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豊かな在宅療養と安心の看取りの実現を!をクラウドファンディングで実現!
コミュニティや家族の中で孤立している高齢者に豊かな晩年を過ごしていただくために、在宅療養から安心の看取りまでの新しい地域モデルを展開しています。この活動をさらに充実させるために皆さまのご助力をお願いいたします。
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私たち認定NPOエクスパーツ協会は医師、看護師、理学療法士、ソーシャルワーカー、臨床心理士、弁護士、フィナンシャルコンサルタントなどの専門家集団です。過去20年余、NPOを設立してからは11年、高齢者の医療・生活及び権利擁護などさまざまな問題の相談にのってまいりました。 これまでは、福祉は公的に賄われると考えられていました。しかし、福祉の価値は個人的な判断に依存するという本質があり、ケアはその典型です。人と人との関係に根ざすものです。制度に頼るばかりでなく、自分たちの手で達成することに意味があると考えます。今後、福祉は社会福祉、地域福祉が主役になってゆくべきと考え、実行しています。
コミュニティや家族の中で孤立している高齢者に豊かな晩年を過ごしていただくために、在宅療養から安心の看取りまでの新しい地域モデルを展開しています。この活動をさらに充実させるために皆さまのご助力をお願いいたします。
保険の枠を超える私たちの活動に賛意を表してくださっている渡辺真理さんに動画のナレーションをお願いしました。どうぞ皆さま、最後までご覧になってご支援ください。
世の中では、高齢者にたいしても 「自助・共助・公助」を勧めています。
戦後、地域のコミュニティが壊れ、家族は分散し、高齢者が孤立したことから、「自助」が叶わない高齢者にたいし、私たちは、保険制度(介護・医療)の枠を超えて「豊かな晩年を自分たちの手で」整えたいと考えました。
コロナ禍でピンチ!
ところで、この度、当NPOは大きなピンチに直面しました。新型コロナウィルス感染症の影響で訪問看護利用者が多数減り、私たちの活動に大きな影響を受けました。
マイナス収支が続き、私たちが実践し、提案している 「在宅療養の新しい地域モデル」の継続、発展に不安が生じました。
孤独に陥り、引きこもりがちな高齢者がコロナ禍に見舞われる中でも、充実した在宅療養を継続することが重要です。ぜひ、皆さまのご支援を心からお願いします。
保険でカバーできる在宅サービスは限定的です!
在宅療養支援の大部分は介護保険・医療保険を利用して行われています。要支援・要介護と認定された利用者の自宅を看護師、理学療法士等が訪問し支援します。利用者は費用の一部を負担し、大部分は保険から支出されます。
写真:いざ出発!患者さんの元に向かう看護師
私たちNPOも訪問看護ステーションを運営し、保険に基づく訪問看護を実施しています。実際、財政的、制度的にも日本の看護の大部分は保険に支えられています。
ただ、残念ながら、保険でできる在宅サービスは限定的で、高齢者が満足し、充実した晩年を過ごす環境は実現していません。
訪問看護ステーションのスタッフは、高齢者の方々ができるだけ心豊かに潤いのある毎日が過ごせるよう、日常生活の細部に気を配り、さまざまなサポートを行ってまいりました。
保険の枠を超えた緊急、あるいは長時間のボランタリー・サポートには以下のような例があります。
保険の枠を超えるボランタリー・サポート
これらの例は、高齢者にとって痒いところに手が届くサポートであり、私たちのNPOでこそ行える臨機応変の活動です。
写真: 回数や時間の制限なく訪問看護を提供できたら、かぞくも本人も安心できます
これらの活動が、制度の隙間を埋め、療養生活に希望の灯をともし、豊かな晩年と安心の看取りを実現し、新しい地域モデルになることを願っています。
多岐にわたるニーズに応えるために私たちの活動には、看護師、理学療法士に加えて多くの専門家(エキスパーツ)が参加し、さまざまな活動を行っています。
この点が他では見られない当NPOの特徴です。所属する専門家(医師、臨床心理士、ソーシャルワーカー、弁護士、音楽療法士)とボランティアは協力して活動し、高齢者の在宅療養を支援しています。
写真:それぞれの分野のエクスパーツ(専門家)たちのミーティング
そのキーワードはコミュニケーション!
