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農場の今を写真で伝える『農扉BOOK』をクラウドファンディングで実現!
日本の食糧自給率39%、また毎年約10万人もの農家が離農しています。写真や映像で農業の魅力を発信することで、若者に農業を身近なものとして捉えてもらいたい。そして、1人でも多くの担い手が生まれること、それが僕らの願いです。
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北海道農業をキーワードに集った仲間たちが、Keep on Saving Kid's future(未来の子供たちに何を残せるのか)をコンセプトに、それぞれのスキルを発揮して新たなチャレンジをするチームです。経済優先の社会から農業を核とした環境保全型社会へと転換させることが、いまを生きる私たちの役割だと考えています。そのために守らなければならないものと、変わらなければならないものがあると思います。私たちにできる最大限の努力を続けて、未来へのバトンを渡していきます。
日本の食糧自給率39%、また毎年約10万人もの農家が離農しています。写真や映像で農業の魅力を発信することで、若者に農業を身近なものとして捉えてもらいたい。そして、1人でも多くの担い手が生まれること、それが僕らの願いです。
日本で唯一、いや世界で唯一かもしれない「農場カメラマン」という肩書きを持った写真家が北海道にいる。彼の名は伊東 隼(いとう はやと)。
伊東隼は旭川出身で旭川を活動の中心に置き、朝から農場へ出かけて日が暮れるまで、毎日のように日照りや風雨に耐えながら、畑や田んぼのど真ん中でたった一度しか訪れないその瞬間を待ち続けている。
【伊東隼が名刺に使用している象徴的な農場写真】
伊東隼が農場カメラマンへ転身した動機は、失われつつある農業や酪農のシーンを記録しなければ、そしてその価値を世界に発信して伝えなければという、ある種の使命感にかられたことがきっかけだった。それまでの安定していたサラリーマン生活を捨ててまで、写真を通して北海道農業を世界に発信しようという伊東さんの思いに、手段は違うけど同じように農業をサポートする同志として、プロジェクトリーダーの大沼康介はすっかり心を奪われてしまった。
【出会いは2015年5月、旭川にて】
農場カメラマン伊東隼の収入は不安定で、写真を撮るだけでは生活できないため、ときには農作業を手伝ったり、屋根の雪下ろしをしたり、軽作業のアルバイトをしたりしながら、なんとか暮らしている状況だという。そこまでして、写真を撮る意味があるのか?と周りから言われることもあるそうだが、伊東隼の信念は揺るぎない。
写真を撮らせてもらうために、農家を1件1件周り、撮影許可をもらうのだが、適当にあしらわれることは当たり前、怒鳴られることや、塩を巻かれることもある。そんな中、撮影許可をもらったある農家から言われた言葉が伊東隼を突き動かしている。「農業にはあんたのような人が必要だ。写真を通して、俺たちの現状を世間に発信して欲しい!」そう伊東隼を励ました農家が、許可をくれた一週間後に、首をつって亡くなったそうだ。
農家から撮影許可をもらったとしても、農家が撮影料を負担することは皆無に等しい。なぜなら、農家にはそもそも広告宣伝費という考え方が存在しないからだ。その原因は農業を取り巻くJA系統の仕組みにあると言える。なぜなら農産物の販売は地元JAが行い、農家は消費者の顔を知らないどころか、自分の作った野菜など生産物の値段も知らない。だから、農家自身が広告宣伝費を負担して、農産物を高値で販売しようという考えすら浮かばないのは当然の話だ。
いくら農家が丹精込めて作った農産物も、その価値が評価されることなく一元的に集荷され、同一価格で市場取引されている仕組みが農家の努力を奪っている。そして、親の農業を継ごうとする若者の意欲すらも奪い、もはや加速する離農は止められないところまで来ている。
【イタリア ミラノ国際博覧会 JAPAN ART TASTING EXPO 2015 in Milano出展作品】
一方、日本の食糧自給率は39%と先進国では最下位となっており、その対策が急がれているが遅々として進まない。言うまでもなく、日本の食糧自給率を支えているのは、自給率200%を誇る北海道であり、北海道農業が日本国民の食糧を生産していると言っても過言ではない。
しかしながら、その北海道ですら、農業に従事する農家の平均年齢は60歳に近づく勢いで高齢化が進んでいる。少なくとも、次世代を担う若者に経営のバトンを渡さない限り、日本一の北海道農業といえども、その未来に保障はないのだ。また、TPPが開始されれば、それを機会に飛躍するものと離農するものが大きく二つに分かれ、ますます農業人口は減少すると思われる。
このように日本の食糧を支えている北海道農業が衰退することは、国家存亡の危機にもつながる重大な問題だと考えている。
今回のプロジェクトは、私たちが農家の宣伝マンあるいはメッセンジャーとしての役割を担い、農場カメラマン伊東隼の写真を通して、広く一般市民に農業を発信するためのWEBサイト「 農扉BOOK(のーとぶっく)」を構築することです。コンセプトは以下の4つです。
「農扉BOOK」には、農家や農場の紹介はもとより就農情報や地域情報など北海道の農業に関する様々な情報を発信して、まさに北海道農業の玄関口としての役割を持たせようと考えています。
写真や映像で北海道農業の「綺麗さ」「癒し」「ひたむきさ」などを伝えることで、若者の日常生活とは距離のある農業をもっと身近なものとして捉えてもらい、若者が北海道で農業をやりたいという機会を醸成したいと考えています。
また、「
