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日本人ならではの観点で描く『Orestes』 エディンバラ演劇祭上演をクラウドファンディングで実現!
日本人演出家がイギリスで率いる劇団Wacky Goatsが、世界最大の演劇祭に挑みます!「ギリシャ悲劇は難しい」そんなイメージをがらりと変える、参加型コメディ 「Orestes」(オレステス)をどうぞご支援ください!!
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日本で演技、イギリスで舞台演出を学んだ新進演出家、津谷緑が立ち上げた劇団。ギリシャ悲劇やシャイクスピアといった古典作品を、ストーリーの本質はそのままに、かつ誰にでも分かりやすく笑って楽しめるよう脚色することで、より多くの人にその素晴らしさを伝えることを活動目標としている。2018年イギリスのエディンバラ演劇祭にて初作品「Orestes」を上演予定。
日本人演出家がイギリスで率いる劇団Wacky Goatsが、世界最大の演劇祭に挑みます!「ギリシャ悲劇は難しい」そんなイメージをがらりと変える、参加型コメディ 「Orestes」(オレステス)をどうぞご支援ください!!
Wacky Goatsは、正義と法の間で苦しむ青年オレステスを描いたギリシャ悲劇を、誰でも楽しめる参加型コメディへと脚色しました。
父親の仇を討った結果、死刑の危機に瀕した主人公オレステス。なんとか生き残る方法は無いか、SNS上で助けを求めます。
ウェブ上でのあなたの一票が、あなたのコメントが、オレステスの運命を左右します!!
日本で演技、イギリスで舞台演出を学んだ新進演出家、津谷緑が現地で出会ったインターナショナルな仲間たちと共に立ち上げた劇団です。ギリシャ悲劇やシェイクスピアといった古典作品を、ストーリーの本質はそのままに、かつ誰にでも分かりやすく笑って楽しめるよう脚色することで、より多くの人にその素晴らしさを伝えることを活動目標としています。
主宰プロフィール:津谷 緑
文学座附属俳優養成所で演技を学んだのち、演出家になる決意を固め2014年に渡英。University of Kentで舞台演劇を学術的に学び、2017年からはロンドンのEast15 Acting Schoolの修士課程で舞台演出を専攻している。ギリシャ悲劇を、セクシャルマイノリティーに着目したコメディへと脚色した「Hippolytus: Asexual Man」(2017年)や日本の現代劇を自身で英語訳した「Banana’n Night」(2017年) といった作品の演出のほか、シェイクスピア劇「Twelfth Night」(2018年)やエイクボーンによる現代劇「Woman In Mind」(2018年)などの演出助手も務める。
(過去の演出作品「Hippolytus: Asexual Man」2017年)
エウリピデスによる原作あらすじ
父親の仇を討つため、アポロ神の後押しも受けて実の母親を殺したオレステス。ですが母親殺しという恐ろしい罪のため、市民はオレステスに死刑を求めます。事態を収めることができるのは、前王の弟でありオレステスの叔父でもあるメネラオスただ一人。オレステスはメネラオスに協力してくれるよう嘆願しますが、市民の意見や法を無視できないメネラオスはこれを拒否。絶望したオレステスは、親友ピュラデスと共にメネラオスへの復讐として、彼の妻を殺すことを決意しますが―!?
Wacky Goats版あらすじ
実の母親に父親を殺されたオレステス。SNSアポロでは「親の仇を討つのは子の務め!」「夫を裏切った妻に制裁を!」といったコメントが溢れ、それに背を押されたオレステスは母親殺しを決行します。ですがその後、市民はオレステスに罰として死刑を求め、SNSアポロのユーザー達も手のひらを返してオレステスを責めたてます。頼みの綱のメネラオスは、世論に押されてオレステスを助けてはくれません。にっちもさっちもいかなくなったオレステスは、スマートフォンに語りかけます「ヘイ、ピュラデス、一体どうしたらいい―?」
Wacky Goats によるオリジナルポイント
原作では、オレステスによる母親殺しの正当性を示すアポロ神の神託。Wacky Goats版では、アポロは神ではなくとあるSNS。オレステスはSNS上の不特定多数のコメントにより、母親殺しを実行し、更に劇中の行動を決定していきます。
原作では、ピュラデスは親友として死を免れるための策をオレステスに提案します。Wacky Goatsはピュラデスを、人ではなくオレステスのスマートフォンとして設定。SNSアポロのコメントを、ヴォイスアシスト機能のようにオレステスに読み上げます。
Wacky Goats版「Orestes」では、インターネットやスマートフォンと言ったテクノロジーを、役者によるアナログな手段で表現することによって、SNSに振り回されるオレステスを風刺的かつコミカルに描きます。また、日本人ならではの「間」の取り方を演出に取り入れることでよりシュールな面白さを表現しています。
この作品では、観客の皆さんに劇中でSNSのユーザーとして投票や意見の提案をしてもらい、それをもとにストーリーや結末が変化します。また実際のウェブサイトを通して、劇場にいらっしゃれないコレクターの皆さまにも、事前投票やコメントという形で作品に参加していただけます!
動画を見て⇒投票!
ウェブ上の投票結果(比率) + 劇場でのお客様の投票結果⇒ストーリーがどちらかに変化!!
オレステスの運命は、コレクターの皆さまの手にかかっています!!
