょうか。発展し成長し続けることが、本当に人間を幸せへと導いてくれたのでしょうか。
島は狭い。しかし、その限られた空間のなかで生きる知恵を磨いてきたのが、島の暮らしではないでしょうか。
たとえば、発展ではなく継承。拡大ではなく循環させてゆくこと。
近年、多くの移住者が島に集まる背景には、そうした島の叡智が改めて見直されているところが大きいように感じられます。
実際、わたしたちは永遠に成長してゆく直線的時間を生きているわけではありません。
季節がめぐるように、水が地球をめぐるように、あるいは、あらゆる生命が生死を繰り返しながら脈々とめぐってゆくように、すべては大きな円を描きながら循環する時間のなかを生きています。
経済成長をひたすら追い求める現代社会を普遍的とするのか。あるいは、それを数万年に及ぶ人類史のなかでは逆に特異な社会とするのか。
「島」という存在を通して、いま改めて問うてみたいという思いがわたしのなかにはあります。
「瀬戸内家族」という題名が示すように、この写真集は「瀬戸内」を縦軸に、わたし自身の「家族」を横軸に編まれていったものです。
正直なところ、これがクラウドファウンディングにふさわしいテーマであるかどうか、とても迷ったのも事実です。しかし、こうしてみなさんの前に公表させていただいのは、家族という日頃は窺い知れないプライベートな空間だからこそ、クラウドファウンディンを通して社会に開かれていった方が作品として意味を持つのではないか、と考えたからです。
瀬戸内を舞台とした何気ない日常。その小さな風景を、ご支援いただくことよってみなさんの一人ひとりと共有できればとても嬉しく思います。そして瀬戸内の柔らかな風を、穏やかな波音を、少しでも身近なものに感じていただければ幸いです!
写真集1000部を制作にするにあたり、費用の一部をどうかご支援いただけないでしょうか?
現在、2017年1月発行(冬青社刊)に向けて、写真集の制作が進んでいます。
信頼のおける制作メンバーのもと、デザイン、編集作業も終わり、とても手応えのある仕上がりが見えてきました。
ぜひ一人でも多くの方々にご覧いただければと願っています!
ご支援のほどよろしくお願いいたします!
現在、写真集制作は最終段階を迎えており、あとは印刷、製本を待つのみになっています。
写真集の仕様は以下の通りになります。
判形・・・・・・・天地200×左右225㎜
印刷・・・・・・・カバー 4色
印刷・・・・・・・本文 4色72ページ+1色ページ8ページ
製本・・・・・・・上製本
写真点数・・・・・70点
総ページ数・・・・80ページ
印刷部数・・・・・1000部
そしてこれは大きなチャレンジになりますが、今回の出版をはじめまりの一歩として、この「瀬戸内家族」を今後20年間シリーズとして撮り続けてゆければと考えるようになりました。
ひとつの家族像を提示し続けることによって、私たちの来し方行く末の姿を改めて問い直してゆけるのでは、と思うからです。
かけがえのない瀬戸内の風景がこれからどう変わってゆくのか。
またその風景のなかで、子供たちをはじめとして、人はどのように成長してゆくのか。
今後、第二章、第三章へと、その活動を継続してゆくためにも、ぜひともご支援いただけると幸いです!
写真集の刊行と合わせて、2017年1月14日〜1月23日の期間中、コニカミノルタプラザ(新宿)で写真展「瀬戸内家族」を開催いたします。写真集とはまたひと味違った大きな展示プリントも用意する予定ですので、ぜひ足をお運びください!会期中はわたしもずっと会場にいる予定です。質問やご意見など直接お聞かせいただけるととても嬉しく思います!
会場:コニカミノルタプラザ(新宿)
会期:2017年1月14日(土)〜1月23日(月)
開館時間:10:30〜19:00 (入場は閉館の15分までまで)
会期中無休。入場無料。
詳細はhttp://www.konicaminolta.jp/plaza/
・写真集 「瀬戸内家族」
サイン入り写真集をお届けします。
・ ポストカード3枚組プラン
写真集「瀬戸内家族」に収められたもののなかから、3点をポストカードとしてお届けします。作品についてはこちらで指定させていただきますが、もしご希望がございましたら別途ご相談させていただきます。
・ 出版記念パティーご招待
写真集の出版を記念し、自宅にて宴を設けます。もちろん子供たちも同席予定。また、可能であれば瀬戸内から山野空海の幸を取り寄せられればと考えています(自然相手なので必ずしも収穫できるとは限らない旨ご了承くださいませ)。
夏の瀬戸内の食卓。3月は山の幸が中心になる予定です
瀬戸内家族_上京の宴
・A4 プリント額装
プリント1点(A4サイズ)額装したものをお届けします。 作品についてはこちらで指定させていただいたもののなかからお選びいただく予定です。また、もし写真集のなかにご希望の作品がございましたら、別途ご相談させていただきます。
・A3ノビプリント額装
プリント1点(A3ノビサイズ)額装したものをお届けします。 作品についてはこちらで指定させていただいたもののなかからお選びいただく予定です。またもし写真集のなかにご希望の作品がございましたら、別途ご相談させていただきます。
・瀬戸内ポートレート撮影
瀬戸内にてポートレートを撮影させていただきます。/ あなたおひとりでも、あるいはあなたのご家族やご友人と一緒でもかまいません。できあがりはA3ノビにプリント後、額装してお渡しいたします。なお交通費、滞在費についてはご自身の負担となる旨ご了承ください。また撮影日については季節を考慮し春先を予定しておりますが、相談してゆきましょう。
家族という極私的なモチーフを通して、人間にとって幸せとは何かをもう一度問い直してみたい。それが写真集「瀬戸内家族」に込められた写真家としてのわたしの想いです。
そしてこれがゴールではなく、今回のプロジェクトをきっかけとして、今後さらにこのテーマを撮り続けてゆければと考えています。
自分の後半生を賭けたテーマのスタートラインにようやくいま立てたような気がします。
どうかご支援のほどよろしくお願いいたします!
3500 円
7500 円
11000 円
残り7枚
20000 円
40000 円
55000 円
120000 円