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継続的に安価で俳優がレッスンを受けられる「play room」第六期をクラウドファンディングで実現!

継続的に安価で俳優がレッスンを受けられる場を作ります。
play room第六期応援プロジェクト

安価で継続的に演劇を学べる場「play room」。
2019年から開催しており、今年で第六期を迎えます。
この企画を成功させ、来年以降の継続的な活動に繋げるためのプロジェクトです。

FUNDED

このプロジェクトは、2024年4月30日23:59に終了しました。

コレクター
18
現在までに集まった金額
73,000
残り日数
0

FUNDED

このプロジェクトは、2024年4月30日23:59に終了しました。

Presenter
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PRESENTER
野村 亮太

東京を中心に活動する俳優です。 ラフカット2011を機に芝居を始め、その後大阪を中心に商業舞台、小劇場、映像作品に出演。 2016年に上京後は、KAKUTA、アガリスクエンターテイメント、はらぺこペンギン!等、最多で年に12本と精力的に活動。 2016年に企画ユニット「やまだのむら」を立ち上げ、脚本や演出も手がける。 2018年「room42」を立ち上げ、企画公演や演劇レッスン「play room」等を主宰。

  • 東京都
  • 起案数 2
  • 応援数 0
  • Twitter (未設定)
  • フォロワー 2 人

このプロジェクトについて

安価で継続的に演劇を学べる場「play room」。
2019年から開催しており、今年で第六期を迎えます。
この企画を成功させ、来年以降の継続的な活動に繋げるためのプロジェクトです。

play roomについて

play roomは東京を中心に活動する俳優、野村亮太が2019年に立ち上げた演劇レッスンの場です。
出資者と受益者を分け、安価で良いトレーニングを多くの俳優に提供できるよう、5年間継続してきました。

2019年に第1期を開催し、2023年の五期まで、新型コロナウィルス感染症による開催中断などの影響を受けながらも、これまで延べ180名近くの俳優にご参加いただいた企画になります。
講師に黒澤世莉さんをお招きし、「サンフォード・マイズナー・テクニック」(以下、マイズナーテクニック)を習得します。

基礎技術を統合し、シーンや実践につなげるためのレッスンです。

前半はマイズナーテクニックを用いた基礎トレーニング。
中盤からは戯曲を使用し、シーンスタディを実習します。

play room第六期は、2024年4月から7月までの4ヶ月、全20回を予定しており、参加者は約30名を予定しております。

使用する戯曲はトム・ストッパード『アルカディア』を予定。

クラウドファンディングを実施する理由について

play roomのメインコンセプトは、以下の2つです。
・安価で継続的に演劇を学べる場をつくる
・出資者と受益者を分ける

・安価で継続的に演劇を学べる場をつくる
好きな事を好きでい続けるためにも、基礎的な部分を継続的に学び続けられる場を安価に提供し続け、多くの俳優の手助けをしたい。

これが、ぼくがこれまでplay roomという企画を継続し続けてきた理由です。

主宰の野村自身が東京で活動して感じた事ではありますが、
いざ演劇を学ぼうとした際に、金銭的な障壁で学ぶ場への参加を断念した事が多くあります。

単発(数日以内)のレッスンの場では安価なものもありますが、演技自体は継続的に学んで積み上げていく必要があります。
単発の学びの場で得るものもありますが、それを実際の現場で活用する、というのはなかなかハードルが高いと感じておりました。

では、継続的に学ぼうとすると、スクールや長期的なレッスンの場を探すことになります。
しかしそうしたスクールは決して安価とは言えず、自分に合うかも分からない場に数十万円を支払うというのは、正直かなり難しいと感じてしまいました。

もちろん、教えるというのは簡単な事ではないので、金額が高くなる事自体は仕方がないことです。それは理解しておりますが、周囲の声を聞いていても金額の高さが学びに対する大きな障壁であることは事実だと感じておりました。

俳優がより良い俳優になるためには、継続的な基礎トレーニングの場という下地がある上で、様々な現場での活動を行い、そのフィードバックや改善を基礎トレーニングで解決していき、また現場での活動を行うというサイクルが必要です。言ってしまえば、スポーツと同様です。

しかし、お芝居に関しては正直そういった恵まれた環境に出会うことは困難です。
結局自己流でやるしかなくなり、その最中、様々な演出家や俳優の言葉に惑わされ、すっかり自信を失ってしまうという俳優をたくさん見てきました。

