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ホラー映画の歴史を変える、新感覚のパラレルワールドホラー映画「リフレイン」制作をクラウドファンディングで実現!
ホラー映画の歴史を変える!? 東京芸術大学大学院映像研究科卒の映画監督・司馬宙(しばちゅう)による新感覚のパラレルワールドホラー映画『リフレイン』の制作支援プロジェクトです。
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1991年、秋田県出身。京都大学文学部在学中に自主映画制作をはじめ、卒業後はイメージフォーラム付属映像研究所で実験映画のノウハウを学ぶ。その後、東京芸術大学大学院映像研究科メディア映像専攻に進学。近年は、現実世界と地続きでありながら、全く異なる想像力によって支えられた「異界」や「Liminal Space(境界)」をテーマに映像作品を制作している。代表作に『リフレイン』(2018年)『CROSSING』(2019年)など。
ホラー映画の歴史を変える!? 東京芸術大学大学院映像研究科卒の映画監督・司馬宙(しばちゅう)による新感覚のパラレルワールドホラー映画『リフレイン』の制作支援プロジェクトです。
「最近の日本のホラー映画は、本っ当につまらない…!」
私はここ10年来、こんな思いを抱き続けていました。
近年、世界では『呪詛』や『ミッドサマー』など、斬新な面白さに溢れたホラー映画がたくさん制作されています。翻って国内はどうでしょうか。確かに怖いことは怖いのですが、どの作品もどこかで見たことがあるような表現で溢れかえっており、未だに『リング』や『呪怨』などのJホラー全盛期の記憶を引きずっているようにも思います。
「なら、私が新しいホラー映画をつくればいいのではないか…!?」
こんな思いから、私は本作の制作に乗り出しました。
自己紹介が遅くなりました。東京都内で映像制作を行っている司馬 宙(しば ちゅう)と申します。
京都大学在学中に自主映画を制作し始め、卒業後はイメージフォーラム付属映像研究所で実験映画を学び、その後は東京藝術大学大学院映像研究科メディア映像専攻に進学しました。大学院では、『だんご三兄弟』や『ピタゴラスイッチ』の生みの親であり、斬新な短編映画も手がけているメディアクリエイターの佐藤雅彦氏に師事し、「物語の作り方を作る」というテーマのもと、映画における新しい物語表現の開拓をテーマに制作を行ってきました。
一作目は『リフレイン』。この作品は「全てのカットをアングルを変えて2回ずつ繰り返す」というルールのもと作った作品で、3人の女性が缶けりをするうちに不思議な世界に迷い込んでいく様子を描いています。
『リフレイン』より
二作目は『CROSSING』。こちらは『リフレイン』の反復のルールを更に発展させた2画面の映像作品で、踏切を隔てて花いちもんめをする女性の姿を描出しています(本作はキヤノン主催の写真・映像作家発掘オーディション「GRAPHGATE」に入選したほか、複数の映画祭で上映されています)。
『CROSSING』より
今回制作する『リフレイン』は、大学院時代に制作した作品のセルフリメイクであるとともに、上記2作品を統合し、よりブラッシュアップした作品になる予定です。
では、なぜよりにもよってホラー映画なのか。その理由は二つあります。
一つ目は、監督である司馬が子どもの頃から「妖怪」や「異界」が好きだったことが挙げられます。とりわけ妖怪に関しては、自ら妖怪図鑑を作ったり、妖怪絵師の方と文通をしたりと、かなりの熱の入れようでした。つまり、司馬のフィルモグラフィには、こういった超自然的な存在への憧れが反映されているのです。
二つ目は、ホラー映画は「コスパがいい」ということが挙げられます。一般的な映画の場合、作品世界の構築には多大な時間とコストを要します。一方、ホラー映画の場合、美術やメイクにお金がかかるものの、『パラノーマル・アクティビティ』や『イット・フォローズ』のように「新しいコワさ」をアイデアとして提示されればそれで良い。そのため、短編の自主映画にはもってこいのジャンルなのです。