NPO発足以来の経験から、高齢者が求めていることには保険の枠に納まりきれない個別的で多岐にわたるさまざまなニーズがあることが分かりました。
一方、多くの方が共通に求めていることは、日常生活のなかで、さまざまな形のコミュニケーションです。このことから私たちは以下の活動をおこなっています。
コミュニティ音楽療法です!
保険制度で賄えない活動の一つは、地域の健康の増進と社会文化的成長を促すことを目的としたコミュニティ音楽療法です。専門家(音楽療法士、ボイストレーナー、看護師、ボランティア)の協力のもとに行っています。認知症や失語症の方にも良好な成果をあげています。このコミュニティ音楽療法の一部をご覧ください。
私たちは、音楽療法が保険適応となり、広く普及して、晩年を豊かに彩ることを願っています。その実現の道筋についても検討しています。
心理カウンセリングも重要です!
がん・難病・慢性疾患などで訪問看護をご利用中の方とそのご家族に、臨床心理士による心理カウンセリングを提供しています。
(1)カウンセリング
写真: きれいな庭に面した心理カウンセリング室
(2)ディグニティセラピー:人生のエッセンスを語り、大切な人たちに伝えて、今を生きる
ディグニティセラピーとは、もともとは、終末期の方が生や死についての苦悩を抱きながらも、自分自身の尊厳(ディグニティ)の感覚を保ち続けられること、そして、生活と命の質が高まったと感じられる、ということをめざして開発されたセラピーです。
用意された定番の質問項目を中心に質問に答えて、これまでの人生の中で、自分がどのようなことを大切にしてきているか、大切な人たち(家族など)にどのようなことを伝えたいか、などを語っていただきます。
それをご一緒に編集して数ページの小冊子を作り、ご自分の手元に持ちます。さらに、大切な人たちに手渡したり・遺したりするため、“大切な人たちへの手紙”とも呼ばれているセラピーです。
本ステーションでは、終末期に限らずに、ご高齢の在宅療養中の方たちと取り組んできました。
編集の過程と、出来上がった冊子の両方が、「いろいろなものを失ってきてはいても、私は変わりなく私だ。そのかけがえない私が、今を生きている」と感じて頂けるものとなっています。その後の人生を支えるものとなっているとの声もお聞きします。
ご家族は、「これは確かにあったことだと感じた」、「自分が大切に思われていたことを改めて感じて心が癒やされる」などおっしゃっています。そして、ご逝去後も繰り返し読まれたりします。なお、手渡された周囲の人たちにとっても、「そういう思いで生きていらしたんだ」と身近に感じて、その生き方に感銘を受けたり、さらに、生と死について思いを巡らすきっかけにもなっています。
写真:訪問看護ステーションのスタッフとNPOホームケアエクスパーツ協会の専門家との合同会議でディグニティ・セラピーを学ぶ
アロマセラピーは自然治癒力を高めます!
心身の苦痛を和らげ、前向きな気持ちを取り戻すことを目標にしたアロマセラピーは全ての健康レベルの方にとって有用な療法です。この療法は植物から抽出した天然精油のもつ薬理作用を利用し、人間の持つ自然治癒力を高める自然療法の一つです。
医療従事者が行うアロマセラピーはむくみ、痛み、筋緊張などを緩和し、リラックスやリフレッシュ効果をもたらすことが実証されています。心と体に働きかけるコミュニケーションと言えます。
写真: マヒした脚へのアロマのトリートメント
「傾聴」はスキルを要する大切なコミュニケーションの一つです。
高齢者が一番望んでおられるのは、話をすること、それをしっかり受け止めてもらうことです。傾聴では、その方の話し相手になり、日常生活の様子、趣味、思い出などの記憶の引き出しをゆっくりと開き、語りに耳を傾けます。
話すうちに表情が明るく、豊かに、温和になってゆきます。語らいの合間にしりとり遊び、童謡を歌ったり、百人一首の一つを朗詠することもあります。
相手のペースで話を虚心にうかがい、うなづき、笑顔を交わし、傾聴者も充実した時間を過ごします。やり残した思いや家族に残したい言葉などを形に遺すこともあり、価値のあるものです。
その方と傾聴者が豊かな時間を共有するのです。
