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島根の地場を活かしたサウナを作りをクラウドファンディングで実現!
温泉街として日本で唯一世界遺産に登録されている島根県大田市温泉津町。かつて遊女宿、スナックだった建物を自分達でリノベーションし、島根の地場を活かしたサウナを作ります!そして人口減少問題の解決に正面から取り組みます!
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島根県大田市温泉津町(ゆのつちょう)に2021年12月設立。 デザイナー小林新也を中心に、里山再生を事業化することで地域活性に貢献することを目指した企業。 2022年4月、ヒト・モノ・コトが行き交う新時代のターミナル施設「時津風(ときつかぜ)」オープン予定。
温泉街として日本で唯一世界遺産に登録されている島根県大田市温泉津町。かつて遊女宿、スナックだった建物を自分達でリノベーションし、島根の地場を活かしたサウナを作ります!そして人口減少問題の解決に正面から取り組みます!
本プロジェクトへのご支援と熱い応援メッセージ、誠にありがとうございます!
連日に渡る皆様からの応援のおかげで、当初の目標金額をページ公開から9日という想像以上の速さで達成することができました。心より感謝申し上げます。
クラウドファンディング終了日まで残り1か月、私たちはストレッチゴールを目指すことに致しました。
次の目標金額はプラス100万円の【合計200万円】です!!
ご支援いただいた金額は、引き続きサウナ施設の施工費と、今後の運転資金にあてさせて頂きたいです。
実は当初の目標金額の100万円でも、施設の施工費用すべてをまかなえる金額ではなかったために、日々、解体作業や内装工事などできることはDIYで頑張っております・・・!また内装や備品も、限られた予算の中で・・・と必要な物だけに絞ろうと、きりつめていました。
初めてのサウナ運営のため、これからかかる光熱費や人件費などの費用が未知数・・・。コロナ禍で、本当にお客様に来ていただけるのかも不安に思っています。運営が安定するまでの間、どうにか乗り切りたい。ここまで皆様に応援していただいたので、その責任をしっかり果たしたい!そんな思いで、次のゴールに挑戦いたします!
次のゴール200万円を達成することができたら、以下の項目を実行します!
①サービスの向上
内装・備品にさらにお金をかけて、快適なサウナにしていきます!!レンタルポンチョやレンタルサウナハットなどの備品充実を検討し、サービス向上につなげていきます!!
②お祝い熱波
さらに、クラウドファンディングにご協力いただいた皆さまに感謝の気持ちをこめて、サウナ風-Kaze-にお越しの際には、スタッフ戸倉による【お祝い熱波】を送りまくります!!(たくさんの熱波を送れますよう、戸倉、腕鍛えます!!!)
③ととのいヘッドスパサービス
さらにさらに、セラピストの資格を持つスタッフ布施による【ととのいヘッドスパ(お一人様1回限り/約10分)】をサービスいたします!対象は、クラウドファンディング期間中(1月17日〜2月28日)にご支援を頂いた方全員です!!
必ずお読みください
※②、③はサウナ風-Kaze-利用時のサービスとなります。
※詳細は2月28日(月)クラウドファンディング終了後にご連絡いたします。
お友達にご紹介いただいたり、SNSでのシェア、このプロジェクトを広めていただくことでストレッチゴールの達成に近づきます。ストレッチゴールの達成にどうか引き続きご協力をお願いいたします!
皆様の力で、島根・温泉津に新しい風を吹かせましょう!!!
はじめまして。合同会社 里山インストールです!
数あるプロジェクトの中から、目を留めていただきありがとうございます!
「世界遺産の温泉街にサウナをつくる?自分たちで!?? え!?」
はい、私自身もいまだにそう感じております(汗)
2022年4月、サウナのある複合施設「時津風(ときつかぜ)」をオープンします!
