オディシャ・ビエンナーレ2015　インドで始動した新しいダンスとアートのフェスティバル

■招待作品

Back to Narratives

Back to Narrativesは振り付けと創作とパフォーマンスを含む研究プロジェクトです。

伝統舞踊（オディッシーダンス）と舞踏の出会いから成り立ち、異なるダンス（一つは、既存のスタイルの脱構築と再構築から出てきた表現そしてもう一つは長い時間を通じて変化を体験しながら再構築されつづけてきたもの）し、両方のダンスにおいてそれぞれのナレティヴを越えるとともにダンスの意味を再肯定、再構築することを目的とします。

プロジェクトは、文脈からダンスを切り取ることや、異なるダンスのパッチワークをつくること、何かを証明するために考古学的な研究にいどむことが目的ではなく、そのダンスのコンテクストで動きを研究しそれがどのように体で消化され、展開するかを見届ける試みです。

このプロジェクトは、2つのフェーズに分かれ、第一段階は、2015年にブバネシュワール、インドで開催されるOdeshaビエンナーレの枠組みの中での研究期間、パフォーマンス。第二段階として2015年12月にルクセンブルグ振り付けセンター(Centre de Creation Choregraphique Luxembourgeois)での研究結果発表がルクセンブルクで開催されます。

ダンス：小南ゆう子　小野雅子

音楽：トマステヨ

小南ゆう子プロフィール

１９７３年生まれ。東京で舞踏、ダンスを学ぶ。早稲田大学文学部卒業後、１９９８年から２０００年までラバンセンターロンドンにてProfessional Diploma in Community Dance StudiesとIndependent Study Programmeを専攻。２００６年にサリー大学Dance Cultures, Histories and Practices 修士課程を修了。フリーランスの舞踏家、振付家として活動。様々なダンサー、振付家、芸術家、音楽家、演出家と共同制作をする。近年頻繁に、吉岡由美子とJoachim Manger率いるTen Pen Chii Art Laborにてダンサーを務める。ルクセンブルグ在住。

http://www.yukokominami.com/