皆さまの日常生活には、自分ひとりでは解決に戸惑う問題があると思います。病気の悩み、治療法の選択、療養の場の選択、ご家族との関係、将来の心配など、いろいろな事柄や思いが重なって、解きにくいパズルのようになります。
でも、誰に相談してよいか分からない、個人的なことはとても相談する気になれない、ともお考えでしょう。問題解決の糸口でも見つかればどんなにすっきりするかと思いつつ、言い出しかねている方は多いのではないでしょうか。
私たちの「医療・生活の総合相談」はこのような皆さまの問題解決のお手伝いをいたします。相続や成年後見など法律問題の相談を含め、心を尽くして対応し、多くの不安の解消につなげています。
私たちが経験した数多くのご相談のうちいのくつかを示します。
今、その男性は元気に生活しています。
(助言)相続は法定相続が原則ですが、被相続人(この場合は父)の財産の維持、増加に特別の貢献があると、寄与分を加えた額が相続できます。相続では、仲が良かった兄弟姉妹でも突然関係が悪化することがあります。遺言書作成など争いをできるだけ避ける道筋を考えておきたいものです。Bさんの寄与分は家庭裁判所で認定してもらうことができます。
在宅ケアとコミュニケーションを中心にして、原則毎年1回講演会を開催しています。毎回100名程度の参加を得、講演後は少人数にわかれてワークショップ。グループ討議、発表、質疑の時間を設けて啓発の機会としています。
落語会やコンサートは日々の生活の癒しです。コロナの時代では、大きな集会は難しい面もありますが、コロナの時代だからこそ、新しい生活様式にあわせた開催方法を模索しその価値を共有したいと願っています。
写真:平田オリザさんを講師に講演会「分かり合えないことからー 新しいコミュニケーションの形」とワークショップの集い
過去の講演会のリスト(先生方は敬称略);
講演会の一部は当NPOのHPに載せました。クリックして詳細をご覧ください。
笑いは百薬の長! 何年も続く落語会です。
写真:立川志の春さんと立川志のぽんさんによる落語会
ジャズコンサートは癒しのひととき
写真:伝説のピアニスト菅野邦彦とホーカスポーカス
私たちは定期的にニューズレターを刊行しています。最近までに16号を発刊しました。会員をふくめ、多くの方々との一つのコミュニケーションのプラットフォームになっています。ニューズレターはオンラインでのコミュニケーションが苦手な高齢者にとっては貴重なツールです。
写真:ニューズレター第13号の表紙
以下は、最近のニューズレターに寄せられたスタッフからのエッセイです。
<ある死生観 訪問理学療法士 WYさん>
先日、Eテレの「新世代が解く!日本のジレンマ」という番組で、興味深い内容を扱っていました。「死生観のジレンマ『今、死ぬということ』」というテーマで、三人の若い作家や僧侶が、司会の社会学者と語り合うというものです。その中で、僧侶の小池龍之介氏の死生観が、私にとっては、とても共感できるものでした。司会者の「自分の両親が死んだら、と考えるとどうですか。」という問いに、小池氏は、「両親とは仲がいい。」と前置きしたうえで、「死とは、自然現象として生命が燃え尽きるという、当たり前のこと。単に自然に還っただけだから、究極を言えば『まあ、いいや。』という感じ。寂しい、悲しいというのはない。」と答えました。冷めている、感情に乏しい、などと言われそうですが、私の死生観もこれに近いものがあります。
十年ほど前、大好きだった祖母が亡くなりましたが、不思議と寂しい悲しいといった感情は、それほどありませんでした。むしろ、祖母の魂が、故郷の里山や空を飛び回っているような気がして、「私もいずれそっちに行くから、待っていてね。」などと思ったりしました。「自然に還るのは、安らぎであり解放である。」と無意識に思っているのかもしれません。今年に入り、長く担当していたご利用者四名が、ご自宅で亡くなりました。どのご家族も、「母は(夫は)、幸せでした。」と仰っていました。長い介護生活の中で、徐々に生命が燃え尽きていくのを見守り、ご自宅で最期を迎えられたからこそだと思います。燃え尽きていく過程では、辛く苦しい時期も当然あります。そのような時こそ、ご利用者やご家族に、付かず離れず、寄り添えるセラピストでありたいと思います。