ここ近年ブームとなっているサウナ。もれなくそのブームにのって、あれよあれよと沼にハマってしまった”ただのサウナ好き”の私が、仲間と出会い、運命に導かれ、歴史ある温泉街にサウナをつくることに・・・!しかし今回のプロジェクト、ただサウナ施設を作って終わりではないのです。
これは、人口減少や超高齢化といった町が抱える深刻な課題を解決し、これからの“持続可能な地方のありかた”を実現させよう!という、壮大なプロジェクトの1つにすぎないのです。
プロジェクトの全貌と共に、これからお話していきますね!
こんにちは!このプロジェクトページの進行役を務めます、合同会社里山インストールの 戸倉幹雄(とくら みきお)です。1988年生まれ、島根県浜田市出身。4年前に東京からUターンし、デザイナー&フォトグラファーとして活動しています。趣味はもちろんサウナ!地元のサウナサークルに入部したのがきっかけで、サウナにどハマり。結果、サウナに人生を捧げることになりました・・・!
皆さんはじめまして! 布施千暁(ふせ ちあき)です。1987年生まれ、島根県浜田市出身。3年前に福岡からUターンしました。アロマセラピスト、モデルとして活動しています。趣味はサウナとスケボー。サウナのお誘いがあればどこにでも行く”フッ軽女子”です!サウナが仕事になるなんて・・・最高!!!
そして、もう一人のメンバー。当プロジェクトは、この人なくしては語れません!!
合同会社シーラカンス食堂 / MUJUN 代表の小林新也(こばやし しんや)さんです。
はじめまして。クリエイティブディレクター・デザイナーの小林新也です。
私は、様々な職人とモノづくりをしています。デザイン、海外流通、刃物職人の後継者育成、刃物製造を行っており、特に職人の後継者問題を通じて、日本社会が抱える深い問題をこの目で見てきました。それを本質的になんとかしたいと思い、2021年初旬に島根県に山と田畑と物件のある広大な土地を買って、地元である兵庫県小野市と2拠点生活をしながら、22世紀に向けての「新しい里山暮らし」をデザインしようとしています。
「合同会社里山インストール」は、2021年12月に設立しました。
島根県の中ほどにある、大田(おおだ)市 温泉津町(ゆのつちょう)を拠点に、里山再生を事業化することで、地域活性化を目指しています。
【主な事業】
・自分たちで木を育て、木材にして使う、自伐型林業。
・地域内外から人を集め、協働して農業を行なう、コミュニティ農業。
・生産した木材や農作物を活用した、商品の開発・生産・販売。
・温泉街でのサウナ施設の運営(今回のプロジェクトです!)
実は、ここに書ききれないほどのたくさんの事業アイデアがあり、今後実現していきます!
さて、前置きが長くなりました。
“世界遺産の温泉街にサウナをつくる”というのがどういうことか、ご説明します!
私たちが拠点としている、島根県大田市温泉津町(ゆのつちょう)は、日本(というか世界)で唯一、世界遺産に登録されている温泉街がある町なんです。
町には、1300年前から湧き続けるといわれる温泉があり、その薬効は“万病に効く”と言い伝えられるほど。
さらにこの温泉、50度の源泉を薄めることなく掛け流しにしているので、とにかく熱い!!温泉から出た後には、滝のような汗が止まりません。
この薬効と熱さが、疲れを取るには効果てきめん。温泉津町は、知る人ぞ知る湯治場の町なんです。
元湯(もとゆ)という愛称で親しまれる”激アツ”温泉。あなたはこの熱さに耐えられるか!!!
この温泉と、温泉津町ならではの文化、さらに里山のエッセンスを融合させた、世界唯一のサウナを作ろうというのが、私たちのプロジェクトです!
こだわりポイントはここ!!!
まずは「サウナ室」。
熱源は薪ストーブです。もちろん薪は、里山から自分たちで切り出し調達したものを使います。先ほど紹介した「 元湯 (もとゆ)」の温泉水をロウリュに使用し、濃~い温泉成分と、熱々の蒸気を全身に浴びることができます。
室内は低めの2階建て構造になっていて、1階がぬるめ、2階が熱めになる予定ですが、おそらく、1階が熱くて2階がめっちゃ熱いとなることを予測しています。
サウナストーンもこだわります!温泉津町周辺の地域で、昔から使われていた「石州瓦(せきしゅうがわら)」の材料を使って、オリジナルのサウナスト-ンを開発!
