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シアターカフェの移転リニューアルをクラウドファンディングで実現!
シアターカフェは、名古屋の大須で7年間、自主映画やアニメーションの上映をメインに皆様に愛されてきました。この夏に同市内の東区白壁へ移転し、機材や環境をより充実させた新たなスペースとして生まれ変わります。
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シアターカフェの江尻真奈美です♪シアターカフェは大須から東区へ移転&リニューアルオープンの予定です。引き続きよろしくお願いします♪
シアターカフェは、名古屋の大須で7年間、自主映画やアニメーションの上映をメインに皆様に愛されてきました。この夏に同市内の東区白壁へ移転し、機材や環境をより充実させた新たなスペースとして生まれ変わります。
2012年4月、「映画館では観られない作品」をより多くの人へ届けたいという思いで、上映もできるカフェとして名古屋の大須でシアターカフェを誕生させました。
私たちは、短編をメインに自主映画やアニメーションなど、なかなか観ることができない貴重な作品を上映してきました。カフェというこじんまりした空間を活かし、ご来場くださったゲストとの交流や、観客同志のコミュニケーションの場としても盛り上げてきました。
短編を中心に7年間で上映した主催事業の実写作品は、約570本にもなります。レンタルで上映イベントを組んでくださった方、大開放祭などを合わせると600本は超えます。併せて、短編アニメーションも68プログラムを組んでいます。その他、関連したワークショップやトークイベントなど、多彩に展開してきました。またゲストのない上映後も、しばしばお客様と感想を話す時間を設けていました。
■多彩なゲストやイベントなど
実写映画は、さまざまな映画祭で出会った短編映画等の中から、より多くの方に見てほしいと思った作品・監督を紹介していくことをメインに企画してきました。
上田慎一郎監督とふくだみゆき監督
一番わかりやすいのは、『カメラを止めるな!』で大ブレイクした上田慎一郎監督です。SKIPシティ国際Dシネマ映画祭で『恋する小説家』を見てお声がけし、そこから新作が出るとまとめて上映してきました。奥様のふくだみゆき監督の作品も大好きで、そのほとんどを上映させていただいた上に、シアターカフェには3回来場いただきました。これはほんの一例で、かつてシアターカフェにお越しいただいた監督で今はテレビなどで活躍はじめた監督さんも多いです。子どもの成長を見守る親鳥のような心境にも多々なっております。
矢崎仁司監督にもお越しいただきました!
矢崎仁司監督や深田晃司監督といった、すでに知名度のある監督たちの過去作品や名古屋での未公開作品なども上映させていただいてきました。ほかにもミニシアターとのコラボとして、劇場公開作品に合わせてその監督の特集上映を組むこともしてきました。また、下呂の飛騨なっとく豚の中島さんが、レンタルで企画してくれた上映会のご縁で、俳優の池松壮亮さんの監督作品を上映させていただくことができました。池松さんご本人がサプライズでご来場というシアターカフェで最もザワついた企画となりました。
短編アニメーションでは、国内外の作品上映を行ってきました。思い出深い企画をいくつか挙げます。
自主上映会の時代からお世話になってきた、若見ありさ監督の出産をテーマとしたオムニバス作品の上映会は印象的でした。この作品は、複数の出産体験者の言を本人または別のアニメーション作家が映像化する試みです。出産をキーワードに、家族の関係やあり方を考える機会にもなっています。若見監督のアイデアにより、マットを敷いて親子でゆったりとご覧いただける回も設けました。監督トークでは参加監督もご来場いただき、賑やかにお話しいただきました。
海外作品で大きなものとして、アルスエレクトロニカ・アニメーションフェスティバルのプログラムがありました。オーストリア大使館のご協力を得て数年間にわたり上映致しました。アルスエレクトロニカは、オーストリアのリンツで毎年開催されているメディアアートの祭典です。デジタル・アニメーションの技術で作られた、さまざまな映像が詰まったプログラムでした。プログラム数が多く字幕は無いため、鑑賞者を選ぶ場合もあったと思います。一方で、一つのコンペティションで入選しているまとまった数の作品を上映できたことは、毎年の世界的な傾向がわかるプログラムとして意義がありました。
プレイベントからお世話になっていた飯塚貴士監督のワークショップも、日本映像学会ショートフィルム研究会の主催により開催されました。参加者の皆で作った『Theatercafe Wars』も作品として残っているので、嬉しいです。飯塚監督は『COMPLY+-ANCE コンプライアンス』はじめ映画だけでなく、テレビでも活躍していて嬉しいです。
