「青梅時間」ロゴデザイナーの齋藤さんに聞く!
vol. 21 2018-08-26 0
頑張りたい!クラウドファンディング挑戦19日目
現在の達成率35%
青梅時間クラウドファンディング、スタートして19日目となりました。
注目プロジェクトとしてトップページにも昨日より掲載されております〜!!
皆様から応援・情報拡散いただき心から感謝申し上げますと共に、ぜひとも地域の文化的なコミュニティと自分時間を求めて青梅に来られる週末観光の接点をつくりたいと思います!!お声かけ、ご支援を引き続き!!どうぞよろしくお願いいたします!!
こちらのアップデート記事やFacebookの「LIFE青梅」「青梅時間」やtwitter「青梅時間@ometime」・Instergram「ometime00」で日々、青梅のさまざまな魅力ある場所や個性的なお店をめぐるストーリーとして様々な魅力等を更新していきますのでクラウドファンディング終了日予定までお見逃しなくお願いいたします。
今回のアップデートは
「青梅時間」ロゴデザイナーの齋藤さんへのインタビュー!
まちつくり青梅のwebも制作いただいている、EM Designsの齋藤さん。
青梅在住で、地域にたくさんの素敵なデザイン制作物を提供してくださっています。
※事業ごとに、展開していくロゴ、青梅時間。時計の針がうごきます。
そんないつもお仕事で信頼のあつい齋藤さんに、青梅時間のプロジェクトについて、ご相談をしたときに、、はじめは10いくつものロゴの提案がありました。私たちも、まちづくりの中で、多様な価値観を目指す!という思いが、ともすればモヤモヤ〜っとした内容であったことも確かなんです。しかし齋藤さんは、それらに明確に意味を与え、どれも素敵、捨てがたい、デザイン案をご提案くださいました。
ひとしきり迷って、しかし力強く決めたデザインがこれでした!!!
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<時計と水引き>
青梅で過ごす時間。それは普段忙しく過ごしているあなたへの贈り物。
懐かしい街並み。自然豊かなロケーション。
隠れた名店やひっそり佇むカフェ・ビアホールで楽しむもよし。
自然と街並み。懐かしさや新しさ、過去・未来。
様々なものが混じり合う。
ゆったりとした足取りが似合う街、青梅。
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齋藤さんが書いてくださった、コンセプト文です。
この水引をなぞらえた時計のデザインですが、贈り物を表現したもの。
目移りしつつも、やはりコレだ!という結論は、実はすぐに決意できていました。
力強い決意につながる、プレゼン力デザイン力。
さすがです....
それでは齋藤さんへのインタビューへと参りましょう!!
ー今回のロゴのコンセプトについてお聞かせいただけますか?
自分は東京の下町生まれ下町育ちです。自分が育った街は物作りが盛んな場所で、工場が立ち並ぶ場所でした。自然とは無縁な場所で、様々な匂いを放つ工場の敷地が遊び場でした。
そんな自分が青梅を知り、青梅に引っ越して来たのは今から9年前です。その当時の心境はまさに「この環境は、神様がくれた自分へのプレゼントみたいだ」と感じました。
そして、今回、ロゴを制作させて頂けることになった際に、「青梅時間」という言葉を聞いて真っ先に浮かんだのが「青梅の時間=プレゼント」という事でした。
ただ、あまりにも個人的な想いが強かったので、しばらく温めておいたのですが、いくつかの案を作る中に、こっそりと入れておいたのがこのロゴでした。
このロゴが選ばれた時はとても嬉しかったです。
デザインのポイントとしては“時計の針”と“水引き”を組み合わせた形となっていて、まさに「青梅の時間自体がプレゼントである」という事が込められています。
そして、青梅の街や文化に溶け込んでいる様々な要素。
素敵だったり、イマイチだったり。カッコよかったり、残念だったり。その具合が絶妙に混ざり合った結果の「青梅時間」が最高に心地良い。ということを三本の交差した線で表しているつもりです。
そして、時計は時間が変われば形も変わって行きます。
一人の青梅に住む人間としても、今後の青梅の変化にも期待を込めて、制作させて頂きました。
ー齋藤さんの青梅おすすめスポットを教えてください!