実はこの「石州瓦」、世界一丈夫と言われるシロモノ。およそ1300度の高温で硬~く焼き締められるため、耐火・耐水・耐久性に優れています。
この「石州サウナストーン」を大量に積み上げて、薪ストーブで思い切り加熱!さらに室内の壁などにも特性「石州タイル」を使用することで、激熱・温泉津温泉らしい、アッツアツのサウナを作ります
積み上げたストーンの上には、鬼瓦を設置します。なんと、鬼瓦にロウリュするのです!鬼から蒸気がジュワ〜ッ!!想像しただけでもすごい迫力!サウナ室の守り神?!
蓄熱性があり、熱すると冷めにくいという石州瓦由来のタイルをふんだんに使用します!
さらに、里山再生のために間伐した竹や癒し効果のある香りや抗菌作用をもつ檜(ヒノキ)を使用し、山を持つ里山インストールならではの贅沢な空間を造ります!
こちらは「水風呂スペース」。
石州瓦と同じ地元の伝統工芸品であり、こちらも1300度で焼き上げられた石見焼の巨大水瓶(みずかめ)を設置し、水風呂は独自の濾過システムを検討中。いつでも冷たく清潔な水風呂で極上のととのいへと誘います。あれ?水瓶に誰か入ってる・・・!
「外気浴スペース」にもご注目。
1階と2階の2フロア設置。海と山の「風」を感じられる、心地よいスペースとなるように施工したいと思います。
外気浴スペースと、ととのい椅子は渋滞しないように余裕を持って配置します。ととのい椅子はインフィニティーチェアと里山インストール特性チェアを予定しています。ここでも里山の竹や木を使用し、里山の循環を感じ取れる心地よい空間を目指します。
ちなみに、混浴(水着着用)なので、家族やカップル、同僚など、どんな仲間たちとも楽しめるサウナになります。これが私たちが目指すコミュニケーションサウナです。
こだわり抜いた、世界唯一のサウナ作り!
しかし、なぜこうした事業を行なう必要があるのか?理由は地方が抱える課題にあります。
まずは私たちが拠点としている、島根県大田市温泉津町について、少しだけお話させてください。
海と山の狭間にひっそりと佇む、人口2500人ほどの小さな町、温泉津町(ゆのつちょう)。
江戸時代、世界の銀の3分の1を産出したという「石見銀山」の銀の積み出し港だったこの町は、その昔、大勢の船乗りや商人、鉱夫たちが行き来するターミナルのような場所でした。
“温泉がある港”であることから名付けられた、温泉津(ゆのつ)という地名のごとく、自然湧出の温泉に恵まれ、温泉街として大いに賑わったそうです。
当時の面影を感じさせるレトロな町並みは「石見銀山遺跡とその文化的景観」として、2007年に世界遺産に認定されました。(温泉街として世界遺産に登録されている場所は、世界唯一です!)
古くからの町並みや温泉だけではありません。この地域には、人々が昔から受け継いできた“営み”も残っています。
温泉津町(ゆのつちょう)は温泉街として栄えた一方、海・山に囲まれた厳しい自然の中の町でもありました。農業を行なうにも平地が少ないため、山を切り開き、段々畑や棚田をこしらえなくてはならず、冬には日本海から、強烈な海風が吹き付けます。
温泉津町が位置する、島根県西部・石見(いわみ)地域には、そんな厳しい環境を生き延びるために人々が生み出した知恵や工夫が、今もなおしっかり根付いているのです!
