番外編3.サンタさんからのプレゼント
vol. 5 2018-10-05 0
ポイトラ クルーの幡野です。
いきなりですが、僕にとってポイトラのプロジェクトはサンタさんからのプレゼントだ。
去年の12月24日、クリスマスイブの夜、彼女もおらずさみしく過ごすのが嫌だった僕は「哲学ナイトウォーク」というイベントを企画した。イベント終了後、たまたま残っていたフジタくん、ニシムラくんと飲むことに。イベントが無事に終わり、ほっとした僕は二人を余所に一人ゴロゴロしていた。そんな僕を横目に、二人が大盛り上がりしていたのが、軽トラの荷台に小屋を建てる話だった。僕は二人の話を聞きながら、「どんどん話が進んでいくなぁ」「聞いてるだけでワクワクするなぁ」「こういう人たちがプロジェクトを立ち上げていくんだろうなぁ」と、他人事としてボケーっと考えていた。ちょうど24日から25日に日付が変わろうとしていた頃、サンタさんがプレゼントを配りはじめる頃、「ハタ坊も一緒にやろう!」と二人が声をかけてくれた。自分に何ができるのかはわからなかったが、この二人となら何かおもしろいものができそうな気がした。そんな直感を信じ僕も話に加わることにした。こうしてクリスマスイブの夜、ポイトラのプロジェクトは始まった。だから僕にとってポイトラのプロジェクトはサンタさんからのプレゼントなのだ。
僕にはポイトラを使ってやりたいことがいくつかある。
①その土地だからこそできる、その場にいる人たちとだからこそできる学びの場をつくること。
僕は普段、学びの場をつくっている。これまで僕らが受けてきたような知識を入れるだけの学びは、GoogleやYouTubeで事足りるようになってきた。そんな時代において、その土地だからこそできる学び、その場にいる人たちとだからこそできる学びは、とても価値のあることのように思う。だから、軽トラの移動性と、人が集まる偶然性を兼ね備えているポイトラを使って、そのような学びの場をつくりたい。
②気軽に人と話せる場をつくること。
2年前、僕は実家に戻ってきた。生まれ育った場所に帰ってきたわけだが、近所の人たちとの間に少し距離を感じている。こどもの頃はもっと気軽に近所のおじちゃんやおばちゃんとおしゃべりしていたはずなのに。最近越してきた人たちのことも全然知らない。なんだかすごくさみしい。だから、実家の駐車場にポイトラを駐めて、自分がこどもの頃から知っている人たちと、新しく近所に越してきた人たちと、同じ街に住むいろいろな人たちと、もっと気軽に話せる場をつくりたい。
③自分が暮らす街の農作物に出会える場をつくること。
僕が生まれ育った国分寺市には畑がいっぱいある。だけど、そこでつくられた農作物をほとんど食べたことがない。どんな人が、どんなものをつくっているのかさえよくわかっていない。それの何が問題なのかはよくわからないが、それでもなんだかおかしいような気がする。だから、自分が暮らす街の農作物に出会える場をつくりたい。ポイトラを畑に駐め、みんなで農作物を食べ、お酒を飲み、おしゃべりできる場をつくれたら良いと思う。
これらやりたいことの3つは、自分が暮らす街以外でもやりたい!呼ばれたらどんどん行く予定だ!なんだかおもしろいことが起こりそうだから^^