「過疎」という言葉の生まれた街・島根県益田市に映画館を復活させ、
広い世界への入り口を作りたい！

ご支援くださった皆様、和田浩章です。年末のご挨拶がギリギリになってしまった事、お詫び申し上げます。映画館のオープン日がズレましたが、本日の午後まで映画館で仕事をしておりました。家族との時間も大事にしたいので、1月2日までの二日間はお休みとさせてください。

さて、オープン日が遂に決まりました！1月26日(水)からとなります。こけら落としだけは我儘が言える唯一のチャンス…全四作品・夫婦のエゴイズム全開の一週間となる予定です。

２月以降は地域からのニーズの高い作品を上映したいところですが、新規の映画館が人気作を上映するにはハードルが多々ございます。しばらくは信用を得るため、結果を残さなければなりません。多くの方に映画を届けたいという想いは映画会社も映画館も一緒。映画という芸術は大勢で作られた力の結集です。子どものような大事な作品を預からせて頂く立場です。慎重におごそかに、でも大胆に映画アイ(※あえての誤字)を発信していけたらと思います。

そして！ロビーにお名前を掲載するリターンが完成致しました！！清水美紅さんが、ご支援くださったお一人お一人の名前から連想した草花を描いてくださいました。またその色や草花がその方のイメージにぴったりなのです…。アーティストって凄まじいと感じました…。神秘的な現場に立ち会えた事、改めて感謝御礼申し上げます。

壁画を描き終えたら、清水さんに島根の美味しいお料理を食べていただこうと思っていましたが、打ち上げに時間を割くのではなく、飛行機に乗るギリギリまで絵と向き合っていらっしゃいました。その姿にどれだけ救われたかわかりません。実際の壁画を是非ご覧いただきたいです。

12月発送予定のポスターは、一部の方へはお届けしました。まだの方へも仕分けは済んでおり、後は送るだけといった状況です。オープンに向けての作業などのため発送が遅くなってしまいました。年明けにはお送り致しますので、今しばらくお待ちください。

皆様は2021年はいかがでしたか？僕は足踏みした悔しい一年でもあり、暖かなエールを沢山いただいた一年でもありました。来年は“あぐねいて春”そんな風に言えるよう頑張って参ります。今年も残り僅かとなりました。どうぞ来年からのShimane Cinema ONOZAWAにご期待ください。

ウェブにて恐縮ですが、年末のご挨拶とさせていただきます。

どうぞ良いお年をお迎えください。