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現代美術オンラインイベントJPをクラウドファンディングで実現!
コロナ禍に急増した現代美術系のオンラインイベントの情報を有志でGoogleカレンダーに登録し、情報共有・発信を行う「現代美術オンラインイベントJP」。このウェブサイトを制作し、表示を見やすく、機能追加するプロジェクト。
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コロナ禍に急増した現代美術系のオンラインイベントの情報をGoogleカレンダーに登録し、情報共有・発信を有志で行っています。
コロナ禍に急増した現代美術系のオンラインイベントの情報を有志でGoogleカレンダーに登録し、情報共有・発信を行う「現代美術オンラインイベントJP」。このウェブサイトを制作し、表示を見やすく、機能追加するプロジェクト。
みなさん、こんにちは。私たちは現代美術に関わる4人です。
金澤韻(かなざわこだま:インディペンデント・キュレーター)、橋本誠(はしもとまこと:アートプロデューサー)、小山冴子(おやまさえこ:キュレーター)、吉﨑和彦(よしざきかずひこ:現代美術キュレーター)
私たちは7月から、「現代美術オンラインイベントJP」という、カレンダーを作っています。その名のとおり、現代美術のオンラインイベント(日本語のもの)を表示するカレンダーですね。
それがこちらです。
▶︎本体(Googleカレンダー)URL https://bit.ly/3f8dkhW
今年はコロナ禍で外出も制限され、展覧会も人が集まるイベントも中止や延期や縮小などを余儀なくされました。
その一方で、リアルで集まらなくてもできることはないものかと、業界が知恵を絞った結果、オンラインのイベントが数多く行われることになりました。トークイベントにコンサート、パフォーマンスに上映会と、コロナ禍以前には想像もつかなかったような、多彩で豪華なコンテンツが毎日のように繰り広げられています。イベントは現地で見るのが一番だというのはその通りですが、でも遠隔地に住んでいる人間にとっては、そこで何が行われているのかを覗けるのって、とってもありがたいことですよね。
で、そんな素敵なオンラインイベントたちを「覚えておこう!」としても、今年7月ごろには頭のメモ機能がぜんぜん追いつかなくなりました。「あーあれっていつだったっけ」「しまった、見逃した!」みたいなことが頻繁に起きるように……。金澤がFacebookで「オンラインイベントのテレビ番組表みたいなやつ、誰か作ってないのかな……」とつぶやいたところ、「ないので、作りますか〜」と橋本が応答し、小山と吉﨑が「やりますー!」と合流しました。
とりあえず使えるもので、とGoogleカレンダーを使って、みんなでちょいちょい、気づいたもの、自分が見たいと思ったものを集めて、作ってきたのが、このカレンダーです。ご覧いただければわかるとおり、けっこう充実しています。
そして、Googleカレンダーなので、一般に公開され、知っている人にはシェアされて、活用されていると思われます。
でも、そこはやはり、Googleカレンダー。見にくいんですよね。タイトルの頭のほうの文字しか見えないし。短期・長期などあるイベントの形態も見分けがつきにくい状況です。あとカレンダーだと実体がわかりにくい。誰がやっているんだとか。
今回、私たちがクラウドファンディングをする理由は、このカレンダーをもっと見やすいウェブサイトの形にしたい、というものです。橋本が所属するノマドプロダクションのメンバーでもあるウェブデザイナー、介川さんが、最低価格でデザインしてくれます。
ラフイメージ(ウェブサイト全体)
【実現しようとしていること】
☆同時にメンバーからの耳より情報をお知らせするFacebookページを作成することにしました!ウェブサイトにも表示させますので、より生き生きとした情報がご覧いただけます。
※引き続きGoogle カレンダーの機能を使用するので、イベント単位ではなく「現代美術オンラインイベントJP」のアカウント自体をご自身のカレンダーに登録すると、全ての掲載イベントを読み込ませることもできます。
ラフイメージ(カレンダー部分)
【予算】
ウェブサイト制作費 20万円
ウェブサーバー・ドメイン・SSH代、セットアップ費 6万円
Google カレンダーのデザインカスタマイズ等 8万円
facebook ページ情報の読み込み設定等 8万円
ーー
小計 42万円
消費税 4万2,000円
クラウドファンディング手数料(10%) 5万2,000円〜
手数料に係る消費税 5,200円〜
振込手数料 540円
ーー
合計 52万円(税込)
クラウドファンディングにしては、小さい金額。わざわざクラファンで集めなくてもいいのでは……? と思われる方も(中には)いらっしゃるかもしれません。でも今回、私たちはクラファンで、みなさんとある意味でのコミュニケーションをしていくことに、すごくワクワクしています。たぶん、このクラファンはいわゆる「カンパ」なのだと思います。資金を集めて大きな事業を興すわけではなく、「オンラインのイベントっていいよね、意義あるよね」という思いをシェアしながら、ちょっとずつお金を出してもらって、ちょっとした形のあるものにしていくこと。それこそが、今回の私たちの目的なのです。
