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第27回日プロ大賞をクラウドファンディングで実現!
1992年に発足した日本の映画賞、日本映画プロフェッショナル大賞(略称・日プロ大賞)開催へのご支援をお願いします。昨年に続き、テアトル新宿で開催の第27回授賞式の今年の運営にかかる諸経費へのご支援をお願いします。
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日本映画プロフェッショナル大賞 実行委員長、映画ジャーナリストの大高宏雄です。日プロ大賞は、1992年からスタートし、今年で第26回目を迎えます。
1992年に発足した日本の映画賞、日本映画プロフェッショナル大賞(略称・日プロ大賞)開催へのご支援をお願いします。昨年に続き、テアトル新宿で開催の第27回授賞式の今年の運営にかかる諸経費へのご支援をお願いします。
日プロ大賞は、1992年に設立し、今回で27回目を迎えます。既成の映画賞とは一線を画しつつ、高い評価を得た作品や個人を中心に、選考委員の投票と実行委員会の独自の評価で決定するのが特徴です。
まずは本年の授賞者の発表です。
<ベスト10>
第1位 勝手にふるえてろ
第2位 幼な子われらに生まれ
第3位 彼女の人生は間違いじゃない
第4位 愚行録
第5位 ビジランテ
第6位 バンコクナイツ
第7位 彼女がその名を知らない鳥たち
第8位 武曲 MUKOKU
第9位 光 (監督:大森立嗣)
第10位 南瓜とマヨネーズ
<個人賞>
作品賞 =「勝手にふるえてろ」
主演女優賞=松岡茉優(「勝手にふるえてろ」)
主演男優賞=浅野忠信(「幼な子われらに生まれ」)
監督賞 =廣木隆一(「彼女の人生は間違いじゃない」)
新人監督賞=石川慶(「愚行録」)
新人女優賞=瀧内公美(「彼女の人生は間違いじゃない」)
新進男優賞=村上虹郎(「武曲 MUKOKU」)
特別賞 =OP PICTURES(長年の活動に対して)
特別功労賞=大林宣彦(長年の功労に対して)
観客賞 =「あゝ、荒野」※昨年のクラウドファンディング参加者の方々が選出しました。
☆授賞式
▽日時:4月26日(木)19:30開演(19:15開場)
上映前授賞式 登壇(予定):松岡茉優/村上虹郎/瀧内公美/廣木隆一監督/石川慶監督/田中信/大林宣彦監督/他 上映作品:勝手にふるえてろ
授賞式後、記念上映「勝手に震えてろ」午後11時ごろ終了の予定。
▽会場=テアトル新宿▽入場料金=2500円均一
▽チケット販売=4月14日10:00より、チケットぴあにて発売
日本映画プロフェッショナル大賞(以下、日プロ大賞)について、ご説明します。この映画賞は、今から26年前の1992年からスタートしました。当初、下記のような「日プロ大賞宣言」をしています。少し長くなりますが、日プロ大賞のコンセプトを、ある程度言い当てていますので、おつき合いください。今とはいささか事情が違う1990年代の日本映画界の状況を、かなりストレートに、いささか辛辣にとらえている文章です。そんな映画状況下で、映画を作らず送り出さず、映画を報道する側の立場にいた私(大高)は、何か身一つ、徒手空拳でできることはないか。そんな思いから、日プロ大賞は極めて発作的にスタートしました。その映画状況を揺り動かそうとの思いは、今に通じている部分も、多々あると思っているのです。
「日本映画は現在、製作、配給、興行といった分野で、まぎれもない混乱を強いられている。旧態依然とした邦画メジャーによるブロックブッキング体制のもとで製作、公開される作品。これに、多くのインディペンデント系作品が加わる。さらに、明らかにビデオ市場を当て込んだロー・バジェット作品。ある確固とした観客の支持を、今に至るも受けているピンク映画も、もちろん忘れてはならない。
こうした作品群が、あるときは何らの話題性を提供することなく、短期間で興行を打ち切られる。あるいは、話題になったとしても、多くの人たちに無視され、ある種、カルト的な異名(?)をつけられて消費されていく。〝良質な〟作品が、多数の観客と出会うといった図式は、この業界にあっては、全く絵空事でしかありえないのだ。(略)作品とは、公開されて完結するものなのに、その最終地点が、今や非常に曖昧模糊としている。
まず、(映画は)観なくてはならない。観られなくてはならない。
通常の映画賞で評価される作品であるならば、何らかの光も当たることがあるだろう。しかし、観られていない作品に関しては、評価そのものがなされないのだ。」
(1992年開催の第1回日プロ大賞プログラムより)
