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幣隆太朗の「アルペジョーネ・ソナタ」BD制作をクラウドファンディングで実現!
これまで10年以上、日本とドイツを行き来しながら演奏活動を続けるコントラバス奏者 幣隆太朗が、シューベルトの名曲「アルペジョーネ・ソナタ」を収録したBD(ブルーレイ)を制作します。
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ドイツ在住の日本人コントラバス奏者 幣隆太朗 のアシスタントチーム。 【幣隆太朗プロフィール】 兵庫県神戸市出身。東京藝術大学を経てドイツ・ヴュルツブルク音楽大学、同大学院修了。2007年より現在に至るまでSWR交響楽団(旧シュトゥットガルト放送交響楽団)に在籍し、2010年よりサイトウ・キネン・オーケストラの公演にも参加している。ドイツ国内外でのソロリサイタルの他、小菅優、樫本大進、庄司紗矢香などとも室内楽を共演。特に日本では、10年以上にわたってリサイタルツアーを開催。これまでに文屋充徳、奥田一夫、河原泰則、永島義男、南出信一、村上満志、山本修、マティアス・ヴィンクラーの各氏に師事。
これまで10年以上、日本とドイツを行き来しながら演奏活動を続けるコントラバス奏者 幣隆太朗が、シューベルトの名曲「アルペジョーネ・ソナタ」を収録したBD(ブルーレイ)を制作します。
皆さまはじめまして。本プロジェクトのページをご覧くださりありがとうございます。
私はドイツのシュトゥットガルトという街に拠点を置く、SWR交響楽団(旧シュトゥットガルト放送交響楽団)に所属しているコントラバス奏者の幣隆太朗と申します。
この度、「もっともっと多くの人にコントラバスの魅力と私の活動を知って欲しい!」という想いから、コントラバスのソロによる演奏を収めたBD(ブルーレイ)制作プロジェクトを立ち上げました!演奏するのは、シューベルトの「アルペジョーネ・ソナタ」です。
シューベルトの「アルペジョーネ・ソナタ」自筆譜(表紙)
私はコントラバス奏者の父親と、ヴァイオリン奏者の母親のもとに生まれ育ち、8歳のときにピアノを始めました。母親いわく、私は自分から「ピアノをやりたい」と言ったらしいのですが、覚えていません(笑)。
しかしピアノには全くはまらず、10歳のときに厳格な父親がどこからか「ピッコロコントラバス」というのを仕入れてきて、「お前今日からこれを弾くよな?」と言われ、怯えながら、「わかった。」と言ったことを覚えています。(笑)
毎年夏には「コントラバス合宿」と称したマスタークラスも開催し、後進の育成にも力を入れる。
その頃は野球クラブにも所属していて、並行してコントラバスを練習していました。当時は野球の方が好きだったし、野球の練習を終えた後に、コントラバスの練習をするのは本当に大変でしたが、高校進学の際に音楽高校へ行くことを決め、コントラバスに専念することにしました。
高校に進学してからは女子の多い学校にあまり馴染めず、楽器も心の底から好きなのかどうかわからずに過ごしていたのですが、とにかくコントラバスの練習は続けていて、苦労しながらも東京藝術大学へ進学することができました。
大学生活で待っていたのは初めての一人暮らし。それも東京での一人暮らし。ずっと関西で育った僕には、思春期特有の年代も重なって、「外に出るのも嫌だ」と感じるほど、大げさな言い方ですが、人生のどん底を味わいました(今でもあの時が一番辛かった)。
そんな多感な時期に、世界的なチェリストとして著名なヨーヨー・マが演奏するバッハの「無伴奏チェロ組曲」を聴く機会があり、その音楽・演奏に感動して涙が止まりませんでした。あの美しさと、圧倒的な表現力に心を奪われ、音楽が人生を救うというのは、こういうことなのかと、心から底から思ったものです。
以来、私にも同じようなことが音楽でできないか? おこがましくも人の心を打つ演奏ができないか、と強く思うようになりました。そして、叶うのなら、かつて、自分を救ってくれた音楽の力を、私の演奏を聴いてくださる方々にも、感じていただけることができないか? と考えるようになったのが、私の今の活動の原点なのです。
2016年のリサイタル活動が評価され、音楽クリティッククラブ賞を受賞(2017年1月)
皆さまはコントラバスという楽器にどの様なイメージをお持ちですか?
