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震災からの復興 相馬野馬追写真展 をクラウドファンディングで実現!
私は東日本大震災の後、ボランティアに出向いた福島県南相馬市で勇壮な相馬野馬追に魅せられ震災後の2011年から撮影をしてきました。この素晴らしい祭と復興の足取りを伝える写真展を各所で行い、人々の歩みを全国に知っていただきたいと思います。
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【写真活動】 東京クロースタジオにて撮影アシスタントとして修行後、フリーカメラマン。 雑誌等の取材撮影を行う。その後、薪能のプロデュース、写真撮影カメラマンとして 全国を回る。 【ボランティア活動など】 2011年より震災ボランティアとして沿岸地復興支援活動、仮設住宅訪問など活動。 相馬市、南相馬市(原町、小高、鹿島等)にて震災の被害と復興状況を野馬追(2011-2012-2013)の記録写真を撮影。東京八王子市等で開催された復興写真展に出展。 ※その他のプロフィールは https://www.facebook.com/yoshimi.tonooka
私は東日本大震災の後、ボランティアに出向いた福島県南相馬市で勇壮な相馬野馬追に魅せられ震災後の2011年から撮影をしてきました。この素晴らしい祭と復興の足取りを伝える写真展を各所で行い、人々の歩みを全国に知っていただきたいと思います。
相双地域とは浜通りの北部。相馬地域と双葉地域に分けられ、相馬市、南相馬市、双葉町、などが含まれ、西に阿武隈高地。東で太平洋に面し、細長い平野が縦断している長い沿岸地方です。
この地は2011年3月11日の東日本大震災で甚大な被害を受けました。震災の被害に加え、沿岸部は津波で壊滅し、さらに原発事故の影響による一斉避難。農業や漁業なども一時は壊滅的な打撃を受けました。
私は2011年6月にはじめて南相馬市を訪れ、孤立状態からようやく抜け出したこの街で震災ボランティアを行いました。作業内容は主に津波被害地の側溝の泥の除去や瓦礫の片づけ、流出物の洗浄などでした。特に流出物の洗浄作業は、個人の思い出がたくさん詰まったアルバムや賞状、ランドセルなどから丁寧に泥を除いて行く根気が必要でつらい作業ですが、多くのボランティアが全国から集まってきており、そこで多くの人と知り合うこともできました。
夏には当時避難所となっていた小学校でイベントのお手伝いなどを行い、この地で代々行われてきた「小高の火祭り」を再現する火のイベントや花火などを行いました。さらに仮設住宅を訪問して落語などのイベントのお手伝いもしてきました。そうするうちに、地元の方の話で相馬野馬追を知りました。
初めて見た2011年の「相馬野馬追」は辛く厳しい中での開催でした。震災の傷跡や記憶がまだ生々しい中、最小限に縮小されて開催されました。祭の担い手である武者の方も多くが津波被害を受け亡くなり、あるいはそれぞれのお宅が大切に保管してきた先祖伝来の貴重な馬具や武具、そして丹精こめて育ててきた馬も流されました。祭の最大のクライマックスである神旗争奪戦も会場の除染が追いつかないために行われず、例年の規模から比べれば、地元の方にとっては不本意な開催であったと思います。
それでも初めて「相馬野馬追」を目の当たりにした私には大きな驚きと感動がありました。野馬追を見る前に自分が想像していたような「武者行列」ではなく、この地の人たちの魂がこもっている行事であり、震災からの復興を成し遂げていくためになくてはならない重要な祭事なのだということが、よく理解できました。
2012年にほぼ例年通りの形を取り戻した野馬追は、今年2013年にはほぼ例年規模の開催を行うことができましたが、それでもまだ震災の傷跡は色濃く残っています。
特に南相馬市の小高区(小高郷)は相馬野馬追の重要な役割を担ってきましたが、原発事故で居住制限区域、帰宅困難区に指定され今なお宿泊や居住ができない状態です。無人に近い街のあちこちには震災の日そのままの情景が今でも残っています。多くの住民の方が県外に去りました。まだ長く厳しい復興の道が横たわっています。
それでも千年の歴史を持つ伝統の祭、相馬野馬追はこの地の人々の魂のありかとも言える重要な祭事であり、地域の人たちがもう一度ふるさとを再建し復興を果たして行く上での大きな精神的な柱となっていると思います。相馬野馬追の伝統を絶やしてはいけないという地元の方達の執念は、そのままそれぞれの生活を取り戻して街を再建していこうというエネルギーにつながっていることがわかります。私は、この祭を通して南相馬の復興の足跡を記録して東京やその他の地に住む友人や知人に伝えたいと思うようになりました。
