クラファン終了まで後1ヶ月となりました!
vol. 7 2024-05-01 0
クラファン終了まで後1ヶ月!!!
こんにちは。企画と主演の平岡修二役を務めております、樹です。
クラファン終了まで後1ヶ月となりました。まずはこれまでの間ここまでの支援額をくださった支援者の皆様、改めて本当にありがとうございます。
以前もこちらのアップデート記事に書かせていただいたとおり、日に日に増えていく支援者様からのご支援の気持ちで日々胸がいっぱいです。毎日支援者様のお一人お一人に対し、監督の八木やスタッフとありがたみを噛み締めております。
こちらの記事やInstagramのライブ配信等でこの企画の成り立ちといいますか、製作スタートまでの物語はある程度お話ししたかと思いますが、今日は僕の極めて個人的な生活の変化と思いについて書かせていただければと思います。
この企画は去年の夏始動し、すごいペースで撮影スタートに至ったと以前申し上げましたが、その苦労はキャスティングやスタッフィング、作品の方向性の決定だけではありませんでした。恥ずかしながら、僕も監督の八木も貯金に余裕のあるような人間ではなく、まず撮影する費用をどうしようかというところが現実問題としてありました。
ざっと計算してこれくらいかかるなあ、僕と八木の全財産を足しても驚くほど足りない。かといって撮影するためのお金をクラウドファウンディングするのは計画性が無さすぎるのではないか?できた作品を遠くに運ぶことにクラファンを利用させていただいた方がいいのではないか?と。それから製作費を出していただける会社やスポンサーのような人を探そうかとも考えました。そのようなお話もいくつかいただきました。ですが、同世代で作っていこうという団結力あるチームとこの作品が大人の方達が加わることでどこか手元から離れていってしまうのではないかと感じ、僕らだけで作ることを決めました。
そこからはまあ馬車馬のように働きました(笑)昼は日雇い、夜は居酒屋バイト。他の撮影や仕事もできるだけ引き受けました。飲み会は減らして、服もカメラも売りました。電車は自転車に、外食は自炊に。節約するたびに、あれ、こんなに今まで生活にお金をかけてたんだな、、僕、、と驚きました。これはなにも頑張った自慢でも御涙頂戴でもありません。その生活が僕はとても幸せに感じられました。目的や目標があって、そこに向かってする努力や苦労はとても有意義で、ただただすぎていく日常とはかけ離れた充実さがあったからです。
働きながら、自転車に乗りながら、あそこのシーンの修二は何考えてるんだろうと考えたり、次の読み合わせでみんなにあんなことを聞いてみようと思ったり、毎日一分一秒がROPEでした。今もそうです。
そんな毎日を送り、遂に撮影となった時は更に高揚しました。あれだけ考えていた作品が動き出すのだと。これは俳優部だけでなく企画から入ったから故の特有の感覚だったと思います。みんな友達だけどみんなもちろんプロで、お芝居で化学反応が起こったり、意見を交わすことで現場がちょっとピリッとしたり、八木が嬉しそうな顔をして撮影に臨んでたり、どの瞬間を切り取ってもとても贅沢な時間だったと思います。
そんな作品も撮影が終わり、編集段階に入っております。僕らはたくさん戦いました、試しました、準備しました。まだ完成の映像はできてませんが、一つだけ言えるのは今の全部をこの作品に乗せることができました。
本当に、本当にできるだけ多くの方に観ていただきたいです。皆さんのお力をどうかお借りできないでしょうか。目標金額の350万まで引き続き応援の方よろしくお願い致します!!!
樹