その1つが、伝統芸能「石見神楽(いわみかぐら)」です。
時に険しい山に入っては、木を切り倒し行なわれた開墾。春夏の大変な農作業を経て、実りの秋が訪れると、町にはお囃子(はやし)が響きます。その年の豊作を祝い、また次の年の豊穣を祈願するため、神社で舞が捧げられたのが石見神楽の始まりです。
それが時代とともに、観客を喜ばせようと演目が増え、お囃子や動きも派手に。木製だった神楽面は、軽い和紙製に、衣装には金糸銀糸の刺繍が施されるようになりました。絢爛豪華な石見神楽は、今も地元の人々にとって最高のエンターテイメントとして、誇られ楽しまれています。
秋が去り、寒さ厳しい冬になると、人々は内職にかかります。秋に刈っておいた「コウゾ」という植物を使った、和紙作りです。
その歴史は古く、なんと1300年以上前から行なわれていたとか!この地域で作られる和紙は「石州和紙(せきしゅうわし)」と呼ばれ、火事の際に井戸に投げ込んでも溶けない程に丈夫だったことから、大阪商人に好んで使われていたといいます。その強靭さから、今ではフランスなどの海外でアートの修復や、国内の文化財修復に使われています。
ちなみにこの石州和紙、石見神楽の神楽面にも使われています!激しい動きや汗にも耐えうる和紙の強靱さがなければ、伝統芸能の発展も無かったかもしれません。
そして最後に極めつけ。「石州瓦(せきしゅうがわら)」も、この地域の特産品です。
冬、日本海からの潮風に吹きさらされるこの地域では、家を守るために、寒さと塩害の両方に耐えられる建材が必要でした。そんな中、地元の土と釉薬を使い作られたのが石州瓦でした。瓦を焼く窯の温度は、およそ1300度!
瓦は高温で焼き締めるほどに、内部の気孔が少なくなり、雪の水分や海水の塩分が侵入しづらくなるといいます。この瓦があったからこそ、温泉津の景観が守られてきたと言っても過言ではありません。
こうした地元の文化や産業は、今もこの地域で、見て・聞いて・触れ、体感することができます。この“営み”こそが、この地域、ひいては日本の宝だと私たちは考えています。
長い歴史の中で育まれ残ってきた、温泉津の町並み、文化、産業。しかしながら、他の地方と同じく、人口減少や高齢化の課題を抱えています。
島根県は過疎化の最先端地域。その中でも温泉津町は、急速に人口減少が進んでいる、超過疎地域です。港として海運業が盛んだった温泉津ですが、鉄道や高速道路が整備されることにより、徐々に活気を失っていきます。石見銀山の世界遺産登録によって一時は活気を取り戻しましたが、それからおよそ15年が経ち、観光客も年々減少。若者たちは仕事を求めて県外に出て行き、今では人口の45%が65歳の高齢者となってしまいました。
このままでは、今ある「石見神楽」や、和紙・瓦作りも、後継者がいなくなり消えていってしまう・・・。そんな危機感を私たちは感じています。
お待たせしました、お待たせしすぎたかもしれません!戸倉です。さてさて、少し時間をさかのぼりましょう。時は2021年3月、世の中はコロナ禍真っ只中。オンライン上では、夜な夜な“あること”について語らう人々が集まる場所がありました。
その“あること”とは・・・はい、サウナです。もちろん、サウナです!!サウナを愛する人たちのことを通称「サウナー」といいます。
2021年初め、“聞くSNS”として話題となった「clubhouse(クラブハウス)」にて、連日連夜繰り広げられるサウナーたちの白熱サウナトーク。夜10時に始まり、早朝まで話し明かした日は数知れず。そこは、特殊な社会情勢が生み出した副産物とも言える、新たな大人のサ(社)交場でした。
そこでは、職業、年齢、性別、住んでいる場所、自分を覆う肩書きなんて一切関係なし。「サウナが好き!」という気持ちだけでどんどん輪が広がっていきました。ネット検索にも出てこない最新の情報をゲットしては、そこで仕入れた情報をすぐに実施。(サウナ沼突入〜ぅ!!!)そんなことを続けていたある日、Clubhouseにて島根✖サウナについて妄想するトークroomが開かれることを知りました。
「ここで主催者にしっかりアピールできれば、島根にすごいサウナ施設ができるかもしれない!?」私と千暁さんは、あらゆる“つて”を使い、島根とサウナについて熱く語ってくれる方を集め、その方々と島根✖サウナトークroomを盛り上げることに成功しました。
そこで出会ったのが、このトークroomを主催していた株式会社One Greenのメンバー。「医者が教えるサウナの教科書」の著者で日本サウナ学会代表理事の加藤容崇医師、ソーシャルインキュベーターSpero社の高橋ひかりさん、そして今回のプロジェクトのキーマンとなり、後に一緒に会社を設立することになった小林新也さんでした。