では、本作で追求する「新しいコワさ」とは一体何なのか。ヒントとなるのは、イギリスの批評家マーク・フィッシャーが定義する「ぞっとするもの(The Eerie)」という概念です。
ぞっとするものは、(…)存在と非存在にかんする問いに関係している。何もないはずなのに、どうしてここには何かが存在しているのか。何かがあるはずなのに、どうしてここには何も存在していないのか。(マーク・フィッシャー『奇妙なものとぞっとするもの』)
何かがないはずなのに何かがあり、何かがあるはずなのに何もない―。ホラーを見慣れた人であれば、この「場違い(Out of Place)」な感覚がホラー映画の根源をなすものであることは分かるはずです。
例えば、従来のJホラーは「誰もいないはずの場所に幽霊が立っている」という表現を追求してきましたし、しばしば舞台として設定される団地や廃村は「誰かがいるはずなのに誰もいない」といった気持ち悪さに根ざしています。
しかし、本作では、時間や空間といった「場所そのもの」を操作することにより、ぞっとするものを表現します。そのために、以下の二つのコンセプトを組み込みます。
一つ目は「パラレルワールド」です。本作の主人公であるツムギは、友人のユカリの引っ越しの手伝いにひなびた団地を訪れます。と、途中、謎の少女(サナエ、ハルカ)がはぐれた2人をそれぞれ缶けりに誘ったことをきっかけに、2人はバラバラの時空に誘われます。場所も時間も同じはずなのに二人が出会うことは決してなく、缶けりというモチーフだけが二人をつなぎ合わせるのです。
二つ目は「反復」です。本作では、ツムギのいる世界とユカリのいる世界が、ほとんど同じ内容で繰り返されます。レコードの針飛びのように同じシーンが何度も反復される様子は、従来のJホラーとは異なる恐怖を観客に植え付けることでしょう。
本作では、厳正なるオーディションを経て、4名の素晴らしいキャストに参加いただくこととなりました。キャストの皆さんには撮影に向けてのコメントもいただいています。
● ツムギ
大学卒業後に上京した25歳。都会に生きる女の子らしく、おしゃれには気を遣っている。幼馴染のユカリに誘われ子供の頃住んでいた団地にやってきたが、かつての忌まわしい記憶が蘇り…。
演:城内彩花
【プロフィール】
2022年12月まで2年間コンビニ推進アイドル(仮)ファミマ担当として活動。現在は舞台やドラマ出演などの女優業およびライブ出演など多岐にわたり積極的に活動中。雰囲気は癒し系だけど、悔し泣きするタイプ。
【コメント】
この度、映画「リフレイン」の主演を務めさせていただく城内彩花です。
この作品は私にとって、初主演にして初ホラー作品です。
実は私、ホラーが苦手です。
でもだからこそ本物の恐怖を伝えられると思います。
私を選んでもらえた事、この作品に携われる事に感謝し、
全身全霊で挑んでいきますので、どうか応援宜しくお願い致します。
● ユカリ
ツムギの幼馴染。大学卒業後、地元企業に就職し会社員と結婚している。ツムギとは違い少し地味な印象だが、何年も会っていなかったツムギを遊びに誘うなど意外にもフットワークは軽い。
演:咲葉香菜
【プロフィール】
静岡県出身。24歳。養成所に通いながら芝居を学び、2019年から2021年まで計4本の舞台に出演(東京芸術劇場シアターウエスト、シアターサンモールなど)演出助手なども務めた。現在はフリーで映像作品を中心に活動している。
【コメント】
ユカリ役の咲葉香菜と申します。ホラー作品は苦手であまり観ないのですが、この企画の概要を拝見させていただいた時に、なんだかとても面白そうだなと思い参加しました。ただのホラーではない何か…その何かを知りたかったのかもしれません。どのような作品になるのか私自身とても楽しみです!
● サナエ
団地にやってきたツムギとユカリを缶けりに誘う謎の女の子の1人。時代錯誤な白いジンベエに身を包んでいる。廃墟寸前の団地に住んでいるというが、その正体は…?
