プリズン・サークルupdate(17) ライファーズ上映
vol. 17 2017-06-30 0
コレクターの皆さま
ご無沙汰しております。プリズン・サークルの監督坂上香です。
いつ完成するのかと心待ちにしてくださっている方も少なくないと思いますが、
出所者の方々の取材など撮影自体が完了しておらず、完成までしばらくかかりそうです。
また、5月にはカナダのドキュメンタリー映画制作者の合宿形式のワークショップに参加し
プリズン・サークルや今後の映画の展開についてプレゼン&議論する場をいただきました。
今回は、デビュー作の「ライファーズ」の都内上映会&トークのお誘いです。
7月9日の夜で、上映まで1週間余りしかありませんが、お時間ありましたらぜひ。
上映会場は同じくモーションギャラリーでクラウドファンディングを行ってオープンに至ったミニシアター、シネマ・チュプキ・タバタです。劇場が移転する前、トークバックもバリアフリーで上映していただきました。また、先日再度の上映があり、トークをさせていただきました。20人のスペースで、森にいるような内装で、かつ音響なども優れていて、映画を見たり語りあったりするには最適の空間だと感じました。
◆ドキュメタリー映画「ライファーズ 終身刑を超えて」◆
上映とトークの夕べ 監督x海外からのゲスト
米国の刑務所で行われている更生プログラム(治療共同体アミティ)を舞台にした ドキュメンタリー映画「ライファーズ 終身刑を超えて」(監督坂上香 2004年 New York インディペンデント映画祭海外ドキュメンタリー部門最優秀賞)を見て、監督xスペシャルゲスト(チリとスウェーデンからのゲスト)と参加者とのトークセッションに参加しませんか?場所はシネマ・チュプキ・タバタ。山手線田端駅商店街に位置するアットホームな映画館です。
◆映画
- 「ライファーズ 終身刑を超えて」 (坂上香監督 2004年)
◆日時: 2017年7月 9日(日)19:00〜21:30 19:00〜 上映開始(21:00上映終了) 20:40〜 監督xゲストx参加者のトークセッション(21:30終了)
◆会場:シネマ・チュプキ・タバタhttp://chupki.jpn.org/
◆アクセス:JR山手線「田端駅」北口から徒歩5分 〒114-0013 北区東田端2-8-4 TEL&FAX 03-6240-8480https://goo.gl/maps/xfMqz4DjoHP2
当日現金にてお支払いください。
◆申込:メールで7/9ライファーズ上映会参加希望として
- お名前と連絡先(メール)をおしらせください。
- メールアドレス:outofframe@jcom.home.ne.jp
- 定員:20名(先着順)
キャンセルが発生する場合は事前にご連絡ください。
◆監督からのメッセ―ジ:
「凶悪」な罪を犯した Lifersとは、どのような人たちなのだろう。被害者に対してどのような思いでいるのか?殺人のような取り返しのつかない犯罪に対する「償い」とは?他の重刑者や外に暮らす家族との関係は?塀の中で一生すごさねばならないかもしれないLifersにとって、日々の支えとは?また、遺族にとって事件からの年月とは?私たちの社会は、暴力や犯罪にどう向き合えばいいのだろう。
本作品は、このような幾つもの疑問から生まれました。映像を通してLifersに出会い、暴力や犯罪に私たちそれぞれがどう向き合えばいいのかを、一緒に考えてみませんか?
主催:NPO法人out of frame
outofframe@jcom.home.ne.jp
坂上香 ドキュメンタリー映画監督