好きで始めたはずのお芝居を、いつの間にかお芝居の本質的な部分ではなく、難しい環境のせいで嫌いになってしまうことはすごく悲しいな、と個人的には思います。

・出資者と受益者を分ける
出資者=お金を払ってくださる人
受益者=レッスンを受ける人
は必ずしも同一でなくても良い、と考えております。

というのも、上記のような現状があり安価でトレーニングの場を提供をしておりますが、これは安全な成長の場を求める俳優たちだけではなく、俳優や演劇のファンたちにも賛同していただけると確信しております。そういった方々の協力をいただきつつ、この場を継続していきたいと考えております。

もちろん、参加者自身からも安価な参加費はいただきます。
これは、play roomでは参加者に主体性を求めており、成長したいという意欲がある方にご参加いただきたいと考えているためです。完全無料だと少しその部分の認識がズレる可能性があると考えております。

play room第六期では1500円/回を参加者にお支払いいただいております。

入会金等は不要で、各回7時間の内容、欠席の場合もレポートやアーカイブ等で補修可能と考えると、金額面では破格だと思います。

また、小劇場の界隈の話になるのですが、舞台に出演する=十分な出演料を得られるというケースは非常に少ないです。
もちろんそれが出来る公演もありますが、多くの場合は十分な出演料を得られず、舞台に出演すればするほど生活を圧迫する事が多いです。

基礎トレーニングがある上で、
実際の現場での活動→トレーニング→現場
というサイクルを達成するために、経済的に自立している俳優は、質の高いレッスンに通います。
経済的な苦境に立っている俳優は、自己流でお芝居に向き合い続ける必要があります。

このplay roomという取り組みではこの構造を少しでも変えたく、トレーニングの場を安価で提供するという部分に焦点を当てております。

当然、安価で提供するという事は売上自体が小さくなるため、講師や運営に関わる費用を切り詰めねばならず、ほとんどボランティアのような金額をお支払いしているのが現状です。

多くの参加者の「この場があって良かった。」という声のおかげで、何とか継続してきましたが、正直なところご支援なくしては、収益面はかなり厳しい状況です。

とはいえ、なんとか多くの俳優が継続的に演技を学べる場を維持したいと考えており、
この理念に賛同いただける方のお力を借りたく、今回のクラウドファンディングを企画しました。

いただいた資金の使い道

みなさまからいただいた資金については、play roomの運営費用にあてさせていただきます。

内訳としては、講師謝礼、運営人件費、設備費用、ハラスメント対策講師謝礼。
(目標金額達成後は、一部費用を参加費軽減にあてさせていただきます)

ハラスメント対策について

近年演劇業界でも、ハラスメントが大きな問題として顕在化してきております。
企画を運営する責任者としては、この問題に向き合うことはもはや必須だと考えております。

最大限とりうる対策をとり、参加いただいた方々、講師、関係者など関わるみなさまにとって、「安心でき、かつ安全な場」を提供できるよう運営していきます。

対策の一つとして、
参加者が相談しやすいよう、相談窓口を複数設置させていただいております。
・窓口①主宰:野村(男性)
・窓口②運営アシスタント:青柳(女性)
・窓口③運営アシスタント:寺村(女性)
・窓口④匿名窓口(相談者の情報を明かさずに運営に相談可能な窓口)
・窓口⑤外部窓口(play roomが関与していない、外部の独立した窓口)

加えて、今期もレッスンの初回にハラスメント講師をお招きし、講習を予定しております。
第五期(2023年)には、初回に専門の講師の方にご参加いただき研修を行いました。
知識研修、ワークショップ、質疑応答の中で参加者の中で共通意識が生まれた良い時間でした。

何か気になることが発生した際、声を上げられる環境であるか。
これはとても重要な要素だと感じております。

第五期に関しては、参加者からも評価いただいており一定の成果はあったと手応えを感じております。
第六期に関しても同様の研修を実施予定です。

この場で学んだ事が、play roomの安全性に繋がりつつ、他の現場でも良い影響を与えられるよう願っております。

今回のクラウドファンディングでいただいた資金は、そちらの研修費用にもあてさせていただきます。

過去参加者からのコメント①
大塚由祈子(アマヤドリ)

