クラウドファンディング終了しました。
vol. 9 2016-12-23 0
映画「レミニセンティア」を応援していただいている皆様。
昨日、MotionGalleryのクラウドファンディングが目標も達成し、無事に終了いたしました。
https://motion-gallery.net/projects/reminiscentia
自主制作の自主配給というこの作品が、商業映画と同じように映画館で興行し、全国の映画館で上映していただけることは本当にありがたいことです。苦しいことが多いですが、クラウドファンディングで応援してくれた皆さんはもちろん、全国で映画を観たいと言ってくださる方がいることが心の支えとなり頑張っています。現在、ミニシアターに足を運ぶ方が少なく、全国で映画館が閉館となっております。そして、魅力的な映画を製作し、その情報を伝えることが難しくなっております。この映画も情報を伝えきれていなく、口コミがメインの宣伝となっております。映画を観た方もいらっしゃると思いますが、引き続きこの映画を応援していただけると嬉しいです。この映画を多くの方に見ていただきたい為、かけていただける劇場を頑張って増やしていきます。もしも、この映画をかけてくれそうな映画館を知っていたら教えていただけないでしょうか?
この映画は家族で作った映画です。ロシアの映画製作は家族でしているものが多く、プロデューサーや俳優が身内というのは多々あります。巨匠のニキータミハルコフ監督は、自分が主演し、娘がヒロインです。ソクーロフの現場の時も助監督のチーフとセカンドが家族だったりと、スタッフの中で家族というのが多かったです。タルコフスキーも自分と母と妻の話を作ったり、父が作った詩を引用していたりしています。「レミニセンティア」の制作体制自体がある意味ロシア的で、この映画の内容に影響を与えていると思います。今後は映画関係なく、家族共々仲良くしていただければと思います。
映画を企画し、配給、宣伝して興行することは非常に大変なことです。しかし、そのような機会がないと皆様とお知り合いになれないので、本当に良かったことだと思っています。
映画「レミニセンティア」
監督 宣伝 井上雅貴