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長編版「オービタル・クリスマス」の脚本完成をクラウドファンディングで実現!

長編版『オービタル・クリスマス』開発資金募集

先に製作した短編SF映画「オービタル・クリスマス」の長編版の製作を目指して、まずは脚本と初期設定画の開発と、それを用いた海外での企画売り込み用英語翻訳のために、資金を募集します。

FUNDED

このプロジェクトは、目標金額4,000,000円を達成し、2024年5月7日23:59に終了しました。

コレクター
257
現在までに集まった金額
7,670,100
残り日数
0

FUNDED

このプロジェクトは、目標金額4,000,000円を達成し、2024年5月7日23:59に終了しました。

Presenter
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PRESENTER
堺 三保

堺三保/Mitsuyasu Sakai WRITER / FILMMAKER of SF/Mystery/ANIME/Comic/Movie/TV & every nerd/geek/otaku Stuff. #uscsca #usccinema (Class of 2010) よろずおたく系ライター。もしくはSFおじさんズ及び考証ブラザーズの中の人。

  • 東京都
  • 起案数 2
  • 応援数 5
  • Sakai_Sampo
  • フォロワー 529 人

このプロジェクトについて

先に製作した短編SF映画「オービタル・クリスマス」の長編版の製作を目指して、まずは脚本と初期設定画の開発と、それを用いた海外での企画売り込み用英語翻訳のために、資金を募集します。

長編版製作へ向けて

 短編版「オービタル・クリスマス」監督の堺三保です。お久しぶりの皆様も、はじめましての皆様も、よろしくお願いいたします。はじめましての方には以下のリンク先にある略歴を見ていただけると、だいたいどんな仕事をしているかがおわかりになるかと思います。日頃は海外SF文学、映画、テレビドラマ、コミックスの紹介や翻訳、そしてテレビアニメの設定考証や脚本の仕事をしております。なんと近年ではアメリカのimdb(インターネット・ムービー・データ・ベース)にもきちんとページが出来ております。

堺三保履歴書

imdbのMitsuyasu Sakaiのページ

 さて、前回のクラウドファンディングで望外の支援者の皆さんにご協力いただき、本当にありがとうございました。
 なにしろ、希望額400万円に対してなんと達成率546%、1250人の方々から総額2182万円以上のご支援を戴き、当時の日本のクラウドファンディングにおける劇映画制作費調達の記録を作ることにもなりました。

 そして、おかげさまをもちまして、短編版「オービタル・クリスマス」は初期の構想よりもさらにグレードアップした状態で完成させることが出来ました。作品は2年かけて海外の映画祭を転戦、50以上の映画祭で選出・上映され、そのうち20ほどの映画祭で受賞を果たしました。また、2022年の12月には、池袋のグランドシネマサンシャイン劇場の大スクリーンにて、満員の中凱旋上映会を開催することもできました。これらはすべて支援者の皆様のおかげに他なりません。

映画祭での受賞状況図


 そして現在、私はこの短編をテコにして、次は長編版を作っていよいよ本格的にアメリカの映画業界への進出を図っていこうとしております。

 その試みの一つとして、昨年11月に北米最大の映画マーケットであるアメリカン・フィルム・マーケット、通称AFMに単身参加してきました。そこで、一社ではありましたが、新興のファイナンス会社の社長から出資と共同製作に向けての好感触を得ましたが、その社長いわく「まずは銀行から開発費を借りて本格的な開発(スタッフやキャスト、スポンサー集めなど)に入りたい。でも、そのためには、ハリウッドのリーダーによる良いレビューが着いた完成脚本が必要だ」と言われました。そこで今回は、アメリカでの本格的な開発に入るため、日本国内で脚本を完成させ、それを英語に翻訳(ついでに言えば、売り込みに待ってまわったときに誰かに盗用されないようにアメリカで著作権登録を)するための資金を、皆様に募集したいと考えています。

アメリカ進出の第一歩として

 なんといっても特撮満載の本作は、16分の短編版でも1700万円近くの制作費がかかっています。その長編版を短編版同様アメリカで撮影して作るとなると、最低でも数億円は必要になります。そんな大金をクラウドファンディングで集めることは不可能に近いですし、何よりもアメリカを含む海外での配給を決められないまま、邦画として作ってしまっては、よほど大ヒットしない限り、利益どころか制作費の回収も難しくなります。