One Green(ワングリーン)による、日本各地に世界一のサウナをつくるという壮大な社会実験「ヴァルス計画」。この日のトークroomを機に「島根ヴァルス計画(仮)」が発足。温泉津でのリアルサウナ会議の開催がすぐに決定し、私たちも参加することになりました。
わずか11軒の民家のみの静かな集落”日祖(ひそ)”にある、人気の一棟貸し宿泊施設「HISOM(ヒソム)」。
その施設内の庭に、ロシア製テントサウナMORZH(モルジュ)が2台設置され、各地から集まった精鋭メンバーでサウナ会議 in テントサウナ!!サウナ発祥の地、北欧フィンランドでは重要な決断は会議室ではなく、サウナで話し合われるそう。私たちもそれにならい、ただでさえ熱いサウナの中で、熱いサウナ会議が行われました。
加藤先生(右から二番目)と3(サ)ウナポーズ!!Clubhouseと同様、一緒にサウナをすると出会ってからの時間、肩書きなんて関係ない!!1泊2日の短い時間ではありましたが、初めて会ったと思えないほどに心の距離が近くなったことを感じました。ここから島根サウナプロジェクトが始まりました。
このサウナ会議を機に、私たちは頻繁に温泉津へ足を運び始めました。小林さん所有の山へ行き、里山再生作業に参加。
そこには小林さんの掲げる未来のビジョンに共感する人々が全国各地から集まっていて、この作業を通じて交流人口が増えていくのを目の当たりにしました。みんなで汗を流した後は温泉に入って体を癒し、夜は温泉街にあるレストラン「WATOWA(ワトワ)」で食事を共にしました。
ここでは、”キッチンに立つシェフ”と”提供される料理”が数週間ごとに変わっていきます。シェフが変われば料理も変わるので、そんな目新しいレストランの噂を聞きつけた地元の人、観光客、そして全国から集うシェフの友人たちも訪れ、様々なバックグラウンドを持つ人との交流が毎晩行われています。「次はどんなシェフがくるの?どんな美味しいものが食べられるの?」
初めはそんな興味で行っていましたが、回を重ねるごとに「次はどんな人と、どんな話ができるだろう?」と、そこで過ごす時間を楽しみにしている私がいました。
京都の料亭で修行されたシェフ特製!温泉津の穴子を使った穴子丼。フワッフワ〜!
突如、中華料理屋さんが出現することも!!
美味しい料理とそこに集う人達との語らい。毎回違うものが集まってくるから、訪れる度に繋がりが増えていく。(このシステムすごいと思いませんか?)
里山と同様、ここでも交流人口が生まれていたのです。1人の人、1つの施設でこんなにも人と物の流れが変わっていくのか・・・。衝撃を受けると共に、温泉津という土地に愛着が増していくのを感じました。
そんな中、ある一報が突然やってきました。温泉街に建つ、かつて遊女宿(あそびやど)とスナックだった古民家物件を小林さんが購入したというのです。よくよく聞くと、宿泊兼サウナ施設を運営することが決定したとのこと。
「島根にサウナ作ってくれ〜!!」そう言った張本人である私は、ヴァルス計画と温泉津温泉が行うサウナプロジェクトの進行を近くから見ている”ただのサウナー”という立ち位置でした。しかし、里山再生作業に通い、島根サウナについての進行状況を横で聞きながら、自分なりの意見を伝えるにつれ、いつの間にか自分ごととして真剣に捉えるようになっていました。
大好きなサウナ、温泉津という土地への愛着、小林さんが掲げる未来のビジョンへの共感。そして最後は小林さんの「会社、作りません?」という一言。やりたい気持ちと、一緒にやりたい仲間がいる。それ以外なにを求めるというのか・・・こうした様々な思いが重なり、私たちは合同会社の立上げと共に、サウナをつくることになったのです。
具体的には以下の項目に当てる予定です。
サウナ施設運転資金・薪ストーブ制作費・濾過装置製作費・内装外装工事費・リターン費用など
古民家をサウナに改修するにあたり、クリアすべき課題がとても多く、当初の見積もり以上に費用がかかっています。解体作業の一部を会社メンバーと有志で行い、地元の人から協力をしていただきながら、自分たちで作業し、サウナを造っていくつもりですが・・・。
それでも水回りや電気関係など専門知識が必要な部分は、業者の方に工事をお願いしなくてはなりません。集まった支援金はそちらに使わせていただく予定です。
<お礼メール> 里山インストールから、サウナより熱い(!?)お礼メールを送らせていただきます!
