関野さんの近況が届きました!<旧石器時代からのつぶやき5>
vol. 12 2024-10-30 0
こんにちは!クラウドファンディング(以下、CF)担当スタッフです。
スタートから2か月経過を目前に、ついに500万円を達成しました!
みなさま、熱い応援を本当にありがとうございます!
少し時間が空いてしまいましたが、
「旧石器時代からのつぶやき」その5をお届けします!
関野さんの二風谷での旧石器暮らし、当初はアイヌの伝統的な住居「チセ」を作る予定でしたが、
散策する過程であるものを発見しました。
以下、関野さんから届いた写真とメッセージです。
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旧石器時代からのつぶやき5「岩陰の発見と仮住まいの確保」
二風谷の川辺を歩いていると、川沿いに幅8mほどの岩陰を見つけた。この岩陰は洞窟というほどの深さではなく、奥行きが2m程度の浅い凹みであるが、旧石器時代の人々が一時的な住処として利用していた岩陰に近いものだった。川面からわずか1m強の高さしかないため、大雨が降れば浸水の恐れがあるが、近くには台地も広がっているため、増水時には台地に避難すれば問題はないと判断した。
岩陰は湿気が多く、天井や側壁がやや濡れているが、風雨をしのぐシェルターとしての役割を果たしてくれる。また、天井が低いため、立ち上がることは難しいが、葦や千茅を積み上げれば就寝スペースを確保できるだろうと考えた。私はチセを完成させる前の仮住まいとして、この岩陰を活用することにし、葦を用いて風雨の侵入を防ぐ簡易的な壁を設置するなどして居住空間を整えた。旧石器時代の人々がこうした自然の凹みや洞窟を利用して生活していたことを思うと、現代の住居とはまったく異なる住環境を身をもって体験できる。体が震えるほど、興奮していた。
2024.9.22 石器野吉晴
写真 関野吉晴
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いかがでしたか?
すごく立派な岩陰!暮らしやすさはいかばかりでしょうか。関野さんは実際にこの岩陰で10月中旬に1週間ほど寝泊まりしたそうです。寒そう...。
ところで「ここは本当に旧石器時代、旧石器時代....」と脳内補正しながら写真を見ていると、本当に関野さんがタイムトラベルしているように見えませんか???(私だけ?)
なんだかちょっと胸がざわつきます。ざわざわ...
さて、これまでの旧石器時代からのつぶやきに出てきた、野生の栗や、弓矢はどんな活躍を見せたのか。北海道の山中では熊も出没するそうですが、大丈夫だったのか???
その様子は次の「つぶやき」を待つことにいたしましょう〜!
(映像でも早く見たいですね...!)(映画へのご支援、ぜひよろしくお願いいたします!)
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◆関野吉晴 Instagram
https://www.instagram.com/yoshiharusekino/