 そこで長編版は(あくまでも日本の自主製作映画だった短編版と異なり)アメリカの投資会社、製作会社、制作会社、配給会社を最初から巻き込んで、アメリカでの公開を第一義として、アメリカ映画として作りたいと考えています。(実は、そのために短編版もキャストと撮影スタッフは全員アメリカ人にして撮影をアメリカで行い、私がアメリカで仕事出来ることを実証しようとしたわけですが)

 とはいえ、先に書いたとおり、今回はまず、アメリカでの長編版企画売り込みのための「タネ」を作ることが目的です。万が一、今交渉中の会社とうまくいかなくても、この「タネ」さえきちんと作ってあれば、今後の売り込み活動の幅が広がることは間違いありません。

 そこで今回は、私は製作と監督に集中することにして、脚本執筆は尊敬する大先輩、 會川昇さんにお願いすることにしました。私の原案をどんな風に膨らませてもらえるのか、今から私自身も楽しみでしかたありません。そしてその翻訳も、ばりばりと日本のマンガを英語に翻訳している友人にお願いする予定です。

〈機密保持契約〉締結のお願い

 今回作成する脚本は、映画そのものではありませんし、このあと様々な会社との交渉に用いるものです。そして今回のクラウドファンディングの肝は、支援者の皆さんに開発の様子を順次お知らせしていこうというものですが、二転三転するであろう企画の進行について、世間に漏れてしまうことは絶対に避けないといけません。なにより、そんなことになってしまっては、どんな会社もこの企画に参加してくれなくなります。

 また、短編版のときは、実際に制作が進み始めてから、皆さんへのご報告が書きにくくなってしまったという反省がありました。これは、忙しかったということもあるのですが、さすがに内実で困っていることを何もかも書いてしまって、外部に漏れるようなことがあると、作品完成から映画祭転戦中において、あまり良いことはないかもしれないという危惧もあったからです。

 そこで今回は、これは多分クラウドファンディング的には前代未聞かもしれないのですが、支援者の皆様には私との間で〈機密保持契約〉を結んでいただき、その条項を守っていただくことにしました。それなら、もっとアクチュアルに「今どうなってるのか」を話せると思いますので。なにとぞ、よろしくご理解をいただければ幸いです!

機密保持契約書へのリンク】

 本プロジェクトに参加する支援者の方は、 リターンを購入する前に、まずは上のリンク先にある機密保持契約書をダウンロードして住所記入および署名捺印(この三点セットじゃないと法的に有効にならないのです)のうえ、私のメールアドレス(mitsuhiro.sakai@gmail.com)に返送をお願いします。一旦プリントアウトして記名してハンコを押してから再びスキャンするもよし、pdfファイルにそのまま記名と電子押印するもよし、とにかくファイルをメールに添付してお送りください。
 そして、その上で、希望するリターンを選んでください。くれぐれも、 機密保持契約書の返送をお忘れなく! そうじゃないと、リターンから省かせていただきますので、要注意でお願いします。また、その場合でも返金は出来ません
 お手数をおかけしますが、長編プロジェクトを円滑に進めていくために必要なことですので、ご理解とご容赦をお願いします。

短編版に登場する宇宙ステーションの、帆足さんによる初期CGモデル

お金の使い道について

 募集したお金ですが、まず プロットと脚本執筆費、合わせて150万円を脚本家(會川さん)に、その英語翻訳費100万円を翻訳家の方にお支払いしたいと考えています。いずれも、本来ならばもっとお支払いすべきところではあるのですが、それは今後、アメリカの会社と実際に契約出来て、本開発費がおりた場合に追加でお支払い出来ればと考えています。その額はアメリカの脚本家ギルドが定めているレートに従いたい(日本より結構高いです)と思っています。

 そして、今回さらに追加で登場する舞台やメカなどについての デザインやイメージボードをアーティストの皆さんに描いていただくのに、100万円を用意したいと考えています。まだ依頼はこれからなのですが、長編版はかなり短編版よりもスケールアップする予定なので、前回お願いした人たちはもちろん、さらにいろんな方にご参加いただければと考えています。