<サ(粗)品タオル> 時津風オープン記念でつくる、皆さんお馴染みのサ(粗)品タオルです!サウナ、温泉のお供に、台拭き、お手拭き、なんでも使ってやってください!
<サウナチケット> 有効期限なしのサウナチケット。まずはサウナしに来てね〜!回数券はとってもお得ですよ!!!みんなで使ってね!
<サウナフォトプラン> サウナ1回利用券付き。サウナでととのうあなたのベストショットを撮影します!後日、メールにて撮影データをお渡しします。
<サウナ+温泉街フォトプラン> サウナ1回利用券付き。サウナと温泉街でととのうあなたのベストショットを撮影します!後日、メールにて撮影データをお渡しします。
<サウナ+温泉街+シークレットスポットフォトプラン> サウナ1回利用券付き。サウナ、温泉街、そしてスタッフおすすめマル秘スポットへスタッフが車でご案内。あなたの温泉津旅ベストショットを撮影します!後日、メールにて撮影データをお渡しします。
<温泉津宿泊+季節の里山作業体験プラン>
温泉津で私たちの”繋がりの輪”を広げてくれた、ゲストハウスに泊まれるプランです!地元の人や、観光客たちとの忘れられない思い出ができること間違いなし!宿泊先は、以下の4施設です。
・宿泊先と利用人数
WATOWA(1泊1名様)
温泉街にある、シェアリングキッチン方式を導入したレストランとランドリーが併設されたドミトリータイプのお宿です。
レストランでは、東京で予約必須のレストランの料理人から、フランス日本大使館の和食シェフ、旅するスパイスカレーの魔術師などなど・・・、様々な料理人が訪れ、腕を振るいます。ランドリーもあるので、海で遊ぶのが好きな人にはもってこい!
湯るり(1泊1名様)
温泉街のど真ん中!築150年の古民家を改装した個室型ゲストハウスです。温泉街の外湯や、WATOWAのレストランも徒歩圏内なので、温泉でゆっくり温まったあとは、美味しい料理に舌鼓・・・温泉津を大満喫できますよ。
燈Tomoru(1泊最大4名様まで)
温泉津で唯一のペットOKの一棟貸しの宿泊施設です。こちらも、温泉街の外湯やWATOWAのレストランへ徒歩圏内!ペットとの旅行を楽しみたい方にオススメです。
HISOM(1泊最大4名様まで)
温泉街から車で10分ほどの集落に佇む、一棟貸しの宿泊施設です。広々とした古民家の周りには、山の木々と、小さなビーチ。静かな自然の中で、自分たちだけのゆったりとした時間を過ごせます。
温泉津宿泊+季節の里山作業体験プランのご希望の方へ。必ずお読みください
①期間について
宿泊予約は以下の期間とさせて頂いております。 ご希望の季節を選んでください。 宿泊予定日については、メールにてやり取りを行います。 その際、連泊(※別途料金)についてのご相談も承ります。
予約は先着順となりますので、あらかじめご了承ください。
夏季:2022年6月1日(水)~7月19日(火)、8月17日(水)〜8月31日(水)
秋季:2022年9月1日(木)〜9月30日(金)
冬季:2022年12月1日(木)〜24日(土)、2023年1月4日(水)〜2月28日(火)
②里山作業体験の内容について
【斧研ぎ】
海外のワークショップでも大人気!小林新也が刃物の研ぎ方を教えます。
【薪割り】
自ら研いだ斧で薪割りをします!
