朝日新聞さんにご紹介頂きました。
vol. 21 2021-01-24 0
先日、大阪の朝日新聞さんに掲載して頂きました。
https://www.asahi.com/articles/ASP1N71Z5P1MPTIL00Z.html
その取材を受けた日に、三重県での実父による娘への性的虐待のニュースを知りました。
父親はその様子をスマートフォンで348回撮影し、娘はその間、現実逃避するためスマートフォンでアニメを見ていたようです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/09b1d9de0bb6f7175117c8d1aa61e675d2d5525e
10歳の娘がいる友人とこの件について話しました。
父親の学生時代や性癖やコンプレックスなど色々想像しましたが、その気持ちも動機も分かりませんでした。
身体的虐待、精神的虐待、ネグレクト、性虐待と、虐待がその子の人生にどう影響して、これからどう生きていくのか、想像して、今も少し沈んだ日を過ごしています。
虐待には色んな着地点があるのかもしれません。
僕の話だけで言うと、小学生の時に祖父が亡くなっていたら恨んだままだったかもしれません。
けれど今では厳しかったと言えど、父親代わりで居てくれたと感謝しています。
過去に起きたことは変わらないですし動かないです。
でもどう感じるか、どう思っていくかは変えていけるような気がします。
抱えている大きなものが小さくなっていくことも含め。
それは無理やり美談にしたり嘘でごまかすということじゃなく、自分がどう生きていくかで変わっていくように思います。
映画には人の人生を変える力があります。
この映画で救われる人生が1つでもあればいいなと改めて思いました。
クラウドファンディングはもうすぐで終了しますが、この映画を知ってもらう活動が終わるわけではありませんので引き続き頑張っていきます。
どうか引き続き見守って下さるよう、そして応援して頂けますよう心よりお願い申し上げます。
また「こんな映画を作っているみたい」と周りの方一人にでも口伝して頂けると幸甚です。
長文失礼しました。
良い日曜日をお過ごしくださいませ。
2021年1月24日 澤 佳一郎