壁の向こうから届く声を受け止め、回復を共に考える－
「第3回刑務所アート展」開催

5月24日から6月14日までの3週間にわたって開催した「第3回刑務所アート展」、無事に会期を終えることができました。

会期中、地元の方も遠方の方も、本当にたくさんの方に、さまざまなきっかけでご来場いただきました。展示会場の「京島劇場」受付の来場者カウントでは、3週間で延べ1762人、過去2回の展示の3倍以上の来場者数となりました！時間をかけてじっくり作品を観たいからと、会期中何度も繰り返し来てくださった方もおられます。サテライト会場として一部の作品や写真資料を展示した、カフェ「サテライトキッチン」と銭湯「電気湯」にも、期間中たくさんの方が足を運んでくださったそうです。

ご来場いただいたみなさま、クラウドファンディングや寄付、物販、応援メッセージ、SNSシェア等で活動を支えてくださったみなさま、WebギャラリーやYouTubeなど、オンラインでご参加・ご鑑賞いただいたみなさま、イベントに登壇いただいたゲスト・スピーカーのみなさま、展示会場・イベント会場をご提供くださった京島劇場、サテライトキッチン、電気湯、うちらの居間 分館のみなさま、キラキラ橘商店街を中心に、京島・曳舟、墨田区にてチラシを掲示・設置・配布してくださったり、展示のことを広めてくださったりした地域のみなさま、刑務所で服役中の方々に募集案内・応募用紙を届けてくださった支援団体や関係者のみなさま、ソーシャリー・エンゲイジド・アート支援助成に採択いただいた一般財団法人川村文化芸術振興財団のみなさま、会期前後にこの取り組みを取材し、記事にしてくださったメディアのみなさま、企画・編集・広報・設営・受付・撤収などなど本展の運営に力を貸してくださった運営メンバー・ボランティアのみなさま、そして、今はまだほとんどが塀のなかにいて、この投稿を見ることができない、しかし、塀を越えて表現を届けてくださった、本展応募作家のみなさま、かかわってくださったすべての方に、心より御礼申し上げます。

応募作家への開催報告とフィードバックレターの送付、クラウドファンディング「モーションギャラリー」での活動報告や、支援いただいた方へのリターンの送付・実行、記事・動画・SNS・メールマガジン等での活動報告・会計報告など、順次進めてまいりますので、どうぞお待ちいただければ幸いです。

また、今後のPACの活動や、コラボレーションの可能性について、ご来場いただいた方からもたくさんのご提案、ご相談をいただきました。ありがとうございます。いただいたお名刺への個別ご連絡や、今後の活動についてみんなで話し合うオンラインイベントなど、次に向けても少しずつ動いていきたいと思います。どうぞよろろしくお願いいたします。

第3回刑務所アート展にかかわってくださったすべてのみなさまに、重ねて御礼申し上げます。
本当にありがとうございました。

「壁」を越え、「はじまり」をつくり続ける
一般社団法人Prison Arts Connections
共同代表理事　鈴木悠平、風間勇助
https://pac-j.com/