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新しい就労訓練プログラムをクラウドファンディングで実現!

誰もが自立・社会参加プロジェクト ちくさから新しい就労訓練プログラム確立への挑戦

仕事を通して心と心でつながり、互いに支え合える関係を創る「地域の困りごとお助け事業」

FUNDED

このプロジェクトは、2014年3月15日00:00に終了しました。

コレクター
1
現在までに集まった金額
3,000
残り日数
0

FUNDED

このプロジェクトは、2014年3月15日00:00に終了しました。

Presenter
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あいちコミュニティ財団は、愛知県初の市民コミュニティ財団です。県内の地域課題を「見える化」し、その解決に挑む市民公益活動団体(NPO)へ“志金”を融通することで、安心できる地域の未来づくりに取り組んでいます。

このプロジェクトについて

仕事を通して心と心でつながり、互いに支え合える関係を創る「地域の困りごとお助け事業」

仕事を通して心と心でつながり、互いに支え合える関係を創る「地域の困りごとお助け事業」

障害を抱えたことにより「障害者は仕事を選べる立場にない」と考えてしまう本人の思い込みの問題(障害者本人の壁)と、「見た目にはわかりづらい」という特徴から健康な状態と同等の労働力を要求してしまう労務提供側の問題(社会の壁)の2つの壁を乗り越え、これまでとは違う障害者の働き方を創り出すことで、精神障害者に対する社会認識の転換を図ります。公的制度で対応できない地域の困りごとと、精神障害者の職業訓練をマッチングする「地域の困りごとお助け事業」を立ち上げます。

本事業を通して、下記の3つを達成します。

1.障害者の「強み」を活かす能力開発
精神障害者に対する訓練内容の多くは「人と接するのが苦手」といった「できないこと」に配慮したものや、「一部の職種へ就職させることに特化した能力訓練」が多く、最終的な就職先や仕事内容は限定されているのが現状です。本事業は、地域の多種多様な依頼を仕事として受けることで、障害者の「弱み」だけでなく「強み」にも目を向けた能力訓練の機会を創出していきます。

2.地域の困りごと解決を通して、障害者のやりがいと自己肯定感を向上
本事業は、障害者が「お助け隊」として「窓拭き」「草むしり」「重い荷物の運搬」など、公的制度で対応できないまちのさまざまなニーズに応えていこうとする事業です。自分たちの力が誰かの役に立つという経験が、障害者のやりがいと自己肯定感の向上につながります。

3.精神障害者に対する社会認識の転換
本事業により精神障害者が地域の方と交流することで、彼らの「弱さ」も「強さ」もすべて含めて、ありのままの姿を見てもらえるようになります。仕事を通して互いが真剣に向き合っていくことで、障害者本人と社会の人びとが抱く「障害を持つと社会にとって負担にしかならないのでは」という偏見の解消へとつながります。

そして、本事業により「障害者の自立と社会参加促進」を進めることで、地域に「どんな人とでも互いに助け合えるのだ」という意識が芽生え、「助け合える地域の創造」の一助となることを私たちは目指します。

プロジェクト責任者の志:このプロジェクトに挑む理由

富田倫弘さん
〜障害のあるなしに関係なく、人と人がつながってほしい〜
学時代に親友がうつ病になるまで、私は「精神に障害を持った方」(以下、精障者)のことを「よくわからない恐ろしい存在」「自分たちとは違う存在」と偏見を持っていました。しかし、その親友はうつ病になった後も、今まで通りの「まじめで優しい」彼に変わりありませんでした。幸い親友には、私の他にも変わらず接し続けてくれる友人がいたおかげか、今は元気に働いています。

私自身はと言えば、大学卒業後に1年間、ニートをしていました。「親に迷惑をかけてばかりでなんともならない。死んだ方がマシだ」と何度も思いました。しかし、私にも変わらず接してくれた友人がいたおかげで、くじけても希望を持つことができ、今この仕事に携わらせてもらっています。これらの経験から私は「障害のあるなしといった偏見を持たず“ありのままを見てくれる人”が側にいれば、人生を前向きに生きていくことができるのではないか?」と考えるようになりました。

人はみな「怖そうな人」「まじめそうな人」といったように、多くの偏見を持って相手を見ています。でも、交流を重ねることでその偏見は薄れ、「ありのままのその人」を見られるようになります。そこから人との助け合い、支え合いが生まれ、互いの成長へとつながっていきます。これは精障者だけに限らず、すべての人に言えることです。しかし今の社会には、精障者に対する正しい理解がされておらず、社会からだけでなく、本人自身もが偏見を持っています。