【木の皮剥ぎ】
大木の皮を剥ぎます。綺麗に剥げるやり方教えます!成功すると気持ちいいですよ!
【季節の体験】
夏は田植え、秋は稲刈り、冬は焚き火など、自然を直に感じられる季節に応じた里山体験ができます。季節のお野菜やお米を収穫して食べたり、気候によっては近くの海で自分で(!)とった魚介を楽しむこともできます♪ ※上記は一例です。お越しいただく日によって内容が変わります。
「温泉津宿泊+季節の里山作業体験プラン」の詳細につきましては、支援確定後のメールにて随時ご連絡致します。
<VIP支援枠>
里山インストールを全面的に応援したいVIP支援枠です。サウナフリーパスカードの期間を1年・2年・3年・5年、さらには「一生分」とご用意しております!!!
・サウナについて
地元の職人さんから指導を受け、意見交換をしながら自分たちで造ります。そのため、最終的には初めのイメージ図と異なる部分が出てくる可能性があります。ご了承ください。ですが、サウナに込める思いは変わりません!!ご支援頂いた皆さんのご期待を超えられるものを造れるよう全力を尽くします。
・プロジェクト実行について
今回は「プロダクションファンディング」での実施です。目標金額に達しなかった場合でも集まった支援金を受け取らせていただき、自己資金で補いながらプロジェクトを進めていきます。リターンも必ずお届けしますのでご安心ください。
・宿泊付きのリターンについて
宿泊関連のリターンはご利用期間を限定させていただいております。ご支援確定後のメールにて具体的な日程調整などを行います。連泊(※別途料金)についてのご相談も承ります。
2021年12月 解体作業完了
2022年1月 時津風 施工開始(サウナ施工開始)
2月末 全施工完了
3月〜 ソフト面等の準備期間
4月14日(木)地元の方向けプレオープン1日目(午前中プレス向け)
4月15日(金)地元の方向けプレオープン2日目(午前中プレス向け)
4月16日(土)グランドオープン(午前中プレス向け)
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。
最後に、代表の小林から、このプロジェクトへの想いを伝えます。
今回のプロジェクトの舞台である大田市温泉津町は、先に書いたように、この地方を一言で表すと、”日本がしっかり残っている場所”だと私は感じています。暮らし、営み、文化、人間性などのこの地の内部にある魅力を、大阪にいた大学生時代から長年この地域に通い続けることで実感してきました。皆さんも石見を訪れると、きっと私と似たような気持ちになるのではないでしょうか。
ここ10年程は、日本の伝統産業に関わる中で海外への販路開拓をしてきました。かなりの時間を海外営業に使ってきましたが、主要な都市は日本の地方都市とそこまで変化がないことに気付きます。食もファッションも住空間もそんなに変わらない。グローバル化は平均化のようです。その分、独自性の高い文化は際立ちます。私が海外展開している日本独自の職人が産んだ商品は、他の国にはないものです。私のフィールドではこの独自性に”強さ”を実感します。その強さのようなものが石見には全体的にあるように感じています。
中でもその象徴が石見神楽です。生で観た人はみんな何かを感じます。私にとっては、文化を大切にしないといけないものだと気づかせてくれる存在です。
例えばの話ですが、国力が資金力だという思想があると思いますが、私は一番強いものは文化なのではないかなと思うのです。これも例えばの話ですが、そこにしかない言葉や暮らし、ものづくり、食べ物、風習、お金などがあるとします。グローバルな視点で見ると小さなもので一見弱い存在に見えますが、もしそこに行きたいとかそこの物が欲しいと思ったらどうでしょうか。その考えは逆転します。少し話がそれたようですが、つまりは石見そして温泉津にはそんな強い地域になるポテンシャルが残っていると思うのです。きっと数年後に海外から温泉津を目当てに人が来るはず。
このプロジェクトへの一番の想いは、端的にいうと”仲間を増やしたい”です。
