【不動産事業免許、取得しました!】
vol. 33 2025-07-24 0
ついに、 株式会社milumaとして「不動産事業免許」を取得しました。
いやあ、正直…長かったです。笑
でもこの3ヶ月間、自分は
何のために働くのか、
どんな暮らしをしたいのか、深く向き合う時間にもなりました。
そしてこうして事業スタートを迎えられたのは、
クラウドファンディングでご支援くださった皆さんのおかげです。
本当に、心からありがとうございます。
これから僕が取り組んでいくのは、 「田舎に特化した不動産事業」です。
僕自身、尾道市向島の出身で、穏やかな風景とともにある暮らしに
何度も救われてきました。
そんな田舎には、 人のライフスタイルに良い影響を与えてくれる力があると感じています。
一方で、人口減少に伴って不動産業者が減り、
不動産流通にも負の連鎖が起きているのが現状です。
流通が滞れば人の移動も起きづらくなり、
さらに地域が住みにくくなる——
そんなループが各地で起きています。
田舎で不動産業をやるうえでの大きな壁は、
情報収集にかかるコストに対して、リターンが低いという社会構造の課題です。
僕は、 「自然のある場所で暮らしたい」と思う人がもっと自由に関われる社会をつくりたい。
そのために、地域の皆さんの手を借りながら、AIなどの技術も取り入れて、
田舎に最適化された不動産の仕組みを構築していきたいと思っています。
さとまる不動産のコンセプトは、
「みんなの暮らしを、みんなの手で」
不動産の流動性は、まちづくりに直結します。
でも、それに関わるのはとても難しい領域でもある。
だからこそ、僕たちがまず取り組もうとしているのが、
「さとまるマップ」という、
地域の“記憶”を“記録”に変えるAIツールの開発です。
そこに住む人だからこそ知っている情報。
昔の住人のこと、空き家のこと、防災の知恵、魅力的な景色、
地域に根づいた思い出。
そういった記憶をタグ化して地図に落とし込むことで、
福祉、防災、観光、不動産など、さまざまな分野の役に立つ
「情報の土台」をつくることができると考えています。
そしてこれは、現状の不動産業者が抱える
「情報収集コストの高さ」という課題を解決するツールにもなりうる。
みんなが記憶を少しずつ分け合うような形で、
不動産流通を後押しできたらと本気で思っています。
まだまだ、ビジョンが中心のフェーズではあります。
でも、今年の夏にはプロトタイプをつくって、
地域の方に試してもらう計画を進めています。
始まったばかりの挑戦ですが、全力で取り組んでいきます!!
あらためて、これまで支えてくださったみなさん、
本当にありがとうございました。
そしてこれからも、
どうぞよろしくお願いします!!
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