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メキシコでアートコミックの出版をクラウドファンディングで実現!
リソグラフ印刷とは「ずれ」や「かすれ」が魅力のレトロな風合いの印刷方法です。それをフル活用したアートコミックを、日本語とスペイン語のバイリンガル版で、メキシコの出版者さんから世に送り出すプロジェクトです。
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□本が好きです。読むのも好きだし、作るのも好きです。好きが高じて私設図書館も立ち上げました。 □メインの表現方法は文筆で、これまでに3冊の詩集・文集を作ってきましたが、結婚した相手が外国人で僕の作品が読めません。なので結婚を機に「言葉」を超えた表現の世界を模索中。 □その結果、写真集を出版。そしてそれを機に今度はアートコミックブックをメキシコの出版社さんから出していただける機会に恵まれました。 □全ページリソグラフのアートコミック! ご支援頂けたら嬉しいです!!
リソグラフ印刷とは「ずれ」や「かすれ」が魅力のレトロな風合いの印刷方法です。それをフル活用したアートコミックを、日本語とスペイン語のバイリンガル版で、メキシコの出版者さんから世に送り出すプロジェクトです。
プロジェクトをご覧いただき、ありがとうございます。長瀬進之介と申します。これを皆様が読んでいる間、僕はメキシコにいます!日本から時差14時間、ほとんど地球の反対側で今僕は本を作っています。
僕はZINEと呼ばれる小冊子を発行する活動をしてきました。いわゆる自費出版活動です。
僕は本が好きです。読むのも好きだし、作るのも好きです。本を作るときは、執筆から編集、デザインまで全てを手掛けます。本を一冊丸ごとプロデュースできる楽しさ、自由であること、それがZINEの魅力なんです。
これまでに4冊のZINEを発行してきました。最初の3冊は詩集・文集。僕の好きな世界を詰め込んだ作品です。こちらのURLからもう少し詳しく見ることができます。よかったら覗いてみてください。
ZINEポートフォリオ:http://www.im-creator.com/free/toiletlibrary/toilet_library
しかしその後、僕は結婚します。外国人の女性と。そして彼女は日本語が読めません。
ちょうどそのころ「言葉」という表現方法にある限界を感じていた僕は、結婚を機に「言葉」にできるだけ依存しない表現方法を模索しはじめます。そのひとつが写真。こうして4冊目のZINEは、写真集となりました。
しかし実は3年くらい、細々と続けてきた表現方法があったのです。それこそがマンガでした。でも、僕には絵心もないし、描いているものはなんというか万人向けじゃない。だから世に出すつもりなんてありませんでした。
と思っていたら、4冊目のZINE、写真集がご縁となって、メキシコの出版社さんと一緒に本を作ろうという話が立ち上がってきました!しかも、その出版社さんはリソグラフ印刷という「ずれ」と「かすれ」が魅力のレトロタッチの印刷方法に特化している出版社さん。恐る恐る僕の書き溜めた5編の短篇マンガを見せてみると「この絵の抜け感がイイ!」と言っていただき……アートコミックを出版しようということになったのです!
*僕と本を一緒に作ってくれている出版社Frenesí Edicionesのリソグラフ印刷の例。
「線」と「色」のずれ、掠れが独特な風合いを生み出します。
リソグラフ印刷は特にマンガやイラストと相性のいい印刷方法です。その後、その風合いをより活かせるようにデザインした2編のマンガを描き下ろし、現在に至ります。ちなみにこの描き下ろしマンガは、この国メキシコに大きく影響を受けました!
初めて描いたマンガが、初めて正式に出版社さんから出るということで、僕もワクワクしています。これまでいわゆるインディペンデントパブリッシング、つまり個人出版で活動してきたわけですが、いつの間にか僕の周りにも人が集まるようになって、未だに執筆、編集、デザインは全部1人でやっているんだけど、もう1人じゃない。そんな感覚です。
完成イメージ図をチラ見せ。この色合いがリソグラフだとどうなるか、楽しみです。
だからこのアートコミックの一つの到達点として、本を作る自由さ、楽しさ、気軽さのようなものを伝えて行けたらいいな、と思っています。アプリもソフトも、出版環境も、今の時代は揃っています。本という表現方法は皆さんが思っているより、もっともっとカジュアルなんです。このアートコミックだって、全然万人に寄せた内容じゃありません。「自分・全開」で表現していい世界なんです。
チラ見せその2。僕の絵柄が伝わると思います。
さて、このアートコミックはもうひとつ目指すところがあります。それにについて少しお話しさせて頂かなければなりません。特にこれまでの僕の作品を知っている方に読んでもらいたい項目です。
3年ほど描き溜めていたこれらのマンガは、僕が人生の先輩たち(時には人以外の存在)から学んだことを、マンガという形でまとめておくために描いたものでした。それは例えば「体と心がいかに繋がっているか」ということだったり、「一見異なる物事も、実は構造を同じくしている」ということだったり、つまりは生きていく上で役に立つレッスンのようなものをまとめたマンガたちなんです。
だから、このアートコミックは「僕が、人生の先輩たちから学んできたことをシェアする試み」でもあります。そして、そこが今までの作品と大きく違う部分なんです。
チラ見せその3。
これまでの僕の作品は、詩や短編小説を通して、どことなくファンタジックで、やわらかく、あたたかいものを届けてきたつもりです。読むと安心するような、そういうものを目指してきました。しかし、今回のアートブックの作風は、サイケデリックで、少しダークで、皮肉・アイロニーもたっぷりです。読むと安心する本ではありません。