先にお話したように、私たちが拠点としている島根県・温泉津町では深刻な人口減少・高齢化が進んでいます。これは島根県だけの問題ではなく、日本全体の問題です。しかし、問題と言っても避けることのできない現実なので、現実を受け入れて新しい発想で最善策を考えてポジティブに取り組んでいく必要があります。
温泉津は豊かな自然や里山、里海、温泉、世界遺産の街並み、素敵な古民家などの建築、漁港、旅館など、驚くほどハード面が揃っています。さらに石見神楽やマリンスポーツ、トレッキングやキャンプ場、地場産業、山や海の幸、地酒など、コンテンツやグルメも本当に充実しています。しかし、それらの主な従事者がいなくなるとどんなことが起こるのか。想像しただけでゾッとしますが、既にそれは始まっています。
先人達が膨大な時間をかけて築き上げてきたモノや自然の恵は目の前にある巨大な資源そのものと言えると思います。でもそれを活かす人がいなければ何にもなりません。
全体的な人口減少は止めることのできない現実ですが、私たちのような目線や気持ちを持った若者、近い将来従事者に成り得る若者はきっといるはずです。未来にポジティブに思考し動ける若者が事業承継したり、もったいないものを有効活用して価値を生み出したりするのではないでしょうか。こういうことができる人にとってはめちゃくちゃ可能性だらけの場所だと思います。おまけにユネスコ・世界遺産ですよ!
こういうことって、地域の人に加えて、よそ者がきっと必要なんじゃないかなとも思います。なぜなら、私たちもよそ者で、まさにそれを今経験しているからそう思います。ただ、何事も始める時って大きなお金が必要になりがちです。でも今はこうやってクラウドファンディングがあったり、国も必死に補助金を有効的に活用してくれる人に届けようとしているし、金融機関もそれに連動して必死です。でも、結局それを活用できる人が増えたり育たない限り、状況は今以下にしかなりません。
だから、“仲間が欲しい“。
定住してくれる人、数拠点の一つに選んでくれるような人、ある季節の数ヶ月だけ毎年過ごす人、いろんな住み方があっていいなと思うし、むしろいろんな方が関わってくれたほうが楽しくなるだろうと想像しています。ただ、今はあまりにも従事者が少ないので「やっぱり近い将来何人かの定住者仲間が増えたらいいな」なんて心の中では思っています。そんな理想だけがどんどん膨らんでいきます。理想はいくらでも言えるので、そこに近づくための手段を考えました。それがサウナなのです!
ここまで長い文章をお読みいただき、本当にありがとうございます。温泉津サウナは私たちの大きな最初の一歩で、かなり想いのこもった理想を叶える手段です。あらゆる立場を超えて“ヒト・モノ・コト“が接続・再接続する新しいコミュニケーションサウナを作りたい!!!これは私たちだけでは叶いません。ぜひ一緒に作り上げましょう!
皆さんの熱いご支援、お待ちしております!!!
このプロジェクトを応援してくださっている皆さまからのメッセージを紹介します!
Community Nurse Company 代表取締役 矢田明子様
同じ島根県の中に、こんなにも楽しんで、等身大で、課題解決って肩肘張らずにしなやかに着手してくれる人たちが誕生していることを嬉しく思います。自分たちなりの仮説を立てて、検証していく。しかもサウナだってよ笑!里山インストールの挑戦のその先の未来を見てみたい。皆さんもそうでしょ?絶対見た方がいい。問題解決って笑顔で人の輪が広がっていくことでこんなにもできるんだって、きっと感動すると思います。里山インストールの皆さんの挑戦を心から応援しています!
3000 円
3700 円
3700 円
SOLDOUT
5000 円
残り10枚
5500 円
6000 円
残り6枚
9000 円
残り14枚
9500 円
11000 円
37000 円
40000 円
50000 円
50000 円
50000 円
50000 円
60000 円
60000 円
60000 円
78000 円
78000 円
78000 円
100000 円
100000 円
100000 円
250000 円
500000 円
750000 円
1000000 円
3700000 円