1.「釜の淵公園」
ベタですが!笑
散歩に行く度に気持ちをリセットさせてくれます。仕事で神経が張り詰めすぎている。と感じた時にフラッと出かける事が多いです。
川沿いをのんびりと歩いたり、植物を眺めたりしながら歩いたりしています。特に気に入っているのがメタセコイアです。とても大きい木で、その堂々とした姿を眺めると何故かスッキリとした気持ちになります。
自分が青梅に引越すことを決定したのも、釜の淵公園があったから。という理由が大きいです。
物件の内見をしに来た時に不動産屋さんに案内され、釜の淵公園を歩いた事が引越しの決め手になりました。「歩いて来られる距離にこんな場所があったらいいだろうな」と思って引っ越して来ましたが、本当に良かったです。
自分と青梅を繋げてくれた場所でもありますし、これから先もずっと歩き続ける場所だろうな。と思います。
2.「青梅市立小島善太郎美術館」
ここも家から徒歩ですぐ行ける場所にあり、企画ごとに通っています。
美術館での美術鑑賞といえば「人混みの中で作品を見る」という事が当たり前だと思っていたのですが、ここに来て衝撃を受けました。
平日の昼間に初めて訪れたのですが、自分以外にお客さんがいない状態で、絵と一対一で向かい合う体験に感動し、衝撃を受けたことをよく覚えています。
その作品が持つエネルギーを直に一人で浴びるような感覚は、都心の美術館では中々味わえないものです。
それは、美術作品の見方を変えてしまう程のインパクトでした。
色んな人に紹介したい気もするのですが個人的にはあまり人が増えても困ってしまうのですが。。でも、企画も良く出来ていて、いい美術館だと思いますのでオススメです。
ー最後に。青梅への想いをお聞かせいただけますか?
青梅に住むようになってから9年間が経ちましたが、住み始めてすぐの頃から、何故か故郷のような気がしています。
散歩に出れば近所の方達と挨拶を交わし、お隣さんから野菜のお裾分けを頂いたり、どこかへ出掛けた時にはお土産を渡したり。
良い意味で田舎っぽいおおらかな雰囲気が残っている青梅。それを大事にしていきたいと思っています。
自然に囲まれた環境でありながら、都心に行こうと思えばすぐに行ける。というロケーションも気に入っています。
でも、まだまだ良くなる可能性が沢山あるんじゃないかと思っています。
自分は青梅に住んでいる事が自慢で、都心にいる友達に「青梅最高だよー」と胸を張って自慢をしたりしていますが、地元にずっと住んでいる人達がその良さに気づいていない事が多い。という事は感じています。
“青梅時間”のような面白そうな場所がどんどん増えて、まずは青梅に住んでいる人たちがもっと青梅の良さを知るキッカケが増えて行くと、もっと楽しくなる気がしています。そうなる事で他所からも人が集まって来て、良い相乗効果が生まれることを期待しています。
自分も微力ながら、デザインを通じて貢献していきたいと考えています。
そして、“青梅時間”のロゴが、この街のこれから先の素敵な物語に少しでも加わる事が出来たなら、作者としてそれ以上に嬉しいことはありません。
齋藤さん、ご多用の中、ありがとうございました。
皆様もぜひご一緒に青梅の新しい文化拠点づくり参加していかれませんか??!!
完成後も、多彩な企画をつくって青梅を楽しむ人たちの集まる場所にしていきます。ご支援いただいた方には立上げメンバーとしてイベント企画やミーティングなどのご案内をしていく予定です◎
みなさまのご参加を、心よりお待ちしております◎