もっとわかりやすく言えば、無報酬で作って無料でシェアしているので、私たちとしてはもう本当に、みんなに「応援されたい」!! のです!! それに、4人で作ってごく内輪でだけ利用されるのって寂しいです。せっかくなら少しでも多くの人に知ってもらって、日々をちょっと豊かにするツールとして使ってもらえれば、私たちも嬉しいし、みんなも嬉しい(はず)。
公的な助成金を獲得する、スポンサーを募るということも、いったんは考えたのですが、もしそういう資金を使うとなるとある程度網羅性だったり、公平性だったりを担保しなければならなくなります。平たく言えばきちんとやらないといけなくなる。でも私たちは個人的にやっているからこそ続けていけるのであって、義務のようになるとモチベーションが続かなくなるだろうと思います。そのため、自分たちが一銭ももらわない代わりに、イベント掲載の基準はあくまで「このメンバーの興味があること」にさせていただいて、あまり気負わずに少しずつやっていくスタイルが保てたら、と思っています。(まあ、とは言え、この業界長い4人なので、それなりに広くカバーしているのではないか、と思います。)
*ちなみに現在の掲載ルールはおおむね次の通りです。
リターンの内容はとってもシンプル。基本は「カンパ」に対する、私たちからのお礼のメール。(リターンに差をつけることを考えたのですが、今回の主旨と離れてしまうので、シンプルにしました。もし「もっと応援したい!」という方がいらっしゃったら、リターンを選んだあとに、金額を上乗せしてください!)もうひとつ、新しくつくるウェブサイトに設ける予定の、広告バナースペース枠を1ヶ月間提供、というコースも設けました。ただしこちらは、日本における現代美術系のオンライン・イベントの広告に限ります。
もし目標金額が集まらなかった場合ですが、All-in方式としていますので、機能を限定してでもできることから実現していこうと考えています。逆に多く集まったらさらなる機能の充実に活用するのか、将来のサーバー代としてしっかりとっておくのか。検討して大事に使わせていただきたいと思います。
現代美術ラバーのみなさん。
「今日ちょっと時間が空いたなー。夜に何か見るものないかな?」
そんな時にのぞけるカレンダーが、日本にあるというのは素敵じゃないでしょうか?
ぜひ、私たちを応援してください!
ーー
金澤韻(かなざわ こだま)
1973年神奈川県生まれ。インディペンデント・キュレーター。東京芸術大学大学院、および英国ロイヤル・カレッジ・オブ・アート現代美術キュレーティングコースを修了。熊本市現代美術館など公立美術館に12年勤務ののち独立。漫画、ニューメディア、地域とアート、障害とアートなど、既存の美術の枠組みを超えるものにわりと熱心。国内外で展覧会企画多数。近年の主な展覧会に、ラファエル・ローゼンダール、毛利悠子、AKI INOMATAの個展(いずれも十和田市現代美術館、青森、2018-20)、KENPOKU ART 2016 茨城県北芸術祭(茨城、2016)、「CHILDHOOD」(パレ・ド・トーキョー、パリ、2018)など。共著に『地域アートはどこにある?』(堀之内出版、2020)ほか。
小山冴子(おやま さえこ)
1982年福岡生まれ。2006年よりオルタナティブスペースart space tetra(福岡)を拠点に展覧会や音楽イベントを多数企画。2012年以降は各地のアートプロジェクトにて、現代美術領域での展覧会や作品制作に携わる。2015年に文化庁メディア芸術祭鹿児島展「境界のあいだ」企画統括ディレクターを務めたのち、あいちトリエンナーレ2016コーディネーター、札幌国際芸術祭2017コーディネーター等を経て、2019年4月より札幌文化芸術交流センターSCARTSに勤務。現代美術展の企画や作品制作のコーディネーションを担当している。2009年よりレーベル「とんつーレコード」を主宰し、本やCDなどの作品をリリースしている。
橋本誠(はしもと まこと)
1981年東京都生まれ。横浜国立大学教育人間科学部卒業後、フリーランス、東京文化発信プロジェクト室(現・アーツカウンシル東京)を経て2014年に一般社団法人ノマドプロダクションを設立。2020年よりNPO法人アーツセンターあきた ディレクター。多様化する芸術文化活動と現代社会をつなぐ企画に制作・広報・記録など様々な立場で携わる。KOTOBUKIクリエイティブアクション(横浜・寿町エリア/2008~)、生活と表現(東京・台東区/2015〜)。EDIT LOCAL LABORATORY アートプロジェクトラボ(2019〜)など。共著に『キュレーターになる!』(フィルムアート/2009)、『アートプラットフォーム』(美学出版/2010)、『これからのアートマネジメント』(フィルムアート/2011)、『現代アートの本当の学び方』(フィルムアート/2014)など。
吉﨑和彦(よしざき かずひこ)
1980年生まれ。山口情報芸術センター[YCAM]キュレーター。ロンドン大学ゴールドスミス・カレッジ現代芸術論修士課程を修了。2009年から2017年まで東京都現代美術館に勤務し、2017年より現職。企画に携わった主な展覧会に、contact Gonzo+YCAMバイオ・リサーチ「wow, see you in the next life. /過去と未来、不確かな情報についての考察」(2019年、山口情報芸術センター)、「メディアアートの輪廻転生」(2018年、exonemoとの共同企画、山口情報芸術センター)、「MOTアニュアル2016 キセイノセイキ」(2016年、ARTISTS’ GUILDとの協働企画、東京都現代美術館)、「フランシス・アリス」展(2013年、東京都現代美術館)など。
1000 円
30000 円