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トラベル・マガジン「polaris」最新刊の発行をクラウドファンディングで実現!
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東京都出身のデザイナー、編集者。早稲田大学で政治学を専攻し東京のクリエイティブ・エージェンシーで戦略デザイナーとして企業のブランド・事業立案に携わる。2021年に武蔵野美術大学Institution of Innovationでデザイン修士号、2023年に英Royal College ofでMaster of Artsを取得。現在イギリス、日本、中国、チリを拠点とするパブリッシャー兼デザイナー集団「POT」主宰。デザインと物語が紡ぐ新たな可能性を探索する。
polarisはイギリス・日本・中国・チリを拠点に活動する旅雑誌です。世界中の人々の断片的な物語を編み、旅という行為の持つ新たな価値を探求します。今秋に「畏敬の念」をテーマにした新刊を発刊します。
はじめまして、雑誌polarisの編集長をつとめます、塗木拓朗(ぬるき・たくろう)と申します。私たちの雑誌polarisは「思索の旅」をテーマにしたトラベル・マガジンであり、コレクティブです。日本、イギリス、中国そしてチリを拠点に活動を行い、デザインと物語(ナラティヴ)の持つ新たな関係性と可能性を探り、旅という行為の持つ本質的な価値を探求します。
雑誌polaris
私達は、自身が提案する旅のあり方を「思索の旅」と定義します。人々が世界中どこでも気軽に旅できる時代。SNSに煌びやかな世界中の光景が溢れる現代。そんな時代に、旅という行為が持つ本質的な意味を問いたいと思いました。境界を越える。あの水平線の向こうへと足を踏み入れる。違う人の”生”に触れ、自分とは全く違う価値観や原理と出会うこと。私たちを取り巻くちっぽけな世界から、自分の肉体だけでなく精神までもを連れ出すこと。旅とは、人生のあり方を思索するための手段だと、私達は考えます。
InHouse Records
私はこれまで東京のクリエイティブ・そしてデザイン業界で働きながら、この雑誌polarisを仲間達と作ってきましたが、昨年からロンドンに活動の拠点を移しました。きっかけは、InHouse Recordsというロンドンの刑務所の音楽レーベル、そしてその創設者Judah Armaniとの出会いでした。InHouse Recordsは、ロンドンの囚人の再犯を防ぐために生まれたプログラムです。刑務所に収監されている人々が、音楽を習い楽曲を生み出します。リリックを紡ぎ、自分の想いや人生を物語る。出所後も元囚人たちはInHouse Recordsに関わり続け、それが人々の居場所となっているのです。それは一般的に刑務所で行われる「更生」のための教育や労働とは全く異なるアプローチです。音楽を通じて、自分の人生の物語を紡ぎ、そして他者の人生の物語に触れる。それは生き方を見つめ直し、また自分とは違った価値観を受け入れるためのスペースです。
InHouse Recordsの創設者Judah Armani
私はロンドンの美術大学でInHouse Recordsの創設者Judah Armaniと共に、人々が持つ物語(ナラティヴ)の可能性を探索して来ました。ナラティヴという単語は、ストーリーという単語と同じく「物語」と訳されるため、この2つの言葉はしばし混同されて来ました。しかしナラティヴは、元来臨床心理の現場から生まれた言葉です。精神的な痛みを持つ人々が、自身の心中を物語る。映画や小説のようにデザインされたストーリーとは違い、ナラティヴとは断片的でとりとめのない自分語り。言い換えれば、人は誰しもが自分の中に物語を紡いで生き、世界や自分自身を認識します。他者の物語を聞くということは、他者の人生に触れる手段です。それは、誰かがかけているレンズ。私とは違う誰かのレンズで世界を覗けば 、何気なく過ごす毎日に違った意味が生まれるかもしれません。ナラティヴは共鳴します。私と誰かの物語が混ざり合う時、それは私達を強く巻き込み、自身の価値観を強く動かすような力を持ちます。
雑誌polarisの新刊『畏敬の念〜驚きに満ちた日々、希望にあふれた毎日〜』
