9/26対談&近況報告
vol. 29 2013-09-30 0
コレクターの皆様、お世話になっております。
監督の宮本です。
先日9月26日に『嫌われ西野、ニューヨークへ行く』刊行記念と題して、お笑い芸人のキングコングの西野亮廣さんと対談させて頂きました。
会場であるスタンダードブックストアさんにニューヨークの個展費用をクラウドファンディングで集めた西野さんの相手に『SAVE THE CLUB NOON』の制作・公開費をクラウドファンディングで集めた僕をブッキングして頂いてこの対談が実現しました。
西野さんの絵本を事前にじっくり読んで、『嫌われ西野、ニューヨークへ行く』という本も読み、いろいろ西野さんに聞きたいこともたくさんあり、『嫌われ西野、ニューヨークへ行く』刊行記念というタイトル通り僕が西野さんにいろいろ質問させて頂こうと思って臨みました。
しゃべりのプロである西野さんと話させて頂くのはとても楽しみで、実際、予想通りとても楽しく始まりました。
い ろいろ質問しようと思っていたのですが、事前に『SAVE THE CLUB NOON』を観て会場にやってきてくれた西野さんから逆に僕への質問が立て続けに出て、僕が聞きたかったことも聞けず、風営法と『SAVE THE CLUB NOON』の話ばかりしてしまいました。ふと冷静になり、西野さんのファンの方が多いですし「西野さんに質問したいんですけど・・・」と言うと「今はいいですよ!」と返され、「今、風営法の話が盛り上がってるんやからこのタイミングで聞くことではない」という話芸的おしかりだと捉え、「確かに」と納得して 心置きなく風営法と『SAVE THE CLUB NOON』の話をさせて頂きました。しかし風営法の話は「壁に背中がついてたら、いくらノリにノっていてもセーフ」だとか「肩を揺らしたらアウト」だと か、ギャグみたいなことも多く、お客さんも笑ってくれていました。でも、これが漫才のネタならいいのですが、現実にそうなってしまっているので笑えない状況になってしまっています。休止に追い込まれた社交ダンスを楽しんでいた人達とか、摘発されたサルサバーの話も悪い冗談のようにもとれます。
クラウドファンディングの話や絵本や映画の話を2時間もしていました。気づけば2時間も経っていたのは西野さんがおもしろかったからです。
クラウドファンディングの話ではこれから始めようという方も複数いらっしゃって、メモをとっている方もいらっしゃいました。「クラウドファンディングを成功させるコツは?」とも聞かれましたが、正直言って本当に分かりません。おそらく企画の佐伯もわからないと思います。ただただ、コレクターの皆様の おかげとしか言えません。
対談途中に『SAVE THE CLUB NOON』の初めの10分を上映させてもらって、お客さんの顔を見ているとこの映画を作って良かったと思いました。
公開に向けての近況ですが、現在、チラシ・ポスター・前売りチケット・Tシャツ等のデザインを詰めている段階です。近日中に大阪、東京で行うマスコミ用の試写の準備にも取りかかっています。
配給・宣伝も自分たちでやりますが、皆様に御迷惑おかけすることないよう、しっかりやっていくつもりですので宜しくお願い致します。
コレクターの皆様に観て頂ける日を楽しみにしています。
宮 本 杜 朗 拝