「電車でときどき見る大きな楽器だった?」という印象の他に、「JAZZで『ボンッボンッ』と弦を弾いている楽器」や、「オーケストラの後ろで並んで弾いている楽器」といった様子を思い浮かべる方まで、いらっしゃることでしょう。
SWR交響楽団コントラバスパート(2017年3月)
そう、どちらかというと縁の下で支えている地味な楽器というイメージがあるかもしれませんが、私はこのコントラバスで、一人で舞台に立って演奏するソロ活動を10年以上続けてきました。そして、大変ありがたいことに、本当に少しずつですがこの楽器の魅力を、たくさんの方の協力によって、認知していただけるようになってきました。
クーセヴィツキーの「コントラバス協奏曲」リハーサルより(2010年6月:左)
ドイツにおいても、コントラバス協奏曲のソリストとして舞台に上がる(2016年10月:右)
さらに現在、私は36歳にして、自分の演奏に確固たるものが出来てきたと、自信が(少しずつではありますが)芽生え始めてきたと同時に、この年齢でしか残せない演奏があるのではないか?と考えるようにもなりました。
そこで2017年11月に神戸、名古屋、広島、福岡で開催するリサイタルツアーを終えた後に、「今の私の演奏」を撮影し、映像(ブルーレイ)として残す企画を考えました(映像はコンサートでのライブ演奏撮影ではなくスタジオでの撮影を行ないます)。
これまでに、ピアノ奏者 小菅優さんとのデュオCDも制作
なぜ映像作品なのか? CDなどの音源ではダメなのか? と疑問に思われる方もいらっしゃるかもしれません。それぞれに良さがあって、例えばCDなら、聴覚を集中させ、演奏姿を想像で補うといった楽しみ方がありますね。私も、コントラバスの低音と高音の美しさを耳で楽しんでいただきたいのですが、それだけでなく、私が、どのようにしてこの大きな楽器を使いこなしているのか、そして読んで字の如く体全体を用いて、全てのパワーを音楽に注ぎ込んでいる姿を、皆さまの目でご覧いただけたらと考えています。
沖縄県でのコントラバス・コンサートより(2017年10月)
また、撮影は、私が、映像作品を観て気に入り、撮影をお願いしたい、と映像監督に依頼しました。私と監督の共同で、シューベルトの音楽にふさわしい詩情豊かでシネジェニックな映像作品を、皆さまの心にお届けすることができたら幸いです。
【映像監督】
橘ララら
幼少の頃からカメラに馴染み、11歳頃から父が持っていたビデオ機器で撮影を始める一方で、音楽にも興味を持ち、チェロを白石将、上村昇、河野文昭の諸氏から学ぶ。現在は、エンターテイメント会社に勤務する傍ら映像制作活動を行う。音楽への深い造詣を感じさせる作風は音楽家からの支持も多い。
▼スケジュール
11月17日(金)・・・リサイタルツアー神戸公演(詳しくはこちら)
11月19日(日)・・・リサイタルツアー広島公演(詳しくはこちら)
11月20日(月)・・・リサイタルツアー福岡公演(詳しくはこちら)
11月22日(水)・・・リサイタルツアー名古屋公演(詳しくはこちら)
全公演終了後、BDのための演奏をスタジオ収録。完成予定:2018年夏ごろ
フランツ・ペーター・シューベルト(1797年〜1828年)
コントラバス奏者の父の家には、コントラバスのCDがたくさんあって、シューベルトが作曲した「アルペジョーネ・ソナタ」という楽曲を収録したものもありました。それを子供の頃に聴いたのが、この曲との出会いです。
この曲を、初めて聴いたとき、感動で体に電気が走るような感覚がありました。そして、「いつか弾いてみたい!」と思うようになりました。しかし、「格好良い!」にしか思わなかった子供の頃の感想も、大人になるにつれ「なんて深い曲なのだろう!」と真価がわかり、「演奏するのもおこがましい」という想いに変わってしまいました。
ですが、一念発起して、2016年のリサイタルツアーで、この曲をメインのプログラムとして取り上げることを決め、この素晴らしい楽曲を人前で演奏する怖さを感じながらも、必死で勉強すると、しだいに、曲に対する愛着が湧いてきて、大きな何かに引っ張られるような演奏ができたこともありました。
そして何回か本番を経験した今を映像に残せたら! それを、皆さまの心に届けることができたら! なんて幸せなのだろうと思います。
【楽曲解説】
シューベルトによる自筆譜の冒頭
