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下北沢のコミュニティ&ライブカフェ音倉の再生をクラウドファンディングで実現!
コロナ発生、そして休業要請。音倉も終わろうとよぎった。そこに突然、本当に作りたかったコミュニティの形が見えた。私たちはインターネットの力を使って、アーティストたちと新しい発信基地を作りたい。
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大阪出身。1976年日本コロムビアよりシンガーソングライターとしてデビュー。1978年「飛んでイス タンブール」「モンテカルロで乾杯」がヒット。1980年休業宣言をして世界一周旅行に出発。28カ国132都市を歩く。帰国後は音楽活動をと共に執筆・公演活動を開始。2000年法政大学人間環境学部に入学。02年英国University of Westminsterに留学。06年早稲田大学院アジア太平洋研究科修了。同年NPO法人国境なき楽団を立ち上げ、音楽を通した社会貢献活動を展開。現在は国境なき楽団PLUS代表。2014年より法政大学人間環境学部兼任講師を務める。子ども食堂しもきたキッチン主宰。
コロナ発生、そして休業要請。音倉も終わろうとよぎった。そこに突然、本当に作りたかったコミュニティの形が見えた。私たちはインターネットの力を使って、アーティストたちと新しい発信基地を作りたい。
コムカフェ音倉は、2009年にNPO法人国境なき楽団のひとつのプロジェクトとして生まれました。「心に優しい音楽と体に優しい食事」をモットーに、平日の昼はオーガニックランチを提供し、夜と土日はライブハウスとしてアーティストの発信基地となって、音楽・芝居・踊り・朗読・落語など、心を豊かにする身近な文化を多くの人に届けてきました。
決して順調な経営ではありませんでしたが、ステージで生き生きと演じる人、客席で嬉しそうにしている人たちを見ているだけで幸せを感じました。
ところが、今は、廃業の危機にいます。
この危機を乗り切るには、皆様に応援を求めるしか他に方法はなく、こうしてサバイバル宣言をいたしました。どうか、話しを聞いてください。
新型コロナウィルスの猛威に、人間の力ではすぐにはどうにもならず、収まる見込みがたっていません。命は大切です。感染拡大の防止のために誰もが不自由な毎日を送っています。しかし、ライブハウスから「場」を取り上げられたら、不自由どころか生きていけません。
3月になって、決まっていた公演がどんどんキャンセルになり始めました。音倉としても、場を運営する責任があります。コロナの感染状況からイベントは中止せざるを得ない。先が見えませんから、すぐに廃業を考えました。補償も見えないからです。
誰もいないステージで、これまで音倉でライブをしてくださった方々の顔を浮かべていたら、いつか穏やかな時間が戻った時にどうするんだろうと急に胸が痛くなりました。同業者が閉店した話を聞き、アーティストの活動の場が少なくなる、と悲しくなりました。
音倉は、大きすぎず小さすぎず、応用の利くスペースです。廃業の覚悟ができたのなら、失敗を恐れず、そのスペースを使って新しい事業展開をしてみてもいいのでは、と思いはじめ、そのうちに、なんとしてでもサバイバルしなきゃ、という気持ちになりました。そのためには費用がかかります。そこで、一緒に夢に向かって走ってくださる方々に応援してもらいたい、と今回のファンディングのプロジェクトを立ち上げました。
新型コロナウィルスの感染拡大防止のために消えていくライブイベント、閑散としたランチタイム。でも、この現状を嘆いているのではなく、これまで力を入れてなかったことに真剣に取り組むべきだと考えました。リアルな場にとらわれず、コミュニティとしての価値、表現の発信基地としての価値を最大限に高めようと、ここから新たに事業を創って行こうと決意しました。
具体的には、インターネットを活用した配信事業、そしてお弁当販売です。
人が集まらなくても価値を届けていける事業を作ることで、Withコロナの時代を乗り切っていきます。
①配信事業
コムカフェ音倉の10年間に亘るライブハウスとしての実績を詰め込んだ、世代とジャンルを超えた音楽ライブを中心に配信。女将である歌手・庄野のライブも織り交ぜていきます。
音倉は無観客であれば、そこそこのスペースがあります。スペースを広く使えるのでソーシャルディスタンスをしっかり取ることができます。スタッフも最小限にし、ステージ上も距離を取ることで、感染防止に厳重に努めながら、素敵な時間をお届けできると信じています。
ライブハウスならではのサウンドも追求します。アコースティックピアノも常設されている強みも生かしていきます。撮影機材には4Kカメラなどを導入して、高品質の配信を計画しています。
そうして、アーティストと一緒に時間を共有するライブ配信と、それを編集して作品に仕上げた動画配信、その他にも、下北沢の他の飲食店や文化活動を紹介しているWeb番組局として活動を広げていきます。
有料配信や無料配信を織り交ぜて事業展開し、リアルな場だけでは創れなかった広がりを生み出したいと思います。
②弁当販売
音倉の料理は有機野菜をたっぷり使った健康志向の美味しいお料理です。この気持を込めたお料理を、自宅でも職場でも味わってもらえるお弁当にしました。