私達はこの秋、イギリスと日本で新刊をローンチします。新刊のタイトルは「畏敬の念〜驚きに満ちた日々、希望にあふれた毎日〜」。畏敬の念という言葉を辞書で引くと「この世界に対する理解を超越する、大きな何かの存在を感じること」という定義が出てきます。畏敬の念について長年研究を行っている、UC Barkley校の心理学者Dacher Keltnerは、世界中の人々から畏敬の念を感じた瞬間の物語を集めました。彼の研究によると人々の畏敬の念にまつわる物語は、神や自然などの巨大な存在に抱く畏れの感情とは一線を画し、より日常の中にある感嘆や感心といった感覚に近いものだそうです。Keltnerは畏敬の念を通じて、私たちは未知の出来事に心を開き、そして人生に深い意味を見出すことができるのだと言います。
ロンドンの刑務所の音楽レーベル、ブータンのカリスマラッパー、イギリスのストリートペーパーTHE BIG ISSUE、岩手県遠野の民話、ドイツで行われた芸術祭Documenta15、そしてウクライナの若き芸術家たち。私達polarisは今回、世界中の人々畏敬の念にまつわるナラティヴを集め、その可能性を探求します。
チリのアンデス山脈を舞台にした作品『Ephemeral Greatness』
岩手の遠野物語をテーマにした作品『Iwate,the Last Frontier 』
戦禍ウクライナの若者達の物語を描く雑誌『soлomiya』との対話
私達は雑誌のパブリッシャーであると同時に、デザインと物語(ナラティヴ)が持つ新しい可能性を探求するコレクティブでもあります。現在デザインの先端分野の研究では、西欧中心主義的な観点から加速度的な成長を続けるこの社会へのアンチテーゼとして「多元世界のためのデザイン(Design for the Pluriverse)」という考え方が提唱されています。世界には全く違う言語や価値観で暮らす人々がいる。そうした異なった価値観を尊び、またそこから学びを得ることで、人々がより自分らしく豊かに生きていくためのヒントを得る。私達polarisは世界中の人々の断片的な物語の収集を通じて、その異なる価値観と原理の中に、自分の人生を思索するための手がかりを探します。私達は、思索の旅へと旅人を誘う人々の物語を募集しています。文章、アートワーク、映像どんなフォーマットでも構いません。あなたの物語を聞かせてください。応募やお問い合わせはこちらから。
塗木拓朗(ぬるき・たくろう)/代表・編集長
東京都出身のデザイナー、編集者。早稲田大学で政治学を専攻し東京のクリエイティブ・エージェンシーで戦略デザイナーとして企業のブランド・事業立案に携わる。2021年に武蔵野美術大学Institution of Innovationでデザイン修士号、2023年に英Royal College ofでMaster of Artsを取得。現在イギリス、日本、中国、チリを拠点とするパブリッシャー兼デザイナー集団「POT」主宰。デザインと物語が紡ぐ新たな可能性を探索する。
齊木悠太(さいき・ゆうた)/共同代表・デザイナー
デザイナー・アートディレクター。現在NYと東京を拠点にするデザインファームにて活動中。グラフィック、WEB、プロダクトなど領域を分けず対象の本質を見極めたビジュアライズを行う。個人での写真作品制作にも取り組んでいる。クリエイティブコミュニティ「POT」共同代表。武蔵野美術大学大学院修了。デザイン修士。
Cala Del Rio Alemparte(カラ・デル・リオ・アレンパルテ)/共同代表・デザイナー
チリ出身のデザイナー、写真家、ストラテジストであり思索家。現在イギリス・ロンドンを拠点に活動。公共サービス、民間コンサルタント、学術研究などの分野で、革新的なデザインソリューションを生み出すスキルを磨き、アイデアの創造的な原動力生み出す。美学と芸術の歴史に情熱を注ぎ、写真作品のレンズを通して、その創造的な眼でユニークなビジュアルストーリーを捉える。システマティックな思考を持ち、異質な領域間のつながりを見つけ、多様なプロジェクトに価値と意味をもたらす物語創りを得意とする。
山川瑞貴(やまかわ・みずき)/アートディレクター
神奈川県出身のデザイナー。多摩美術大学でグラフィックデザインを専攻した後、東京の広告制作会社で勤務。2022年より英Royal College of Art / Imperial Collegeの修士課程Inovation Engineeringに在籍。社会課題とケアの問題におけるデザインの在り方を探求し、ケア者のケアをテーマに研究を行う。
紀望(きぼう/Ji Wang)/Webデザイナー
中国上海在住のデザイナー。武蔵野美術大学院修士課程修了。AlibabaでUX UIデザイナーとして活動、その後日本に留学、武蔵野美術大学造形構想研究学科でデザインを学ぶ。現在、中小企業のブランドデザイン、イノベーションデザインの支援を行う。