相馬野馬追は国の重要無形民俗文化財。一千余年の歴史を誇り、史跡中村跡での総大将の出陣式を皮切りに、約500余騎の騎馬武者が戦国時代絵巻を繰りひろげる全国でも屈指の勇壮な祭事です。人々はこの日のために馬を飼い、馬術に励み、馬具や武具を整えて祭に望みます。技は親から子、子から孫へと受け継がれ、脈々とこの地に伝えられています。
しかし東日本大震災で相馬地方は多くの死者・行方不明者を出しました。野馬追に関わる馬の多くが流され死亡し、それぞれの家で大切に保存してきた甲冑なども失われました。野馬追に参加するために日頃から技芸を磨いてきた方たちの多くも犠牲となりました。
【初日】総大将お迎え・宵乗り競馬
総大将と騎馬武者は、午後に祭場地である南相馬市原町区の雲雀ケ原に入り、宵乗り競馬に参加します。
行列を横切ってはいけない。高いところから見下ろしてはいけない。などのルールがあります。
【2日目】 行列・甲冑競馬・神旗争奪戦・お上がり
総大将は仮本陣で各郷の行列を閲兵したあと、雲雀ケ原に向かいます。雲雀ケ原では、勇壮な甲冑競馬や勇壮な神旗争奪戦が行われます。祭のクライマックスです。
野馬追は基本的には男性中心の祭ですが、近年では多くの女武者も参加します。
【3日目】 野馬懸
小高神社境内で野馬懸が行われます。野馬懸は野馬追の原初の姿であり、「上げ馬の神事」という、絵馬が出現する以前の神と馬と人との結びつきのすがたを今に伝える行事です。
このプロジェクトは、「相馬野馬追」に関する写真展を行い、震災の記憶が日ごとに遠くなりがちな都市の人たちに東日本大震災の記憶を忘れないよう訴えると共に、勇壮な素晴らしい祭の魅力と、南相馬の復興の足取りを伝えようというものです。今でも復興に力強く取り組む人々の姿を知ってもらいたいと思います。 資金の規模に準じて、東京をはじめとする都市と、現地での開催を最低でも1回ずつ行いたいと思っていますが、できればそれだけで終わらせないように大阪や福岡などでも開催できればと考えています。東日本大震災は終わっていない=これまでの生活を取り戻そうという人々の懸命な努力が今も続いていること、その営みのみが私たちの貴重な文化資産を次の世代に継承させるのだということを表現したいと思います。
写真は野馬追のものが中心になりますが、それと合わせて南相馬はじめ浜通りの人々がどのような被害を受け、どんな努力をしてあれ以後の復興の日々を過ごしてきたか、そしていまどのようなことに苦しまれているかなどを伝えられるような展覧会になることを目指します。東京などの都市では来場者のメッセージを受付け、それを何らかの形で南相馬の方達にも届けたい。逆に東京には南相馬の人からのメッセージが届けられればと考えています。
皆様から集まった資金が十分であれば、東京と現地だけではなく、数カ所の都市で写真展を開催することも可能です。また充実したパンフレットや電子写真集もつくることが考えられます。余裕があればオープニングパーティやセミナーを併催し文化と復興のあり方などについてディスカッションをすることも計画しています。
さらに、これをスタートとして、次のプロジェクトとして国宝級のものもある貴重な文化遺産である武具や馬具、馬たち、そしてすでにご高齢の方も多い相馬の騎馬武者の方たちの記録を撮影していく次のプロジェクトに進むための基盤にできればと思っています。(これは相当の年月がかかると考えています。)
目標額は150万円としますが、これを超えればさらに多くの写真をプリントし、さらに多くの会場で写真展を行うことができます。また武具や馬具、騎馬武者の方たちを1人でも多く記録撮影していこうという次のプロジェクトにあてることもできます。
東日本大震災が発生してから2年半以上が経過しましたが、被災地は未だ多くの問題に向き合いながらまちの復興と再建に取り組んでいます。怖いのは私たちの忘却だと思います。その街の文化や伝統に目を向けることは、街の歩んできた歴史に目を向けることであり、どれほど多くの先人によってその街が育まれてきたかに思いを馳せることだと思います。相双地域の人たちは伝統の祭、相馬野馬追を通じて街への誇りを絶えず確認し、日々地域の復興に今も取り組んでいます。
そうした姿を写真展を通じて一人でも多くの人たちに見てもらいたいと思っています。どうかご支援よろしくお願い致します。
【写真活動】
東京クロースタジオにて撮影アシスタントとして修行後、フリーカメラマン。
雑誌等の取材撮影を行う。その後、薪能のプロデュース、写真撮影カメラマンとして
全国を回る。
※その他のプロフィールは
https://www.facebook.com/yoshimi.tonooka
3000 円
5000 円
10000 円
30000 円
残り10枚
150000 円
残り3枚
300000 円