応援をどうもありがとうございます ! 開催日時が確定しました!
vol. 1 2022-10-14 0
みなさまこの度は応援をどうもありがとうございます。
はじめてのクラウドファンディング、どのようになるのかとドキドキしていましたが、このように応援していただけると大変心強く嬉しく、メンバー一同やりがいを感じています。
そして開催日時が決定したのでそちらもお知らせしたいと思います。
11月12日(土曜日) Palais de Tokyo の広場にて13hと15hです。(Restaurant La Forest 前)
20分ほどのパフォーマンスになりますので現地にいらっしゃる方は是非いらしてください。
今日はメンバーの田中から、フランスで生活をしていく中で文化や芸術について感じることや、このプロジェクトへ込めた想いなどをお話ししたいと思います。
フランスという国は日本よりも音楽やダンスが街に溢れています。
例えばメトロに乗ると、簡易のスピーカーを持った人が乗り込んできてトランペットやバイオリンなどで演奏をしたり、休日の広場ではどこからともなく大きなスピーカーを抱えた人がやってきて、いつの間にかその広場はタンゴを練習をする場所になっていたりします。こういった音楽やダンスに巡り合う時はなぜか自分の心情を表すメロディーだったり、そういった偶然性も面白いなぁと思っています。
ただこれらのパフォーマーの多くはアマチュアで、小銭を稼ぐためや人々と音楽や踊りを共有するために行われているので、今回のような普段は劇場などで活動するプロの演者の方が、公共の場で無料でパフォーマンスを行うのはとても珍しいことです。
そして、これがパブリックスペースで行われるということで、偶然そこに居合わせる人、季節ごとに違う景色、その日の天気、時間帯による光など、その時その場所と時間でしか起きない、見られない景色のあり、それを目撃する人を含めてその場の空気がパフォーマンスを完成させます。このように « Éphémère » (儚い)であるけれど確実に存在した一瞬とそこに繋がる永遠を生み出したいと思っています。
またフランスの素晴らしい点として、文化が全ての世代に分け隔てなく開かれていることです。カフェに行っても美術館に行っても劇場に行っても幼い子供、若者、おじいさんやおばあさん、全ての世代の人が分け隔てなくその場にいて、その瞬間を楽しんでいます。またおしゃべり好きなフランス人はお隣にいた人と芸術談義を始めるなんていうこともしょっちゅう。
例えば日本舞踊はどちらかというと年配の方の世代のものという認識があると思います。けれど国も分野も全く違うものと組み合わせることで、新しい見え方となり、今まで興味のなかった世代の人が自国の伝統芸能へ関心を持つきっかけとなったり、新しい表現の可能性を感じてくれるのではと思っています。
そして今インターネットなどで国境を感じずに皆がコミュにケーションが取れる時代、こうして現実の世界でも国の垣根をなくした文化交流がより気軽に身軽に行われる場所、 “RDV au Jardin”はそういった文化の出会いの場となりたいと思っています。
そしてもちろん今回の逆バージョンとして、日本でパフォーマンスが観られたりフランス文化の体験ワークショップができたり、そういった両方の視点でプロジェクトを発展させて行きたいと思っています。
- 前の記事へ
- 次の記事へ