農扉BOOK」はオウンドメディアとしての利用が最大の目的です。
動画の配信なども積極的に取り入れ常にリアルな農業現場を発信し続け、
「 農扉BOOK」ユーザーにとって生産者がより近い存在になった時、本当の意味での安心安全に繋がる、私たちはそのように考えています。農業に興味がある人、農業を始めたい人、農業を知りたい人、写真が好きな人・・・そんな人たちと農業の架け橋になるのが「農扉BOOK」です。
2015年8月16日 伊東隼が撮影した既存の写真の編集作業を開始
8月25日 「農扉BOOK」のコンセプトを固め、サイト制作に着手
9月 クラウドファンディング開始、「農扉BOOK」公開
現在は撮り貯めた写真の編集作業を行い、随時、サイトの更新作業を行っております。
同時に、農場ごとのページのレイアウトと公開する情報の整理を行っております。
※公開後は、伊東隼の撮影と編集に合わせて定期的に更新していく予定です。
農場カメラマン伊東隼の写真は、見た人の心の中にある故郷を思い起こさせてくれる。それは寂しさや悲しさといった哀愁のようなもので、誰もが心の奥深くに抱く失われた記憶なのかもしれない。
この写真は、伊東隼がどうしても撮りたかったという田植えの風景。機械化が進む中、昔ながらの手作業で田植えをしているシーンをずっと追い求めていたという。確かに麦わら帽子を被り、腰を曲げながら田植えをする光景は、いまやほとんど目にすることがなくなった。伊東隼はこうした子供の頃に見た記憶を探し求めて、毎日、畑や田んぼ、牧場を駆け巡っている。
多くの人に感動を与える伊東隼の原点は、きっと幼少期の大切な思い出の中にある。それは、伊東隼が小学2年の頃にお父さんが連れていってくれた登山での出来事だ。家庭を顧みずにいくつもの事業を興して、ほとんど家にいなかったお父さんが、まだ小学2年だった伊東隼少年を登山に連れて行き、山の中腹で山から見下ろす街の景色を見せてくれたという。ところが、お父さんはさらに上へ行くと言った。
「ここは、まだ山の中腹じゃ。父さんはまだ登るけど、お前はどうする?」「僕はここで待っている。」お父さんは伊東隼少年を置いて、さらに山を登りはじめ、お父さんの姿は見る見るうちに小さくなっていった。それを見ていた伊東隼少年は、襲ってくる不安と恐怖の中、泣きながらお父さんの後を追いかけた。へとへとになって、やっとの思いで山の頂上にたどり着いたとき、「隼、ここからの景色を忘れるなよ!」と言われ、顔を上げた先に飛び込んできた景色は、山の中腹で見た景色とは比べ物にならない、視界を邪魔する木々も山々も何もない360°の大パノラマだったそうだ。
その後、伊東隼の父は家族を捨てて家を出て行ったそうだ。尊敬できることなどひとつもない父から、唯一、伊東隼が学んだことは、天辺に立って見る景色は天辺に立たなければ見ることができないということだった。あの時の感動と良き日の思い出が、伊東隼の写真への情熱を燃やし続けているのではないだろうか。
そんな幼少期を過ごしてきた伊東隼は、誰も知らない農場カメラマンという領域に足を踏み入れ、今はその世界で頂点を目指そうとしている。できることなら、農場カメラマンとして頂点に立って、生まれ育った北海道農業を写真を通じて救いたいと思っているのだ。
この写真は僕が農場カメラマンになった瞬間と言っても過言ではない写真です。やっと農家の方が写真を撮ることを認めてくれて、その時に撮った1枚。嬉しさのあまり感極まって涙が出てうまくファインダー越しにピントを合わせことができず、少々ぶれてしまったが、とても大切な思い入れの写真です。ー伊東隼ー
この写真は初めて契約してくれた農家さんのご主人の奥さん。とても優しい方で僕がカメラを向けても嫌がることなく気さくに接してくれました。まだ農場カメラマンになってほとんど間もない頃の写真。ー伊東隼ー
この写真は僕が今でも大好きな癒しの景色の場所。雄大な景色のもとで育つとうきびをもっと世の中の人に知ってもらいたいと思い撮った1枚。ー伊東隼ー
この写真は当時、新しく契約した農家さんの写真で、いつも家族総出で農作業をされていて、この日はもの凄く綺麗な秋晴れになり、秋も深まり、まさに晩秋と言う言葉がぴったりの日で、うまくマジックアワーの時間帯に農作業シーンをアート的に見せたく短い時間帯の中で一発勝負に掛けた渾身の1枚。ー伊東隼ー
ディレクター
大沼 康介(おおぬま こうすけ)
1969年 北海道札幌市生まれ。起業家としての活動を経て、2005年、北海道農業のプロモーションに従事、2014年、税理士、弁護士、経営コンサルタント、一級建築士など専門家を組織して、
一般社団法人北海道農業サポート協会を設立、代表理事
カメラマン
伊東 隼(いとう はやと)
1971年 北海道旭川市生まれ。安定したサラリーマン生活を捨て、2009年、自称「農場カメラマン」として独立、2015年9月、イタリア ミラノ国際博覧会 JAPAN ART TASTING EXPO 2015 in Milano出展
WEBクリエイター 今 真弓(こん まゆみ)
1985年 北海道函館市生まれ。農業サポート業務の傍ら、独学でWEB制作を勉強中
勘定科目 | 金 額 | 備 考 |
WEBサイト構築費 | 1,200,000円 | デザイン費含む |
撮影費・機材購入 | 850,000円 | カメラマン |
燃料代 | 200,000円 | 写真撮影に伴う移動 |
編集費 | 216,000円 | 600点 |
印刷費 | 150,000円 | ポストカード、パネル |
郵送料 | 54,000円 | 上記の発送 |
手数料など | 330,000円 | |
合計 | 3,000,000円 |
最低150万円が集まれば、撮り貯めた写真で農扉BOOKは公開できます!