私たちはご協力いただいたご支援を、各種療法・保険外看護の費用負担の軽減、移動困難な高齢者への送迎支援、専門職への待遇、ボランティアへの交通費、落語会、講演会、音楽会の開催費用などに当てます。
13年前にNPOを設立し、活動を皆さまの会費、支援で賄ってきましたが、2014年に「認定NPO」となりました。その結果、ご支援の方への優遇税制(支援額の約50%が所得税控除される)が適応されます。
ご賛同いただける方々のご支援を心から願っております 。
プロジェクトの性質上、奇抜なご返礼はできませんが、毎年開催されるジャズコンサート、音楽療法公開プログラム、落語会は一流のパフォーマーをお呼びした非常に質の高いイベントとなっています。お礼にぜひご招待いたしますので、よろしくお願いいたします。
「リターンなし応援コース」も作りました。追加のご支援を頂ける場合は、下部の「さらに支援する」の欄にご支援金額をご自由に入力することができますので、是非ともご支援をお願い申し上げます。
1)お名前をホームページに掲載し顕彰します
ご支援いただいた方のお名前をホームページに掲載して顕彰いたします
2)お礼状をお送りします・ニュースレターをお送りします
お礼状をお送りさせていただきます。
ニューズレターにお名前を掲載し、お礼申し上げます
3)当NPO主催のコンサート・落語会にご招待いたします
ジャズコンサート(プラス音楽療法)と落語会にご招待いたします。
立川志の輔一門の落語家志の春さん、志のぽんさんの落語会は毎年、盛況です。コロナウィルスの蔓延状況にもよりますが、5月頃開催の予定です。
菅野邦彦さんは日本が世界に誇るピアニストの一人です。社団法人日本ジャズ音楽協会は2019年の「ジャズ大賞」に菅野邦彦さんを選出しました。NHKの伝説の音楽バラエティショー『夢であいましょう』やジャズクラブ六本木「ミスティー」の初代ピアニストでもあります。2019年は、中国政府の招きで北京入りし、北京国家大劇院で2千人の聴衆の前でジャズの即興演奏を行い、熱狂させました。当NPO主催のコミュニティ音楽療法の合同コンサートに長年応援していただいています。伝説のピアニスト、菅野邦彦さんの生演奏が聴けるチャンスです。
コロナウィルスの蔓延状況にもよりますが、5月頃開催の予定です。
4)菅野邦彦のジャズピアノ録音CDをお送りします
菅野邦彦氏のジャズピアノ録音CDをお送りします(ご希望の方に)
5)お洒落なエコバッグをお送りします
お洒落で役に立つエコバッグをお送りいたします(写真でご紹介できませんが、厳選したお品をお送りいたします)
6)エクスパーツ(専門家)による医療・生活の総合相談に応じます
エクスパーツ(専門家)による医療・生活の総合相談に応じます。ご自身やご家族の病気の悩み、治療法の選択など、専門家にご相談なさりたい時は、お近くの方でも遠方の方でもメールやお電話などでご相談ください。「医療・生活の総合相談/ セカンド・オピニオン」の項をご参照ください。期限はなく必要な時にいつでもご連絡ください。
基金が目標額に達しなかった場合、予定している活動が思うようにできなくなるかもしれません。規模を縮小したり、先送りしなければならないかもしれません。それでも、私たちはこの「豊かな在宅療養と安心の看取りの実現を!」というプロジェクトを継続したいと思います。
新型コロナ感染症の猛威・流行に歯止めがかからない場合は、皆さまへのお礼、「リターン」としてご提供するコンサートや落語会など「会員に準じたサービス」にご招待する時期が延びるかもしれません。ご了承いただけると幸いです。
高齢者が住み慣れた環境のもとで、今まで通りの生活ができ、本人の意向どおりの最期をむかえられるよう新しい地域モデルを創造し、それが地域に根付いていけるように、私たちも頑張ります。皆さまのご助力をお願いいたします。
みなさまにご支援をお願いするのは、認定NPOホームケアエクスパーツ協会です。代表して理事長の酒井忠昭のプロファイルをご紹介します。
詳しい状況は下記の私たちのホームページでご確認いただけます。長いご支援をお願いいたします。
1000 円
3000 円
5000 円
10000 円
30000 円
50000 円
100000 円