作品概要ー作品の魅力【担当:櫻井麻樹】
vol. 7 2023-10-19 0
パラコラージュ制作・こばやしです。
限定公開の内容の内容について、少しだけみなさまにお届けしたく
櫻井さんの記事を一部抜粋し、共有させていただきます。
(全体は支援者様限定のアップデートでご確認いただけます)
【以下本文】
「のこり日」 に出演致します。
櫻井麻樹(さくらいまき)と言います。
ご支援ありがとうございます。
今回 「のこり日」の作品、プロジェクトに関わってみて感じたその特徴と魅力について書きたいと思います。
といってもまだ私も感じている真っ只中にいます。
作品も完成してないので、作品、企画の成長過程で今感じている事を書かせて頂きます。
〜〜【中略】〜〜
特徴2
「のこり日」は アーサー・ミラー作「セールスマンの死」をモチーフとしてディバイジングでの創作作品である!
※ディバイジングといっても色々なやり方がありますのでざっくり一例として、
創作の仕方として多いやり方は演出家をたて、脚本に沿って作っていくやり方ではありますが
ここでいうディバイジングとは脚本を用いず、出演者それぞれが普段の演出などの役割なども兼ねて、みんながリーダーとして話し合いながらシーンを作っていく、そのような創作手段が特徴です。
(今回は演出という立場にたつやさんが入っているのも特徴ではあります)
魅力
サラリーマンの死をモチーフとしていますが、そのエッセンスがどういった形で含まれているのか!?
(もはや別物である・・と感じてはいますが)その中で現代社会との共通点「生きづらさ」をテーマとしており・・・
「生きづらさ」といえば確かに今回この作品に携わっている人達はまさに「生きづらさ」の塊のような生き方をしている人達のような気はします。(良い意味で)
そしてたつやさん曰く、たつやさんが集める俳優、パフォーマーは癖が強い人が多いんだよなぁと言ってました。
(褒め言葉と受け取っております)
その癖が強い出演者によってその「生きづらさ」がどのように表現されていくのか!?
出演者の数だけ「生きづらさ」がある・・・
そのあたりも楽しみにして頂きたいです。
〜〜【中略】〜〜
特徴4
今回この「のこり日」の企画はParaCollageのメンバーである、たつやさん、かなさん、まなさんが「誰も置いていかない演劇プロジェクトを目指し、アートが、演劇が、もっと当たり前に日常にあってほしい」そういった思いのもとに立ちあがっている。
魅力
今の世の中何を言ってもセクハラ、パワハラ、なにハラだのと言われ 、炎上しがちですが、
そんな中でも主体的に自分の考えを持って、自分で生きる力を育み、人にやさしくお互いに生きていきやすい環境を協働して「暮らしと芸術をつないでいく」そんな環境が作っていけたらと私自身思っています。
そんな思いと近い考え方が揃うメンバーで形成されているParaCollage。
そういった団体の企画だからこそ私も参加したいと思いました。
もちろん作品を見て頂いて作品から感じて頂く事も大切ですが、
企画を通して、私達が取り組んでいる事を通して、
見に来て頂ける人達
気になっていたけど今回は見に来る事は出来ないけどこのプロジェクトになんかしらの形で触れてくれる人達
まだ私達の存在に気付いて無くて今回もまだ出会えないかもしれないけどいつか出会えるかもしれない人達
その他、今同じ時代を生きている全ての人達
に対して演劇を通して日々を少し豊かに生きていくための何かを感じて頂く事が出来るように、そこに向けて不器用に手を伸ばしトライしている。
そんな人達の集まりだと感じています。
簡単には目に見えない部分ではあるかもしれませんが、今回「のこり日」に参加してみて、これらが特徴であり魅力であり、愛おしいなと感じてます。
もし宜しければぜひクラウドファンディングにも関わって頂いて、作品も見に来て頂いて、そんな思いを感じ、楽しんで頂けたら嬉しく思います。
宜しくお願い致します。
櫻井麻樹