真っ赤な音戸大橋が、今や街の象徴
vol. 5 2020-06-10 0
音戸には、昔ながらの古民家が多く残っているが、最近の音戸が音戸たらしめているのが、音戸大橋だろう。古民家は、日本全国、あちらこちらにあるが、真っ赤な大きな橋とのコントラストは、ここ音戸だけだろう。
現在、音戸大橋は、第1と第2があり、写真の奥が音戸第1大橋で、手前が音戸第2大橋だ。この下を毎日、のべ700隻の船が行き来している。だから高い桁下になっていて、大型カーフェリーも通過していく。
音戸第1大橋は、1961年の完成で、橋へのアプローチがユニークだ。ぐるぐるとループをのぼっていく。ここを車で運転していると毎度、目が回りそうなになる。大袈裟じゃなくて、マジで。
うちの西荻窪の近所に、広島県の尾道に近い因島の出身の女性がいて、彼女に音戸について話をしたところ、「行ったこはないですが、グルグルがあるところでしょ。」と言われた。なるほど、それだけインパクトが大きい。またある人は、この音戸第1大橋のことをトミカタワーみたいだと言っていた。下の写真を参照。
一方、音戸第2大橋は、2012年に完成した新しい橋だ。地元のばあ様に聞くと、この橋、何とわずか1日で出現したと言っていた。朝は、橋がまったく無かったのに、夕方には、突然、橋が架かっていてビックリしたという。
嘘みたいな話だが、調べてみると、工場で橋の本体を製作し、船で運び、そのまま橋を半日で架けたと記録が残っていた。ここは、重要な航路ということもあって、何日間も止めることができないのだろう。新しい建築工法が使われていたのだ。こりゃ、ばあ様もビックリするね。
※下記のリンクで、音戸大橋をドローンで撮影された方の投稿を共有しました。ご参照してください。
https://www.facebook.com/groups/392806557482359/permalink/2981452588617730/