先週末、テストフライトを実施しました。
vol. 1 2016-06-15 0
先週末の6月11日、12日にたきかわスカイパークで、テストフライトを行ってきました。
今回は、自分の教え子である芸大の学生3人と、社会人の方2名で実施しました。
だいたいいつも、こんな感じで私(パイロット)と、地上スタッフ4〜6名で、試験を実施しています。(このお知らせは、今回は全員に公開でおおくりいたします。ご支援の皆様には動画を含んだページを別途、お伝えします)
6月11日(土曜)
この日は曇り〜晴れの天気でした。
曇りの日は絵的には爽快感はないですが、晴天時より風が穏やかな場合が多く、実はテストフライトには向いている気象条件です。この日は北からの風、風速1m〜2m程度と風が弱かったので、滑走路の両側に向けてフライトを行いました。すべての飛行機がそうなのですが、原則として飛行機は離陸、着陸ともに風上に向かって行うものなのです。皆さん、今度空港で飛行機に乗るときは、飛行場の吹き流しなどをみると、このことが確認できると思いますよ。
で、この日は、無風〜微風と言ったコンディションだったので、高度15m〜20m程度のジャンプ飛行を6本、滑走路の両サイドを使って行いました。
あと、この日のTOPICとして、この日の北海道新聞の夕刊に、前回のテストフライトの記事が掲載されました。「風の谷タキカワ」!
6月12日(日曜日)
この日は快晴でしたが、南風のコンディションで、最初は風速2mくらいから、徐々に風が強くなる気象条件でした。
いつもは朝6時半に集合して準備開始、その後7時過ぎに試験飛行を開始し、9時位までは試験を行うのですが、この日は風が強くなり、風速4.5mくらいになった8時半時点で、やや早めに試験を終了しました。そのため、この日に飛べたのは4本だけでしたが、無理に飛ばして機体を壊してしまうのは、もっとも避けたいことなので、適切な判断だったと思っています。
このように、とにかく安全第一でその日の天候を考えながら、試験飛行を行っています。皆様にもぜひ、生で飛んでいるところを見ていただきたいので、ご支援のほどよろしくお願いいたします。
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