現時点でも、お弁当は地域の方に音倉を知っていただくいい機会になっています。ただ、現在のキッチン設備ではたくさん作れません。これをもっと広げていくための設備を拡充したいと思います。
〜そして今後
コロナウィルスが終息して人々が自由に行き来できるようになるまでは、①②のみの運営を行います。
落ちついてきたら、本来のライブハウス営業と配信を組み合わせた事業として新たに展開します。人が集まって生み出す熱気もいずれ届けられるようになると考えています。
プロジェクト開始から多くの方に実際にご支援をいただいています。
また、多くの仲間から応援コメントもいただいています。みなさん本当にありがとうございます。
コロナはとても大きな影響を世界に与えています。
ただコロナのおかげで、みなさんの温かい心に触れる機会を改めてもらえたようにも思います。
このつながりを大事にして、私たちもこの状況を必死に生き抜く決意です。今回のことをきっかけにして音倉は真剣に生まれ変わろうとしています。
音楽にとって、それを鳴らす場所はとても大切なものだと思っています。配信という新しい仕組みで音楽を広くお届けできるようにがんばります。
このプロジェクトを立ち上げてから、観客はいませんが、配信の収録のためにライブをしています。
「ライブっていいなぁ」
改めてそう思いました。
そんなライブをこれからもお届けします。音倉をどうぞよろしくお願いいたします。
引き続き、応援よろしくお願いします。
《音倉サポーター》
このプロジェクトを始める前の不安を一気に吹き飛ばしてくれるかのような、多くのみなさんのご支援。ご支援いただく時のみなさんのお顔を想像するだけで、喜びだけではない何とも言えない感情が込み上がってきます。本当に感謝申し上げます。その応援で元気100倍です。
《応援コメント》
【4.30アップデート】玉城ちはるさん、Connyさん、谷川賢作さん、丸山圭子さん、テミヤンさん、及川眠子さん、小室等さん、こむろゆいさん、鈴木雄大さん
【5.1アップデート】山下久美子さん、CHAKAさん、水沢有美さん、227(広田圭美さん・山下由紀子さん)、日野美歌さん、松武秀樹さん、桑江知子さん、バンブー竹内さん、あえかさん
【5.7アップデート】沢田知可子さん、伊藤銀次さん、市川克美さん、西島三重子さん
【5.15アップデート】北原照久さん、長谷川友二さん、三人官女(相曽晴日さん、下成佐登子さん)、堀江淳さん、亜羅仁Magicさん
【5.20アップデート】普天間かおりさん、勝誠二さん、山口さくらさん、山口良一さん、TAEKO GLORYさん
ここまでお読みいただいてありがとうございます。まとめますとこのプロジェクトで実現したいことは以下となります。
①継続的営業
②食の大切さを伝え、芸術文化への想いを絶やさない
③多くのアーティストが表現する場を提供する
④新規に取り組む事業において、さらにアーティストをサポートしていく
⑤お客様がライブイベントで心を躍らせる時間をクリエイトしていく
⑥新規事業が今後、音倉の利点になるようにしっかり取り組む
軌道にのせるまでの期間を希望的予想で6ヶ月とし想定しました。集まった金額から決済手数料5%を引いた金額を、実際に集まる金額や、状況によって数字は前後してしまうと思いますが、以下の通りの想定で大切に使わせていただきます。
①コロナウィルスによる緊急補填(6ヶ月間の家賃と水道光熱費に充てます):400万円
②配信ライブ小屋として必要な機材などの調達:300万円
③お弁当を量産するために必要な設備の整備:100万円
④スタッフの配信技術習得のための研究費:100万円
⑤アーティストの支援:100万円
このプロジェクトでは応援型リターンを基本に、応援者にいくつかのリターンをご用意しました。お料理に関することは地域での差が出てしまうため、基本的に配信を中心としています。音倉でパフォーマンスをする方へのリターンもあるので、アーティストさんも輝く未来に向かって、どうぞ一緒に応援してください。
ご用意したコースは主に2つです。
気持ちで応援コース
特典が不要な方がいらっしゃいましたらこちらの「気持ちで応援コース」から各金額プランからご選択ください。どの金額プランからでも、リターン購入画面で、金額にお気持ちを上乗せいただいて支援することも可能です。
配信チケットコース
こちらは音倉で今後配信していく有料コンテンツを閲覧いただけるコースです。各金額プランごとにそれぞれ未来の閲覧チケットが付いてきます。
その他は、アーティストの方へスペース毎お貸しするプランや、協賛として我々の活動の中での様々な媒体へクレジットされるプランもございます。
新型コロナウィルスに起因する支援プログラムを通して、今、私たちが力を合わせることができれば、一人では成し得ないことが可能になります。
ウィルスに負けない強い絆で、世界を蘇らせることができると信じて、懸命に取り組んでいきますので、どうか皆さまのお力をお貸しください。
この空間からたくさんの笑顔が生まれることを心から願っています。
最後まで読んで下さって、ありがとうございました。
<企画発案者>
下北沢を愛し、食と音楽のコラボを目指してコムカフェ音倉の運営に全力を注いできた歌い手 庄野真代
1000 円
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