 ここまでで 350万円。これにモーションギャラリーさんへの手数料をお支払いすると、今回の目標額である400万円はほぼ使ってしまうことになります。
 そしてこの先は、 ストレッチゴールとなります。
 まずは、イメージボードやメカデザインなどの費用は多ければ多いほど、多くの方に多くの絵を描いていただけます。 50万円増えるごとに、1人アーティストの人を増やしたいと考えています。まだ詳細は言えないのですが、長編版では短編版の宇宙ステーション以外に数カ所、新しい舞台が出てくる予定なので、それぞれにデザインが必要となるのです。
 もう一つの使い道は、 海外での交渉に出向く活動費です。去年のAFIは自腹で行ってきたのですが、昨今の円安と欧米の物価高とで、旅費だけで短編の撮影に行ったときの倍以上かかってしまったのです。すでに交渉を進めているファイナンス会社とはできうる限りメールとリモート会議をベースに話を進めたいとは思っていますが、やは商談を詰める段階では会いに行く必要があるでしょうし、さらにその先に、本格的に制作会社や配給会社との交渉をするためには、現地に向かう必要が絶対にあると考えています。
 ちなみに、僕一人で一週間ロサンゼルスに行くだけで、今だと50万円くらいかかってしまいます。プロデューサーと二人で行くとなると100万円かかってしまうわけです。できれば、最低でも1回分くらいは今回捻出出来れば、大変ありがたいのですが。
 もちろん、現地でのやりとりなどに関しては、支援者の皆さんにブログで逐一報告したいと考えています。そのための機密保持契約なのです。

 スケジュールとしては、
A. プロット完成: 5月半ば
B. デザイン発注: 5月末
B. 初稿完成:   5月末
C. 決定稿完成: 12月末
D. デザイン完成:12月末

 と考えています。

特典紹介

 特典は以下の4種類を想定しています。

1.企画進行ブログ及びプロット閲覧権:1万円

2.(1及び)シナリオ初稿閲覧権:3万円

3.(1,2及び)シナリオ改訂稿〜決定稿閲覧権:5万円

4.(1,2,3及び)デザイン類閲覧権:10万円

 1の方が400人集まってくださると、初期目標が達成出来て、脚本と初期デザインを揃えられます! 皆様、ぜひともご協力ください!

 ちなみに、企画進行ブログは、シナリオとデザインが上がった後も、そのまま長編企画の進行に合わせて続けて更新する予定です。「王さまの耳はロバの耳」、もとい、機密保持契約を結んだ人にだけ愚痴りた、もといもとい、現状報告をつづけたいなあ、と(大汗)。

想定されるリスクとチャレンジ

 リスクと言うより、今回のファンドの問題は、あくまでも脚本と初期デザインという企画開発までが目標で、実際の映画制作にはたどり着かないところです。というより、何度も書いていますが、実際の長編映画制作への第一歩のための資金集めなわけです。

 脚本完成やデザイン案完成のスケジュールは……いやあ、まあ、遅れるかもしれませんよね、過去の個人的な経験から言うと。でも、遅れも含めて、進捗をお伝えしつつ、先に進めていきたいと思っています。途中で止めるということはありません。

 なお、今回のプロジェクトはAll or Nothing方式をとっています。これは、目標金額に達しなかった場合は支援者の皆さんに返金となるため、支援者にとってはリスクの少ないプロジェクトです。いや、もちろん、目標額に達成して、スムーズに作品の開発を進めたいですが。
(また、万が一、達成後にプロジェクトが失敗に終わった場合の返金は、モーションギャラリー様を介さず、私と支援者の皆さんとの間で直接の応答となります。その点をご了承くださいませ)

短編版撮影中の一幕

アメリカ映画をみんなで作ろう

 今年になって『ゴジラ-1.0』のアメリカでのヒットや、『SHOGUN』リメイク版の配信開始などで、アメリカのエンタテインメント業界における「日本」の注目度が上がったような気がします。個人的には、特に『SHOGUN』の存在が嬉しいです。あれはなんといっても、真田広之さんが主演しているだけでなく、プロデューサーの一人として、アメリカのドラマを指揮しているということですから。僕も、ずっと考えてるのは、「邦画をアメリカに持っていく」ことじゃなくて「アメリカでアメリカ映画を作りたい」ということなのです。そして、日本よりも潤沢な予算と国際規模の配給体制を背景に、自分の作品を世界中に届けられたら、最高じゃないですか。とまあ、ほぼ妄想のようなことを書いておりますが、前回の短編製作も、今回の脚本&デザイン開発も、その実現に向かう長い長い道のりの前哨戦なのです。どうか、この大いなる夢の船に一緒に乗り込み、長い航海にお付き合いいただければ幸いであります。

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    • 2024年12月 にお届け予定です。
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