一方、地域にはさまざまな困りごとを抱えている人がいますが、その原因の多くは「支え合える人がいない」ことだと思います。精障者がその解決に挑むことで互いに交流が生まれ、「弱さ」も「強さ」もひっくるめて「ありのままのその人」を見てもらうことができるようになります。それが障害のあるなしといった偏見を乗り越え、お互いに支え合える関係をつくっていくことにつながる。そんなプラスの循環をつくり出していくために、私はこのプロジェクトに挑みます。

フレンドレイザーの志:このプロジェクトを応援する理由

宮原知沙さん
〜私も紙一重の時期があったから、他人ごとには思えなかった〜
NPO法人アダージョちくさが挑戦する今回の事業は、精神障害者が地域の困りごとを解決するものです。また、事業を通して精神障害者の活躍の場ができ、さらに、安定的な収入を得られるようになれば精神障害者の自立につながる事業でもあるので、事業内容を聞いた時に「応援したいな!」と思いました。

私は仕事でまちづくりに関わっており、地域の人の困りごとを聞くことがあります。その内容は世代や家族構成などによってさまざまですが、日常的に困っているにも関わらず、公的な支援サービスでは対応できないものも多くあります。誰かにお願いできればいいのですが、核家族化が進み、地域のつながりが薄れている結果、家族同士やご近所同士で助け合うことも難しくなっています。そこで、日常的な地域の困りごとを解決する事業があるといいなぁと思っていました。

また、私がこの事業を応援する理由はもう一つあります。私はずっと自分に自信が持てず、理想の自分と現実の自分のギャップに苦しんでいました。周囲の評価や世間体を気にして、自分の存在意義がわからず、居なくてもいいのではないかと思っていました。その状況を振り返ることができるようになったとき、精神的に追い詰められていたことに気づき、精神疾患が遠いことではなく隣り合わせのものだと思うようになりました。

地域の人の困りごとを解決することは、地域の人たちの日常的なストレスを解消することになります。また、日常的な困りごとを人にお願いできるようになる中で、助け合える社会への一歩になるのではないかと思います。この事業は、地域の人にとっても、精神障害者にとっても、地域にとってもよい、魅力的な事業です。誰もが助け合うことができ、助け合うことで互いに輝くことができる社会に向けて、「+」のスパイラルを生み出す事業だと思います。一生懸命に応援していきたいと思います。

資金使途

□備品購入費の一部
「地域の困りごとお助け事業」を立ち上げ、精神障害者が「窓拭き」「草むしり」「重い荷物の運搬」など、公的制度で対応できないまちのさまざまなニーズに応えていきます。自分たちの力が誰かの役に立つという経験が、障害者のやりがいと自己肯定感の向上につながります。作業服や作業ヘルメット、工具類など、お助け事業に必要な備品購入費の一部にしたいと考えています。

□広告宣伝費の一部
今回の事業で実施する「地域の困りごとお助け事業」を地域で困りごとを抱える人に知ってもらい、この事業を利用してもらうために、ホームページやチラシを作成します。広報に必要な宣伝費用の一部にしたいと考えています。

特典

特典(1)…3,000 円
・利用者が製作した特製ぐるっぴーマスコットグッズ
特典(2)…5,000円
・特典(1)+交流会参加券(お助け事業に関するご要望・ご意見をお聞きします)
特典(3)…10,000円
・特典(1)(2)+お助け事業トライアル利用券1枚(1時間相当)

リターンを選ぶ

  • 3000

    3000円リターン

    • 利用者が製作したオリジナルマスコットキャラ「ぐるっぴー」グッズ
    • 1人が応援しています。
  • 5000

    5000円リターン

    • 利用者が製作したオリジナルマスコットキャラ「ぐるっぴー」グッズ
    • 交流会参加券(お届け事業に関するご要望・ご意見をお聞きします)
    • 0人が応援しています。
  • 10000

    10000円リターン

    • 利用者が製作したオリジナルマスコットキャラ「ぐるっぴー」グッズ
    • 交流会参加券(お届け事業に関するご要望・ご意見をお聞きします)
    • お助け事業トライアル利用券1枚(1時間相当)
    • 0人が応援しています。