《益田市の皆様からのメッセージ動画が出来上がりました!!》
vol. 15 2021-10-12 0
こんにちわ、和田浩章です。
クラウドファンディングが開始してから一か月が過ぎました!
集まった資金は3,809,319円!残り18日間全力で駆け抜けます!!
沢山の応援メッセージにとても励まされています。
撮影にご協力くださった皆様、本当にありがとうございました!!
《動画制作》撮影:村岡詩織 監督:松島彩
曲「Zigzag」作詞作曲:門脇大樹
~全国の映画館の歴史~
小野沢シネマ予定地となっているのは、2008年8月31日に閉館した「デジタルシアター益田中央」。この頃、各地方の映画館が軒並み閉館してしまった事を御存知でしょうか?理由は2006年頃より、フィルム上映からデジタル上映へ移行が始まったからです。フィルムの映写機からデジタル映写機に入れ替えるための費用は1000万~3000万近くかかりました。そのため多くの映画館は資金繰りが難しく閉館を余儀なくされました。デジタルシアター益田中央は、1999年に全自動フィルム映写機を導入し、1スクリーンから2スクリーンに増設しました。それから10年も経っていないにもかかわらず映写機を替えなくてはならないという状況。デジタル映写機を2つ入れるとなると大規模な資金が必要になります。ですが、お客様にとってはフィルムからデジタルに変わる事というのはまだあまり恩恵を感じない風土でした。
このデジタル導入の資金繰りをなんとか出来た映画館は未だに営業を続けておられるケースが多いです。先日のYouTube LIVEを一緒に配信した佐賀の「シアター・シエマ」もまさにその映画館のひとつ。市民の方が「なんとかシエマを残したい!」と思って動いた結果、募金総額は1000万を超えたそうです。「シエマは自分たちの映画館だから自分たちで守ろう」という市民の方々の応援に他なりません。
益田市の人口は約4.5万人、開館出来たとして営業は続けられるのか不安に思われる方がいるかもしれません。ですが、同じくらいの人口で営業を続けている映画館があります。宮古島にある「よしもと南の島パニパニシネマ」さんです。吉本興業がスポンサーとして入り、デジタル映写機を導入する事が出来ました。その後、映画を愛する旦那さんが2020年に亡くなられましたが、今は奥様が頑張って切り盛りをされておられます。「どうやって映画を上映すればいいかわらかない」と手さぐり状態だったそうですが、市民の方々が助けてくださり、『えんとつ町のプペル』や『鬼滅の刃』を上映した時には116席の映画館が連日満席。市民の応援が目に見えた瞬間だったそうです。
各地の小さな映画館には色んな歴史があります。益田の映画館の話をすると、時には「夢見すぎ」と笑われる事もあります。でも、私は知っているのです。全国の映画館がどんな状況に対しても不屈の精神で挑み、進化を遂げている姿を。地元を愛する人の多い島根で、ここ益田市で出来ないわけがないと思っています。
必ず実現させてみせます!引き続き応援のほど、宜しくお願い致します!!