演:楠本奈々瀬
【プロフィール】
1998 年9月16日、神奈川県出身。zeal ability 所属。「真夏にハードボイルドは似合わない」(11月公開)で梅村美枝役を演じているほか、「ダイキとナナセの『第七惑星放送局』」(神宮前ラジオ)でDAIKIとともにメインパーソナリティーを務める。
【コメント】
初めまして、サナエ役の楠本奈々瀬です。本作は非常に実験的で、私自身も演ってみなければ分からない所が在ります。同時に模索しながら創ってゆく面白さと、監督の奇才が顕になる事を想像するとわくわくが止まりません。
団地と異界の間にある揺らぎへと、皆様をお連れできる様に心込めて没入しますので是非宜しくお願い致します。
● ハルカ
団地にやってきたツムギとユカリを缶けりに誘う謎の女の子の1人。時代錯誤な白いジンベエに身を包んでいる。廃墟寸前の団地に住んでいるというが、その正体は…?
演:紅葉
【プロフィール】
2006年生まれ。小学5年生で、初舞台「神さまと過ごした10日間2018」サミカ役にて出演。他出演作品に、映画「徒歩1分のコス」声優参加(2022)、映画「(un)reachable」(2023)など多数。
【コメント】
私自身はホラー作品を観ることが得意ではないのですが、私の家族はホラー作品が大好きなので、今回、出演することができて、とても嬉しいです。顔合わせの段階から、スタッフの方々もキャストの方々もみなさん話しやすく、楽しく、今から完成までとても楽しみです!是非たくさんの方に見ていただけると嬉しいです。
※ツムギとユカリの場面写真を追加しました(2024年1月23日)。
※サナエとハルカの場面写真を追加しました(2024年1月26日)。
かつて、日本のホラー映画はJホラーと呼ばれ、海外で盛んにもてはやされていました。しかし、ホラー映画業界は現在も『呪怨』の清水崇監督、『リング』の中田秀夫監督、『女優霊』の高橋洋監督と、ここ30年来顔触れが大きく変わっていません。
私自身、このことは決して悪いことだとは思いません。ただ、新しい風を取り入れない限り、過去の作品の焼き直しになってしまうのもまた確かだと思っています。
本作では、プロ・アマの混成チームで制作に臨みます。ここには、映画づくりにはあまり慣れていないスタッフを取り込むことで、従来の映画にはない新しいアイデアが生まれやすい環境を作るという狙いがあります。
併せて本作では、監督からのトップダウンではなく、スタッフ・キャストの「集合知」で制作を行うよう終始心がけます。この点は、「仕事」としての映画づくりにはない自主映画ならではの良さだと考えています。
《スタッフ》
監 督 : 司馬宙
助監督 : 橋本そうり
撮 影 : 伴徹
音 声 : トリじぃ
美 術 : 堀内優、葉佐文香
広 報 : 葉佐文香
ただ、本作は自主映画ということもあり予算に限りがあります。そのため、クラウドファンディングという形で皆さまにご支援をいただきたく思っております。なお、支援金の使い道は以下のとおりです。
など
※リターンを一部追加しました(2023年12月11日)。
なお、本作は現在「KADOKAWAホラー映画大賞」への出品を目指しており、現在、以下のスケジュールでの制作を予定しています。
ロケ地候補地が台風の浸水被害を受けた影響で撮影交渉がストップしておりましたが、2023年11月に交渉を再開し、鋭意調整中です(2023年12月現在)。
また、キャスト・スタッフのスケジュールや天候などにより、今後も撮影日が多少ずれ込む可能性があることをご容赦いただければ幸いです。
なお、本クラウドファンディングは「All in型」での開催のため、万が一目標金額に届かなかった場合も監督が補填し、プロジェクトは実行させていただきます。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
絵画や音楽とは異なり、映画は一人では作れません。
キャストやスタッフをはじめ、多くの人々の応援があって初めて作品として成立します。
そして、さまざまな人々の力が集まった作品は、何物にも代えがたい輝きを放っています。
ご支援いただくことで、是非とも皆さまと作品づくりの感動を分かち合えればと思っております。
何卒よろしくお願いいたします!
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