イギリス、スコットランドの首都であるエディンバラで毎年夏に開催される芸術祭の一つ。正式名はEdinburgh Festival Fringe(エディンバラ・フェスティバル・フリンジ)。日本で言う小劇場演劇を、イギリスではフリンジと呼びます。
劇場だけでなく教会やパブなど、エディンバラ市内の様々な場所でパフォーマンスが行われます。ジャンルも、ストレートプレイからミュージカル、ダンス、コンサート、スタンダップコメディ、サーカスなど様々。プロ・アマ問わず誰でも参加でき、イギリス国外からも多くの参加者が集まる、世界で最も大きな演劇祭の一つです。2017年には、53,232組のパフォーマーによる3,398の作品が上演されています。
2017年エディンバラ演劇祭の様子 劇場の外観
「Orestes」公演日程
8月3日、4日(プレビュー公演)10:30 (イギリス時間)
8月6日~11日 10:30 (イギリス時間)
会場:Greenside@Nicholson Square, Fern Studio
今回の公演では、チケットの売り上げを全て劇場費にまわしています。イギリスでの公開稽古やウェブサイトを通しての募金活動も行っていますが、十分とはいえず、舞台製作費、渡航費のほとんどは自己負担となっています。中でも演劇祭シーズンのエディンバラ滞在費は高額になるため、コレクターの皆様からご支援いただいた資金は、劇団メンバーの宿泊費に充てさせていただきたいと考えております。
劇団メンバー滞在費(4人×11泊)£942.86(約¥137,342)
この公演はすでに上演が決定しているので、目標に達しない場合においても、ご支援いただいた資金は滞在費に充てさせていただきます。
多額に集まった場合は、その他の舞台製作費(広告費や演劇祭参加費など)に使わせていただく予定です。
・SNSアポロへのログイン権:ストーリー分岐への事前投票、コメントができるアカウントをお送りいたします
・公演プログラムにお名前記載:公演当日に劇場で配布されるプログラムに、サポーターとしてお名前を掲載させていただきます(アルファベット表記)
・お礼のカード送付:エディンバラのご当地ポストカードを、キャストメンバーの一言を添えてお送りいたします
・公演映像:エディンバラ演劇祭での公演動画(約45分)への限定リンク (Vimeo) をメールで、公演プログラムを郵送でお送りいたします。
・別ストーリー及び別エンディングの映像配信:SNSアポロの投票結果が違った場合を収録した特別動画への限定リンク (Vimeo) をメールで、公演プログラム、キャストメンバーの一言を添えたフライヤーを郵送でお送りいたします。
・Orestes スペシャルパック:公演映像、別ストーリー及び別エンディングの映像、インタビュー、エディンバラ演劇祭の様子を収録したDVDもしくはUSB(お選びいただけます)、日本語英語両バージョンの上演台本のPDFファイル(DVDの場合はメールで送付、USBの場合はUSBに収録)に、公演プログラム、フライヤー、ポスター、そしてキャストメンバーの一言を添えたエディンバラご当地ポストカードをお送りいたします。
キャスト:Jonathan Cooper, Patrycja Dynowska, Hugo Linton
*SNSアポロに投稿いただいたコメントは、演出家が英語に訳してパフォーマンスに反映いたします。
*各映像は英語(日本語字幕付き)になります。
「Orestes」はすでに上演が決定しており、目標金額に達しない場合でも公演は行われます。その場合、滞在費は劇団メンバーの自己負担となります。
今回の公演は、演出家役者共に新進気鋭の若手メンバーです。皆さまのご支援をいただくことで、メンバーの負担を減らし作品のクオリティを向上させることによって、Wacky Goats及び各メンバーの今後一層の活躍へと繋げていきたいと思っています。
また今回のクラウドファンディングプロジェクトでは、資金獲得だけでなく、ストーリーを進めるための投票参加やコメント募集も大きな目的となっています。皆さまからのコメントが、劇中でのオレステスの選択の幅を拡げます!エディンバラという日本から遠く離れた場所で行われる舞台であっても、インターネットを通じて演劇に参加できるーそんな‘体験’をコレクターの皆さまと楽しむことができたらと思っています。
このたびは、本プロジェクトについて最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。イギリスで演劇を勉強して4年、エディンバラ演劇祭という世界的な演劇祭で公演ができることに、緊張しながらもとてもワクワクしています。
紀元前5世紀から現代まで、時を越え国を越えて観客の心を掴み続けているギリシャ悲劇。ですが、詩でもあるセリフ、コロス(合唱隊)の存在など、現代劇とは大きく異なる形式のため一見すると分かりづらく思える部分もあります。劇団Wacky Goatsは、そういった「とっつきづらさ」をコメディという形で取り除き、ギリシャ悲劇に興味を持つきっかけとなれたらという思いで立ち上げました。特に今回の「Orestes」は、日本での人々のSNSへの関わり方から主な発想を得た作品です。エディンバラという場所がら、日本の皆さまに観ていただくことは難しいかと考えていた折、クラウドファンディングでのリターンとして映像を配信するという方法に行きつきました。このプロジェクトを通じて、より多くの皆さまにギリシャ悲劇の面白さを伝えることができたらと思います!
Wacky Goatsは今春結成したばかりの劇団ではありますが、8月の初公演にむけて、メンバー一同力を合わせて稽古に励んでおります。是非とも応援いただけたら幸いです。
本プロジェクトへのご支援を、どうぞよろしくお願いいたします!!
Wacky Goats 主宰 津谷 緑
1000 円
2000 円
3800 円
6500 円
10000 円