目標達成しました!みなさまありがとうございました!
vol. 38 2022-08-10 0
ご支援者のみなさま
おかげさまでクラウドファンディング終了しました。
開始当初の目標、300万円を大きく上回る3,474,880円、ご支援者数328人という、
とてもありがたい結果になりました。
全てのご支援者様に改めて感謝を申し上げます。
監督の私が実質的にひとりで宣伝・配給を担うことは難しいことかと思って始めましたが、
こうしてたくさんのご支援をいただけると、決してひとりだけで行う興行ではない、
みなさまの応援をいただいているのだと実感しています。
現時点での公開決定館は19館ですが、さらに増やしていけるように日々劇場への営業活動を行っています。映画興行は不思議なもので、大きな予算と有名なキャスト・スタッフ、全国300館以上の劇場で公開されたとしても、わずか1週間で打ち切りになるものもあります。一方で低予算でたった1館から始まった映画が評判を呼んで世界中で公開されることもあります。すべては作品の持つ力と作品を愛してくださる方々が結果を生みます。
今、映画は色々な方法で観られています。劇場公開をせずにネットで配信することもDVDの販売だけに留まることもあります。劇場公開はお金がかかる興行なのでリスクを伴うことが、”映画の劇場離れ”という現象を生んでいます。
しかし、本作の使命のひとつには、一人でも多くの脱原発志向の方を作ることにあります。
そのためには、劇場公開が最も有効です。劇場という場所は誰にでも開かれています。たとえば、デートで『アベンジャーズ』を観に来た人が、家族で『アンパンマン』を観に来た人が、本作のポスターやチラシ、予告篇に触れることで「原発って関心なかったけど、観てみようかな?」と感じ、実際にご覧いただけたなら、樋口英明さんの脱原発理論を納得し、脱原発活動に参加するようになるということも起こり得ます。そして、ソーラーシェアリングの素晴らしさに触れることで再生可能エネルギーの可能性を強く信じるようにもなってくれると思います。
誰にでもに開かれた劇場という場所は、社会を変える力を秘めています。そして、映画には社会を変えてゆく力があります。みなさまの応援で本作を広めていただき、一緒に原発のない社会を作って行きましょう。
この度はご支援ありがとうございました!
劇場でお会いしましょう!!
『原発をとめた裁判長 そして原発をとめる農家たち』監督・小原浩靖