今まで作ってきた本は、「こんなこと書いたら嫌がられるかな」とか「本当はこれが本音なんだけど、あまり言い過ぎないようにしよう」とか、そんなことを考えながら書いてきました。まるで、人に嫌われないようにしているみたいに。でも、このアートコミックは、僕の学んできたこと、考えてきたことをそのまま表現しています。初めての「本音」の作品なのです。
収録作品『Salad Days(呪われた日々)』より
キャプションは基本的に日本語とスペイン語のバイリンガル。
翻訳は奥さんに手伝ってもらいました。
出版社の方は僕のコミックを読んでこう言いました。「メキシコでは皮肉・アイロニーを全面に出した作品が多いけど、日本ではどうなのかな。今までの長瀬くんの作品を知っている人が読んだら驚くんじゃない?」と。まさにその通りだと思います。
そういう不安はもちろんあります。でも、これを受け入れてもらえたら、僕は初めて本作りの世界でも、包み隠さず表現できる気がするのです。誰もがクリエイターになれる時代だからこそ、自分を出し切った表現。それを伝えることがこのプロジェクトの最高到達点だと思っています。
さて、本作りは皆さんが思うよりもずっとカジュアルだと書きましたが、ひとつだけ難点を挙げるとすれば、それは印刷代金の高さです。それが、今回クラウドファウンディングの力を借りることになった1つ目の理由です。
特にリソグラフ印刷という手法は、時間とお金がかかります。それでも、初めてのアートコミックで妥協したくないという想いから、このリソグラフ印刷にこだわっています。もっと簡単な印刷方法もあるけど、良いものを届けたいという切な想いがあるのです。
また、このアートコミックは日本語とスペイン語の両言語で書かれているので、日本とメキシコの両国で販売するのですが、僕はまだまだ認知されているクリエイターではありません。なので、このクラウドファウンディングを通して何冊発行するかの検討材料にしたいと思っています。それが2つ目の理由です。
そして3つ目の理由が、これまで僕の制作活動を応援してくださった方々には、出版後よりもできるだけ安く、本を読んでもらいたいからです。クラウドファウンディングは、その支援額に応じてリターンが返ってきます。そのリターンとして、このアートブックを正式に出版された後よりも安くお届けします。しかも、オリジナルのグッズを付けて。それについてはこれから詳しくお伝えします!
まずはこちらのアートブック
そして全ての支援者さんにはオリジナルステッカーをプレゼント
そして!さらにご支援いただいた方にはサイズの選べるロングTシャツもあります!
さらにさらにご支援いただいた方には!
本アートコミックには未収録の描き下ろしイラストを!A5サイズで!直筆で!その日の気分で描いてお届けします!
(画像は全て完成イメージ図です)
2023年8月上旬 すでに出版社にデータ入稿済み。出版社さんの方でリソグラフ印刷に向けたデータ編集。
2023年8月中旬 著作権取得。試し刷りを経て、出版社と最終調整予定。
2023年8月下旬 出版社の方で製本。僕は完成発表会および国際ブックフェアでのプレゼンテーション。
2023年9月 正式にメキシコで出版。
2023年10月 日本へ帰国。ご支援いただいた方々へのリターン配送開始。万が一増版が必要なら発注。
2023年11月下旬 増版した分が日本へ届く。リターンの配送が遅れていた方々への配送開始。
ここで、クラウドファウンディングを通してご支援いただいたお金の使い道、そもそもなぜ目標金額が10万円なのか説明したいと思います。
まず、出版社へ支払う印刷代金が11,000メキシコペソ。日本円でおよそ92,313円です。(2023年7月25日現在)
元々の印刷代金は16,000メキシコペソ。日本円で134,302円でした。しかし、上記の完成発表会および国際ブックフェアでのプレゼンテーションを条件に少し、安くしていただいたのです。
ただ、私たちの住んでいる場所から、それらイベント会場までがとても遠いので、目標金額である10万円にはそこまでの移動費も含まれております。
このクラウドファウンディングを通して、皆様からご支援をいただき、本が完成しましたら、このアートコミックを携えて、今年2023年の10月に日本へ帰国します。ですので、ご支援くださった方々へのリターンの発送は10月以降となります。何卒、ご了承ください。
また、予想以上に支援額が集まった場合には、本の重版が10月中に行われ、11月には日本に届きます。そのため、一部の方へのリターンの配送が遅れてしまうことがあり得ます。でもそれは最悪のケース(プロジェクトとしては最高のケースですが!)できるだけ迅速な対応に努めますので、楽しみに待っていていただけたら嬉しいです!
また、今回のクラウドファウンディングは目標金額に到達してもしなくても、不足する資金は自身で補填を行い、僕は本を出版します。なので、ご支援いただいた方々はご心配なさらず。必ずリターンをお渡しします。
実行は決まっているけれど、支援してくださる方にはお得に、特典も加えて本を届けたい。だからこそのクラウドファウンディングです。
長々と失礼いたしました。特に僕の知人友人たちは、この突然のクラウドファウンディングの告知に驚かれた方も多いと思います。
今僕は、ある流れの中にいます。このアートコミックの後書きにも書きましたが、奥さんとの出会い、メキシコとの出会い、メキシコの出版社さんとの出会い、全てがこのアートコミックをみんなで作るということに繋がっているのです。
そして、このプロジェクトをご覧になって、ご支援くださる方々も、そんな「みんな」の一人です。本当に感謝しかありません。
良いものをお届けしますので、どうかご支援・ご声援のほど、何卒よろしくお願いいたします。ここまで読んでくださってありがとうございました!
3000 円
5000 円
8000 円
10000 円