シューベルトの「アルペジョーネ・ソナタ」イ短調 D821
アルペジョーネとは、1823年から1824年にウィーンのギター製造者ヨハン・ゲオルク・シュタウファーにより発明された6弦の弦楽器のことをいう。その特徴は、チェロを一回り小さくした本体に、ギターのようにフレットがついており、弓でこすって音を出す。そのため、当時は「ギター・チェロ」という愛称でも呼ばれたが、今では演奏機会に接することが非常に稀なほど、ほとんど忘れられた存在でもある。したがって、現代では、音域が近いチェロで演奏されることが多いが、4弦のチェロにとって、非常に高い技術力が要される楽曲の代表格でもある。今回は、コントラバスで演奏されるため、より高度な技巧が必要であると同時に、シューベルト特有の深く美しい繊細な音楽として表現する面もあり、名技性と音楽性が問われる作品である。
©︎Nancy Horowitz
彼女との出会いは、今年の3月にミュンヘンでシューベルトの「ます」を共演したときでした。名手揃いのメンバーの中でひと際目立って、音楽に没頭する彼女を見たとき、「これは彼女となら素晴らしいものになるのではないか」と感じました。その演奏会の後、すぐにこういうプロジェクトがあるとオファーをしたところ快諾していただきました。
BD収録の前には日本でのリサイタルを開催する予定で、彼女との共演を、今から大変心待ちにしています。
本プロジェクト最大の目標である「コントラバスの魅力と幣隆太朗の演奏を多くの人々に届ける」ことを達成すべく、全てのリターンにBDを組み込ませていただきます(送料無料)。コントラバスのイメージを覆す最高の演奏をお届けしますので、どうぞご期待ください!
※なお、BDの発送は2018年夏ごろを予定しております。
◆サンクスカード
ご支援者様への感謝の気持ちを込めた手紙(幣隆太朗の直筆メッセージ入り)
◆映像収録の特典
収録中の様子や、幣隆太朗とアンナ・マグダレーナ・コーキッツの表情などを様々な形でお届けします。
◯収録の様子を収めた写真2枚
◯収録の様子を収めたレポート(報告書)
◯収録の様子を収めた特典映像の視聴権(YouTubeなどの非公開URL)を獲得
◯収録のために使用したアルペジョーネ・ソナタのコントラバス譜(書き込み等あり)
◆BDブックレットにお名前を記載
本プロジェクトチームの一員として、ご支援者様のお名前を記載させていただきます。
匿名やペンネームでの記載も可能です。
◆幣隆太朗によるコントラバスレッスン(個人・グループ)
幣隆太朗の日本帰国時に、コントラバスを演奏される皆さまへ特別レッスンを開催いたします。
レッスン日時、時間、内容、交通費等は要相談です(個人レッスンの目安:1時間以内)。
※交通費:東京近郊または関西圏であれば不要。
※帰国時期:2018年2月中旬、8月ごろなど(詳細はご連絡いたします)。
◆2017年11月の国内リサイタル非公開音源
神戸、名古屋、広島、福岡のいずれか1ヶ所(指定不可)におけるリサイタル音源の一部をお届けします。
◆ご支援者様がご希望する1曲を収録した非公開音源
コントラバスのソロによる曲目を1曲収録してお届けいたします。
◆プライベート・ミニコンサート開催権利獲得
ご支援者様のために幣隆太朗のソロ・コンサートを開催させていただきます。
演奏内容は30分〜1時間程度のプログラムで、会場・交通費等は要相談となります。
ご支援いただいたお金は以下の用途のため、大切に使わせていただきます。
・撮影、録音用機材使用料
・スタジオ使用、ステージセッティング費用
・ピアノ調律、使用料
・BDプレス、発送費
・出演者の旅費(交通費・宿泊費など)
本プロジェクトは目標額に満たなかった場合でも、その時点までにご支援いただいた金額をもとに実行されます。しかしこのクラウドファンディングに成功すれば、コントラバスの魅力を更に知っていただけることになると、強く思っています。
皆さまに、このプロジェクトをご支援いただけるならば、こんなに嬉しいことはありません。
これからのコントラバス奏者、幣隆太朗の応援をどうぞよろしくお願いいたします。
3000 円
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SOLDOUT
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