以上の宣言は、今書き写してみると、いささかオーバーに過ぎる感じもあり、気恥ずかしいかぎりではありますが、正直、そう思っていたのは間違いありません。義憤のようなものが、ふつふつと私の体を覆いかぶさっていくのを、今でもありありと思い出します。ともかくも90年代、そのような現状認識と、そこから生まれた危機意識に嘘偽りはないのです。そのときの強い思いを、少しでも汲んでいただければと、あえて長々と掲載いたしました。それくらい当時、とくに単館系で公開されていた邦画は厳しい状況下にあったのです。レベルが高いのに、一般の評価軸や興行から埋もれた作品の何と多かったことか。日プロ大賞は、その現状をあぶりだすとともに、少しでもそのような作品に陽の目をあてたい。そんな思いから、スタートしました。
映画(邦画主体ですが)が置かれていた以上のような当時の状況をかんがみて、何かせねばとの気構えから、日プロ大賞は始まりました。そのコンセプトとしては、既成の映画賞と同じことをやっても意味はないということに尽きます。別の線を引いて、埋もれているに違いない優れた中身をもつ作品にスポットを当てたい。つまるところ、
既成の映画賞とは一線を画し、独特の視点で選ぶことを主眼としたわけです
この賞は、プロフェッショナルというところに、重きがおかれます。映画業界にかかわるまぎれもないプロの映画関係者が選考委員となり、プロの演出、プロの俳優が作った作品や個人を賞揚します。それだけではありません。運営するスタッフも、様々な映画の場で活躍するプロの人たちが、参加してくれています。プロフェッショナルとは、その分野のエキスパート、スペシャリストとしての意味の他に、専門性という意味ももちます。日プロ大賞は、その両義性にこだわります。プロ=エキスパート、スペシャリストはおわかりいただけるとして、専門性とは字義どおりに、その分野での自身の仕事を突き詰めていくことです。その両方を兼ね備えたいと思ったのです。
ただ、運営にあたる資金は皆無で、今に至るも資金的なバックは何もないのが現状です。
チラシ作製などで、部分的な広告が入る回もありましたが、基本的にはこれまで、運営面にかかわる資金は、すべて自前で賄ってきました。ただ近年、運営面で資金的な限界が出てきました。そこで、日プロ大賞の趣旨にご賛同いだける方々の支援を、昨年からお願いしようということになったのです。日プロ大賞サポーターです。
【限定情報アップデート】
第27回日プロ大賞の最新ニュースをいち早くお伝えします。
【次回の観客賞投票権】
来年(2019)開催の第28回の日プロ観客賞の投票権です!今年1年、観客のプロとして多くの映画を観て、年末の〆切までに投票できる参加権。みなさんの意見が来年の日プロ大賞には反映されます!
【第27回記念ブックレット】
授賞式の写真入りのレポートや、選考委員の講評などをまとめたブックレット。限定品なので、他で手にいれることは出来ません。(2018年8月発送予定)
【第27回表彰式の優先席(20席限定)】
4月26日(木)19時から開催予定の授賞式のお席(B列2番-6番、C列1番-15番、D列1~10番になります。)を確保。※当日来ることが出来る方限定です。 ※D列1~10番を追加しました。
【公式ホームページ、ブックレットへのお名前掲載】
ご希望の方は公式ホームページ・ブックレットへお名前を掲載させていただきます。(希望者のみ)
【次回ミーティングにご招待】
より積極的に関わりたいという方へ、第28回の日プロ大賞ミーティングにご招待
(2019年4月予定)
【第27回表彰式の特別席(5席限定)&お見送りスタッフ参加権】
映写室横にある特別席にて授賞式を観覧、その後受賞者をお見送りできるスタッフ参加権です。
※当日来ることが出来る方限定です。
第27回の授賞式は、2018年4月26日(木)19時(予定)から、テアトル新宿で開催されることが決定しています。一昨年までは、 土曜日のオールナイトで行われてきましたので地方から参加される方も来やすかったかと思いますが、今回は東京近郊以外の方は学校や会社を休まないと来れないかもしれません。
しかし、限定情報アップデートと、授賞式後に製作・発送するブックレットで、当日来られない方にもフォロー出来ればと思っています。
また来年度の投票権やミーティングへのご招待など、今後の日プロ大賞に参加いただき、新しい風を吹かせてもらいたいという希望も込めて、今回クラウドファンドを立ち上げました。
映画をたくさん観て応援しているのに、多くの映画賞で自分が思った作品や監督・俳優が選ばれないと、苛立ちを感じている皆さんにこそ、サポーターとして参加して、どんどん映画界を変えていって欲しいのです!!
今回も昨年同様に【次回の観客賞投票権】にご注目ください。ここにこそ、これからの日プロ大賞が進むべき一つの道があると考えます。写真のキャプション
日プロ大賞は、いろいろなことを実行していきます。絶えず揺れ動きつつ変化していきます。今後ともよろしくお願いいたします。
日プロ大賞代表・大高宏雄
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