多くの舞台のオーディションを受けて、色々な演出家さんとご一緒する中で、『あなたのお芝居は安定しているけど、見ていて面白くない』と言われて悩んでいたとき、解決するヒントをplay roomで得ました。

最初は不安定になるのが恐くて、相手から受ける影響に身を委ねられずにいましたが、取り組むうちに、相手に身を委ねることで自分が揺り動かされる感覚を磨くことができました。

そして、そこで得た感覚を実際の現場でも使えるように、台本の1シーンを演じてみて、自身のコントロールをより手放すための試行錯誤を重ねられました。

どんな俳優でも、演劇を続けていれば壁にぶつかることがあると思います。

それを打破する手がかりを、きっとplay roomでは得られるはずです。
どうかご支援よろしくお願いします!

過去参加者からのコメント②
鳥居志歩

社会に出てから本格的に演劇を始め、「継続的な演技のレッスンを受けたい」と思いつつも、時間や金銭面で厳しかったり、受講中の出演に制限がかかったりとなかなか自分にちょうどいい養成所やワークショップに出会えずにいた。

そんななか、このplay roomに出会い、4期に参加を決めた。

安価で気軽に参加でき、いつやめてもいい、やりたくないことはやらなくてもいい、でも、チャレンジの場は与えてくれる。play roomは全ての演劇をやってみたい人に広く門を開いてくれている。

参加した数ヶ月の間、play roomという空間はわたしの演劇、演劇をしているわたしの生活そのものにとてもやさしく寄り添ってくれた。

素敵な俳優、素敵な演劇作品を作る土壌になるこの場が、どうかより長く、より広い人々のために存在し続けて欲しいと思う。

過去参加者からのコメント③
寺村恵理加

役を演じる際には、自分の心の内をさらけ出すことが必要になる場面があります。

今まで学んできた養成所、WSの講師たちは皆、「人」に働きかけるやり方、つまり直接私の心に介入することでそれを実現しようとしました。

演技とはそういうもの、もしさらけ出すことができないのなら「それは自分が悪いんだ」とずっと思ってきました。

play roomは「場が安全であること」を大切にしています。

リスペクトトレーニングに全員で参加、共有することから始め、「人」でなく「場」に働きかけるやり方、ひとりひとりで場の安全をできる限り守っていくという姿勢によって、「ここでは心をさらけ出していいかも」と自然と思えるようになりました。

環境のせいで、演じることの楽しさより恐れが勝ってしまう、そんな経験をされている方々にplay roomと出会っていただきたいです。

俳優が純粋に学び挑戦できる、そんな場がこれからも続いていくよう、ご支援をいただけると幸いです。

よろしくお願いいたします!

過去参加者へのインタビュー記事

https://room42act.wixsite.com/playroom/interview
過去play roomにご参加いただいた方々に参加した感想や、得たものなどを語っていただきました。
参加者の生の声を感じられる内容になっていると思います。

主宰プロフィール 
野村亮太

東京を中心に活動する俳優です。ラフカット2011を機に芝居を始め、その後大阪を中心に商業舞台、小劇場、映像作品に出演。

2016年に上京後は、KAKUTA、アガリスクエンターテイメント、はらぺこペンギン!等、最多で年に12本と精力的に活動。

2016年に企画ユニット「やまだのむら」を立ち上げ、脚本や演出も手がける。
2018年「room42」を立ち上げ、企画公演や演劇レッスン「play room」等を主宰。

講師プロフィール
黒澤世莉

演出家。元時間堂主宰。TGR札幌劇場祭作品賞、佐藤佐吉賞優秀作品賞、演出賞受賞。

スタニスラフスキーとサンフォードマイズナーを学び、時間堂として活動を開始、主に演出と執筆、翻訳を手掛ける。

公共劇場との共同制作など外部演出・台本提供も多数。
「俳優の魅力を活かすシンプルかつ奥深い演劇」を標榜し、俳優と観客の間に生まれ、瞬間瞬間移ろうものを濃密に描き出す。