塗木陽平(ぬるき・ようへい)/ライター
早稲田大学で国際関係論・国際移民論を学ぶ。米国への留学をきっかけに、ジャーナリズムや国際協力に関心を持つ。現在は政府系機関にて、南アジア地域の農業・農村開発や、広島を拠点として国際協力人材育成や地方創生に携わる。(写真はブータン滞在時、民族衣装「ゴ」に身を包んでいる様子)
・雑誌polaris ISSUE02(最新号)『畏敬の念〜驚きに満ちた日々、希望にあふれた毎日〜』
2023年秋に発売予定の雑誌polaris(最新号)『畏敬の念〜驚きに満ちた日々、希望にあふれた毎日〜』をお届けします。配送は2023年の12月〜2024年1月を予定しております。
・ホームページにお名前の記載
ご支援いただいた方のお名前をホームページに記載させていただきます。
・ご支援へのお礼のメール
ご支援いただいた方に、代表の塗木よりお礼のメールをお送りさせていただきます。
・雑誌polaris ISSUE02(最新号)ローンチイベントへの参加権
雑誌polaris ISSUE02のローンチイベントにご参加いただけます。ローンチイベントでは、制作者が雑誌の制作背景を語ります。イベントに参加する方には会場で、リターンの雑誌をお渡し致します(欠席される場合は配送いたします)。※時期は2023年の12月〜2024年1月を予定しております。場所は東京都内を想定しております。イベント詳細は未定のため決定し次第お知らせ致します。
・雑誌polaris ISSUE01『記憶と記録』
私達が2021年に発刊したpolaris ISSUE01『記憶と記録』をお届けします。
雑誌の詳細はこちらのリンクから。
・写真家Cala Del Rio Alemparteの写真作品
本プロジェクトの共同代表であり、デザイナー・写真家であるCala Del Rio Alemparteの写真作品をお届けします。※写真は掲載した画像のものとは異なります。
・編集長・塗木拓朗との1on1セッション
本プロジェクトの代表であり、編集長である塗木拓朗との1on1セッションへご招待します。当プロジェクト・雑誌の制作背景や英美術大学Royal College of Artの修士課程Service Design Courseでの学びについてお話させていただきます。(セッションはオンライン、1時間程度を想定)。
雑誌・写真印刷費:約60万円
取材費:約15万円(取材のための渡航費など)
リターン送料:約5万円
手数料:10%(100万円の場合は10万円)
イベント開催費:約5万円
海外雑誌郵送料:約5万円
合計100万円
※本誌の印刷にかかる費用のおよそ半額(1,000部・約120万円を想定)および、取材費、リターン送料、クラウドファンディングサイト手数料、イベント開催費用、そして日本から海外への雑誌郵送費(日英での同時展開を行うため)の一部をこのクラウドファンディングで調達したいと考えています。その他の経費(上記経費で賄えない分、また書店営業費など)につきましては、売上金および助成金から捻出予定です。
2023年11月中旬:雑誌polaris印刷予定
2023年11月末〜12月上旬:イギリス・ロンドンでのローンチイベント予定(最新号発売開始)
2023年12月〜1月:日本での雑誌(リターン)配送予定
2023年12月〜1月:日本・東京でのローンチイベント実施予定
※実施時期は前後する可能性がございます。その場合はアップデートなどにて随時ご報告します。
雑誌については、ほぼ完成をしているのでお届けできないというリスクはありません。雑誌や写真作品のお送りおよび、ローンチイベントの実施は12月〜翌年1月にかけてを予定しておりますが、本プロジェクトはイギリスと日本での同時展開を計画しており、イギリスのプロジェクトの進捗状況次第で実施時期に多少の遅れが出る可能性がございます。(日本の書店に本が並ぶ前には、雑誌のお届けを行います。)ご理解いただけますと幸いです。※今回はプロダクションファンディング(All in)での挑戦になるため、もし目標金額未達となった場合でも、不足する資金はチームで補填し、当プロジェクトを実現します。リターンも必ずお届けしますので、ご安心ください。
私たちのプロジェクトを最後までご覧いただきありがとうございます。polarisは活動を始めてから3年が経ち、最新号では世界中の仲間たちと一緒に、新たな物語を紡いできました。新作をお届け出来ることを楽しみにしております。どうぞ宜しくお願い致します。
3500 円
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