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三人之会、初公演。「胎内」の上演応援をクラウドファンディングで実現!
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「三人之会」とは、演出家・奥田知叡が生きているうちにどうしても一回は仕事をしたいアーティスト2名と組む3人組ユニットのこと。 第二回公演となる2023年度は、京都芸術大学大学院の同期でもある書家・今子青佳、映像作家・田詩陽と共に、ノーベル賞作家・高行健の「逃亡」を上演する。
「三人之会」とは、演出家奥田知叡が主宰する三人組ユニットです。初公演となる今回は、三好十郎の「胎内」を上演します。リアリズムの全盛期に書かれた本作を、映画作者と書家との共同作業を通じて上演します。
はじめまして。
奥田知叡(ともあき)といいます。
まず、「三人之会」についてご説明させてください。「三人之会」とは、演出家・奥田知叡が、生きているうちにどうしても一回は仕事をしたいアーティスト2名と組む3人組ユニットのことです。固定メンバーではなく、その年その年、どうしても一緒に作品を作りたい人にお声かけして、メンバーを決めていきます。
演劇は一人ではできず、二人では心もとなく、三人いて文殊の知恵というように、三人で考えながら動くのがベストだと思っています。
今回の「三人之会」のメンバーは、それぞれが友人でした。ひょんなことからお互い顔見知りだとわかり、それなら一緒に作品を作ろうととんとん拍子で話が進みました。
メンバーの一人、渕上夏帆さんが提案してくれたのが、三好十郎の「胎内」です。
そもそも「胎内」とは?
時は1947年の日本。とある事情で旅行中の《花岡金吾》と《村子》は、雨やどりも兼ねて山あいにある防空壕跡に身を隠す。薄暗い洞窟内は無人に思われたが、そこには同じく東京から来た《佐山富夫》がいた。会話を進めるうち、地震によって出口が塞がれてしまう。物資も次第に底をつきはじめてゆき…。
このように悲惨な結末を迎えそうな本作ですが、これまでの上演には共通した特徴があります。過去の公演のチラシを見ると、暗い中、三人の人間の顔が浮かんでいるものがほとんどです。閉塞感溢れる空間性と暗い⾊調で演出されることが多い本作ですが、暗く辛い時こそ、ちょっぴり笑いが欲しいもの。
今回はcolorful かつ奥⾏き強調した演出を通して再解釈を⾏います。
そのためには美術班の役割が大事です。今度の公演では、京都芸術大学の同期である書家今子青佳氏に装置、映画作者の田詩陽氏に映像を担当してもらい、私が照明のデザインを行います。「三人之会」の構成メンバーは3人だけですが、舞台作品を作るにあたっては3人でチームを組むことが大事だと考えているからです。
スタッフ班には、私が通っていた養成所の先輩である福本奈央氏、同期の塚本氏に来てもらい、チームとして、諸々の操作を行います。これまでお世話になった人たちのご縁から作られたプロジェクトチームです。
対面での稽古は12月からですが、オンラインでの読み合わせを通じて、作品への理解を深めています。
・奥田知叡
演出家。「三人之会」主宰。埼玉県出身。京都芸術大学芸術研究科芸術専攻に在籍中。修論のテーマは「三島由紀夫と能」。大学卒業後スタニスラフスキー・システムを学ぶため中国・北京の演劇学校に留学するが、アングラ演劇と能を「再発見」し、転向。近年関わった作品は『隔離』(2021・演出)、『劈山救母』(2022・字幕翻訳)など。
・滝本圭(佐山役)
1993年生まれ、茨城県出身。文学座附属演劇研究所57期生。クリオネ所属。生まれ持った個性と芝居への情熱を武器に、舞台や映像の分野で活動中。近年の主な出演舞台は『音楽劇 夜のピクニック』(演出:深作健太)、『野外劇 ロミオとジュリエット イン プレイハウス』(演出:青木豪)、『口ごもる人たち』(演出:永井愛)など。
・渕上夏帆(村子役)
1994年生まれ、茨城県出身。日本女子大学文学部日本文学科卒。在学中は唐十郎「特権的肉体論」の研究に勤しむ。10歳のときに演劇と出会い、それからずっと演劇が好き。演劇企画集団THE・ガジラ年間WS4期・5期修了。三好十郎「胎内」は、これを演れたら演劇やめてもいいってくらい好きな作品。平日は広告代理店OL。
ご支援いただいた資金は、12月28日から1月12日まで行う稽古の場所代として使わせていただきます。
稽古は1月1日のみ休み、あとは休み返上で80時間おこなう予定です。物価高の中なんとか安価に借りれる場所を確保しましたが、それでもなお皆様のご支援が必要です。
公演にかかる費用(スタジオ代・出演者及びスタッフにお支払いするギャランティ・機材費など)は全て自費です。
■お礼のメッセージメール
みなさまへのお礼のメッセージ、稽古から上演に至るまでの想いをメールでお送りさせていただきます。
■お礼のビデオメッセージ
三人之会から動画でお礼を伝えさせていただきます。撮影は劇場で行い、現場の雰囲気を少しでもお伝えできればと思います。
■ゲネプロのご招待
1月13日(金)夜17:00から予定しているゲネプロにご招待いたします。
■公演のご招待
1月14日から15日にかけての本番にご招待いたします。14日の15:00の回、19:00の回、15日の13:00の回、17:00の回、計4回を予定しています。
■「三人之会」次回公演にご招待
詳細は未定ですが、2023年度(2023年4月〜2024年3月)「三人之会」の次回公演に必ずご招待いたします。
■公演日時:1/14(土)15:00〜 19:00〜
1/15(日)13:00〜 17:00〜
■劇場:三鷹SCOOL(三鷹市下連雀 3-33-6 三京ユニオンビル5F)三鷹駅から徒歩3分
■前売り 3000
当日券 3500
お買い求めはLivepocketまたは出演者まで
■主宰:三人の会
全ての舞台公演に関して言えることですが、本番直前の検査で出演者にコロナの陽性反応が出た場合、公演の実施が難しくなります。
飲み会の自粛や、マスクを着用しての稽古など事前にできることを行い、万が一出演者に陽性反応が出た場合も、代役や一部演出の変更を行い、公演を行います。
公演を行う劇場は既に確保しており、出演者とスタッフも確定しました。あとは12月からの稽古を待つのみです。そのためにも、皆様のご支援をお願いいたします。
目標金額未達の場合は自己資金で補い、公演は予定通り行い、リターンも予定通り提供させていただきます。
11月 キャスティング及びスタッフが確定 スタジオ及び稽古場を確保済み
11月 チケット販売開始 映像・美術プランの作成
12月 映像・美術の作成
12月28日〜1月12日 稽古日
1月13日 三鷹SCOOLにて仕込み及びゲネプロ
1月14日 公演 ①15:00 ②19:00
1月15日 公演 ③13:00 ④17:00
1月中旬 リターンの手続き
三好の「胎内」という作品を読むと、暗くて陰惨で憂鬱な気持ちになる方もいます。まあ、山の中で閉じ込められて死を待つだけですから、悲観的になるのは当然です。
面白いのは、作者の三好十郎は「あとがき」で、「この作品はまだ上演されたことがないが、この作品に限り、上演されるのを誰よりも私自身が見たいと思う。見ながらゲラゲラ笑つてみたいのである。果して笑えるか? 問題だ」と書いているのです。
社会や生活、そして世界がますます厳しくなる中、ちょっぴり笑える作品を作りたいと思っています。ご支援何卒よろしくお願いします。
三人之会主宰 奥田知叡
2000 円
3000 円
5000 円
10000 円
15000 円