俳優指導者としても新国立劇場演劇研修所、円演劇研究所、ENBUゼミなどで指導を歴任。

講師からのメッセージ

「やりたいことは、やっちゃえばいいじゃん」
というのが私の立場で、よく相談を受けたときに伝える言葉です。

しかし、実際にやっちゃうひとは、10人いて1人、いるかいないかです。
その上、やったことを持続できる人はさらに10人に1人、
それが自分のためだけでなく、公共に資することであるなんてケースは、さらに10人に1人です。

play roomは、野村亮太さんという、1000人に1人の珍しい人が続けようとしている、演劇業界全体に資するプロジェクトです。しかし彼一人のがんばりには限界があります。

もし、play roomの活動に、価値や意義を感じてくださったら、応援していただければ幸いです。
お財布に余裕がある方は活動資金を、いまは余裕がない方は情報の拡散を。

ひとりでも多くの、成長したい意思を持つ俳優の成長をサポートできれば、わたしもうれしいです。

黒澤世莉

想定されるリスクとチャレンジ

play room第六期については、すでに募集も完了し4月からの開催に向けて準備をしております。
目標金額を達成できなかった場合についても、自己資金を用いて企画は最後まで運営します。

ただ、今後も継続的に企画していくためには、正直なところご支援が必須です。
もしよろしければお力を貸していただけると助かります。

また未達成の場合もリターンをお届けしますのでご安心ください。

ご支援いただいた方へのリターンについて

主宰の野村からのお礼メッセージ(梅)
ご支援いただいた方に、主宰の野村からお礼のメッセージを送らせていただきます。

主宰の野村からのお礼メッセージ(竹)
ご支援いただいた方に、主宰の野村から少し長めのお礼メッセージを送らせていただきます。

主宰の野村からのお礼メッセージ(松)
ご支援いただいた方に、主宰の野村から長めのお礼メッセージを送らせていただきます。

過去play roomの参加者用レポート(第2期開催)
2020年開催のplay room第2期開催時に作成したレポートを送らせていただきます。
参加者がこのレッスンを通じて、どう変化していったのか感じていただけると思います。

play room第六期の見学(1回・1名)→
後半のシーンスタディのみ(7/14、7/15、7/21、7/22 18:00-20:00)

play room第六期のレッスンを見学していただけます。
レッスンの様子や、参加者の様子をご自身で感じていただけます。

2024年末に開催予定のplay room関係のワークインプログレスへの招待
2024年末に、play roomで取り組んでいることをギャラリーなどで公開予定です。
そちらの創作過程の一部をご支援いただいた方限定で体感していただけます。

最後に

ここまでお読みいただきありがとうございました。
演劇には演劇の魅力があり、目の前で生きている人間が物語の瞬間瞬間を生きている姿は、時に人の心を大きく動かす力があると思っています。

それは俳優にとってもとても幸せな瞬間だとも思います。
とはいえ、ある日突然出来るようになるのではなく、考え・行動した先で掴めるものだと思っております。
そのためのトレーニングです。
俳優も観客も、もっと演劇のことが好きになれるような取り組みをしていきたいと考えております。

もし少しでも興味を持っていただけましたら、お力を貸していただけますと幸いです。
何卒、よろしくお願いします。

野村亮太

リターンを選ぶ

  • 1000

    ①play room応援コースvol.1

    • 主宰の野村からのお礼メッセージ(梅:1通)
    • 2024年05月 にお届け予定です。
    • 4人が応援しています。
  • 3000

    ②play room応援コースvol.2

    • 主宰の野村からのお礼メッセージ(竹:1通)
    • 2024年05月 にお届け予定です。
    • 9人が応援しています。
  • 6000

    ④play roomレポートコース

    • 主宰の野村からのお礼メッセージ(竹:1通)
    • 過去play roomの参加者用レポート(第2期開催:1点)
    • 2024年05月 にお届け予定です。
    • 1人が応援しています。
  • 残り28枚

    6000

    ⑤play room見学コース

    • 主宰の野村からのお礼メッセージ(竹:1通)
    • play room第六期の見学(1回・1名)
    • 2024年05月 にお届け予定です。
    • 2人が応援しています。
  • 10000

    ③play room応援コースvol.3

    • 主宰の野村からのお礼メッセージ(松:1通)
    • 2024年05月 にお届け予定です。
    • 2人が応援しています。
  • 残り30枚

    20000

    ⑥play roomの将来への希望コース

    • 主宰の野村からのお礼メッセージ(松:1通)
    • 2024年末に開催予定のplay room関係のワークインプログレスへの招待(1名)
    • 2024年10月 にお届け予定です。
    • 0人が応援しています。