さらに資金が集まれば、新たな農家を発掘してプロモーションできます!
ファンディング資金を獲得するまでは自己資金で活動しながら、WEBサイトの制作を進め、1年後に月間1万ビューを超える事を目標にWEBサイトに成長させたいと考えています。売上のイメージとしては、「農扉BOOK」そのものがメディア媒体にもなるので、バナー広告・記事広告で収益が期待できると考えます。
「農扉BOOK」は農場カメラマン伊東隼をプロモーションすると同時に、伊東隼が撮影した農場写真をコンテンツとして、農家そのものをプロモーションすることを目的としています。広告宣伝費を負担できないため、ホームページを保有していない農家はいまだに多くあります。
農業の6次産業化やTPPの開始により、農家の自主販売が否が応でも求められる時代となってきており、そういった時代の変化に順応できない農家は、もしかすると離農を余儀なくされるかもしれません。 「 農扉BOOK」が北海道農業の玄関口としての役割を果たし、アクセス数を伸ばし認知されていくことで、将来的には「農扉BOOK」を通じて農家の自主流通につなげたいと考えています。また、クオリティの高い写真や映像によって、洗練された農業のイメージが伝わることで、農業に対する悪い印象を払拭して新たに農業を志す若者にきっかけを提供することで、北海道の農業に明るい未来を示すことができれば、私たちにとってこの上ない幸せだと思います。
<将来の希望>
・農業者の方から撮影依頼
・スポンサーの獲得
・大手素材サイトとコラボ
・伊東隼の写真素材配布
・北海道農家を集結させたサイトへ成長
このプロジェクトが成功すれば、生産者と消費者のコミュニティーサイトが完成し、ただ単なる物の売り買いではなく、人的交流が促され農業がより身近なものとなります!
《サイトにお名前クレジット》
「農扉BOOK」に支援者様のお名前を掲載します |
《オリジナルポストカード1枚》
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《オリジナルポストカード5枚セット》
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《オリジナルポストカード10枚セット》
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《Facebook非公開グループへのご招待》
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《画像データ(JPEG)》
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《写真パネル》
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15歳 | 親から勘当され家を出る。アルバイトで学費を稼ぐも、2年で挫折する。 |
18歳 | トラック運転手として働き始める。 |
30歳 | 結婚して長女が誕生する。 |
36歳 | 離婚して多額の借金を抱え、うつ病が発症する。 |
38歳 | 長距離運転の仕事中に農場カメラマンとして独立を決意する。 |
39歳 | 農場カメラマンとして苦悩の日々が続く。 |
41歳 | カメラマンの傍ら、生活のためJAFで働くことになる。 |
42歳 | 現在に至る。 |
目標額を達成できなかった場合も、WEBサイト「農扉BOOK」の完成に向けて進めていきますが、撮影費用・作成費用に十分な予算が充てられないため、更新ペースが大幅に遅延される事が想定されます。そのため、ファンドと並行してスポンサー獲得に向けて動いていきます。
プロジェクトの達成状況によっては撮影機材の購入も積極的に行えるため、よりクオリティの高い写真を撮ることができ、また動画やタイムラプスの配信など、写真では感じる事の出来ないリアルな農業現場を伝えて行くことが可能になります。また、現在は旭川近郊で撮影しておりますが、北海道内全域・ゆくゆくは全国の農家の撮影をできればと考えています。
最後まで本プロジェクトにご興味を持っていただき、誠にありがとうございます。このプロジェクトは伊東隼と大沼康介の出会いから始まりました。二人の共通する点は、北海道生まれ北海道育ちであること、農業をなんとか守りたいという気持ちが強いこと、そして何よりも信念を曲げないところです。
「本気ですれば大抵のことができる。本気ですれば何でもおもしろい。本気でしていると誰かが助けてくれる。」を信念にこらからも頑張りますので、応援よろしくお願い申し上げます。
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