豊かな暮らしラボラトリー代表理事の檜垣賢一さんから応援のメッセージを頂きました!
vol. 6 2021-09-18 0
ユタラボ代表理事の檜垣さんから応援コメントを頂きました!
仲の良いママ友に益田へ移住する事を話したら「それなら是非紹介したい人がいる!」と紹介いただいたのが檜垣さんでした。
移住後にお会いして映画館の構想を話したところ、「ユタラボとしても全面的に協力します!」と仰ってくださいました。その言葉通り、職員の皆さんが一緒に益田市の公民館20か所を巡って映画館のことを紹介くださったり、チャリティイベントの準備や当日運営もお手伝いくださったりと、おかげでイベントは大盛況に終わりました。夫の浩章はユタラボ主催のイベントゲストとしても引っ張りだこですが「映画館を知ってほしい」という想いがあってお誘い頂いているものだと思います。受けられるものは有難く全て参加させて頂こうと思っています。
来週の月曜日でクラウドファンディング開始から2週間!目標の半分の300万円まであと少し!
愛される映画館創りを地域の方々と一緒にやっていきますので、是非お力を貸してください。
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「ないなら、みんなでつくればいい」、その価値観を教えてくれた益田での暮らし。
私が「過疎」という言葉発祥のまち 益田に移住して、5年が経ちます。 この5年で一番学ばさせてもらったことは、「ない」ことに対する見方です。
今までは有名なカフェやゲームセンターなど娯楽施設が町に「ない」ことに対して、ネガティブな気持ちしか抱けませんでした。
ですが、ここ益田での生活は、それに対して「このまちはダメだ」ではなく、むしろポジティブに生きていくヒントがたくさん詰まっていたのです。
仕事が終わってから、みんなで集まって、地域の運動会や文化祭、マルシェなど、「今度は、どんなことしよっかー」とみんなで笑いながら、たくらむ住民の姿。このまちには、手づくりの娯楽がたくさん溢れています。いろんなものが「ない」からこそ、ひとが集まって、知恵を集めて、みんなで「つくる」楽しさがあります。
ここでの生活を経て、私は娯楽は与えられるだけではなく、自分たちでつくりだすことが出来ると思えるようになりました。「ない」は決して悪いことではありません!それだけ、みんなで作り出す余白があるということなのです。
今回のプロジェクトは、まさにその象徴的なプロジェクト。 映画館を誰かに作ってもらい、気づいていたら出来ていたではなく、みんなで汗を流しながら、たくさんのわくわくアイデアを詰め込みながら、「みんなで、つくった」物語にしていきたいと、一住民として思っております。
檜垣賢一(ひがき・けんいち)プロフィール
一般社団法人豊かな暮らしラボラトリー 代表理事。生まれも育ちも山口県、現在は島根県益田市在住。 大学時代、東京とアメリカ(ニューヨーク州)で暮らす。2016年に島根県益田市に移住。認定NPO法人カタリバ職員として益田市教育委員会に席を置き、市が掲げる「ライフキャリア教育」を推進。2020年4月より一般社団法人豊かな暮らしラボラトリー(通称ユタラボ)を創設。「豊かな暮らしを、すべてのひとに」をビジョンに、どう生きるか「ライフキャリア」を考えて、体現できる機会を世代と地域を超えて届けている。仕事だけではなく、地域活動の時間なども大切にし、7月に生まれた娘さんの子育てに奮闘中!