展示スペースでは、プロの作家さんを含め、地元の作家さんやその卵である学生さんの展覧会なども行ってきました。
中でも大槻香奈さんの展覧会を開催できたことは、とても良い経験になりました。書籍の表紙イラストや展覧会で活躍されている大槻さんの展覧会を、ぜひ名古屋で拝見したいと考えました。企画から展示、作品をお求めくださった方へのご郵送まで関わったことで、大槻さんの美術に対するプロフェッショナルな対応から学ぶことが多かったです。作品の保存や取扱い、来場者の方たちへの姿勢など、本当に真摯な作家さんだと実感しました。
上映以外では、年間ベストテン映画を語る会、おっさんずラブファンの集うオフ会、BL会や映画祭レポートなども企画しました。直接お客様の声が聞け、かつ横のつながりに貢献できたのが嬉しかったです。
レンタルでは、愛しあってる会(仮)やおコメダーズなどさまざまな自主映画団体の企画や、わかな会の小松さんをはじめ、ゲスト付きで上映会を企画してくださる方も多く、本当に人に恵まれていると実感しております。このように、小さいながらも夢のあるスペースでした。
企画が多く、すべてを書ききれないのですが、シアターカフェにお越しいただいた皆様、作品を上映させてくださった皆様に深く感謝しております。ここから多くの監督たちが大きく羽ばたいていく姿を、今後も見ていきたいと考え、場所をグレードアップしての移転リニューアルオープンとなります。
シアターカフェ7年間の上映リストはシアターカフェのブログをご覧ください。
新しいシアターカフェは、名古屋市東区の白壁に移転します。かつて、尾張藩の武家屋敷が軒を連ねていた白壁通りを代表とする文化的地区です。2階建ての一軒家となります。1階がギャラリーとカフェカウンター、2階が上映スペースとして使用できるようになります。
1階のギャラリースペースは、これまでの壁を利用した簡易的なものからバージョンアップします。ピクチャーレールと自然光スポットライトの十分な数の設置や、壁を展示向きの材質にして、より快適に展示を行えるよう工夫しています。
2階の上映スペースは、居心地よく過ごしていただけるよう機材や床などにこだわっています。まず機材は、豊橋のEMC設計さんのご協力により、4K映像も投影可能な高性能プロジェクターと120インチスクリーンが入ります。定員は19席となり靴を脱いで上がるスタイルのため、床にそのまま座っていただけます。アカシアの無垢材で素足でも気持ちの良い床になります。大須での店舗に比べると、上映環境は飛躍的に向上します。
カフェは従来通りドリンクメインでメニューも刷新し、よりおいしい珈琲などをご提供できるよう準備中です。カウンターでご注文いただくドリンク類は1階の座席スペースや2階でもお楽しみいただけます。イベント等がない日には、今まで通りカフェ利用が可能です。
上映だけでなく、小規模な演劇やライブ、交流会、オフ会、ゲーム大会などにも使用できるレンタルルームとなります。
■スタッフ
向かって左から林、江尻
林緑子
シアターカフェの林です。日本映像学会会員、日本アニメーション協会会員です。美術系短大出身で、短編アニメーションの自主上映を行ってきました。イギリスやノルウェーなどの小さな映画祭に数回、プログラマーとして参加経験があります。現在は、国内における短編アニメーションの自主的な活動についてまとめるため、地元の大学院で映画研究を学んでいます。2012年から、シアターカフェを江尻真奈美と共同運営してきました。新しいシアターカフェでは代表として、企画だけでなく経営面を主に担当していきます。
江尻真奈美
シアターカフェの江尻です。改めての自己紹介です。一般企業の会社員出身で趣味が映画鑑賞でした。退職後、あいち国際女性映画祭のオープンと重なり、スタッフとして従事。内外の映画祭を体験させていただきました。年に1回の映画祭では飽き足らず、その流れでシネマスコーレで働くことに。初めてのアテンドは『猫目小僧』の井口昇監督&楳図かずお先生でした!その後諸々楽しい日々も送りましたが、2012年にはシアターカフェを林緑子と共同運営にいたりました。新しいシアターカフェでは店長として、企画だけでなく、より美味しいコーヒーも淹れられるよう修行中です。
■新しいシアターカフェ周辺
東区の白壁は、名古屋市の「白壁・主税・橦木町並み保存地区」に指定されています。名古屋の近代化の歩みを伝える貴重な歴史的建造物が残るエリアであり、「文化のみち」とも呼ばれています。伝統的な景観が守られている、いわばインスタスポットでもあります。
そんな数多くの建物が、高級レストランや結婚式場として使用されており、私たちはその美しさを体験することができます。料亭などのほか気軽に食事できる場所もたくさんあります。
映画やドラマのロケで使用されることの多い、名古屋市役所や愛知県庁もすぐ近くにあります。愛知県体育館も近い!つまり名古屋城にもすぐ行けます。県外からのゲストやお客様には名古屋の観光にもってこいの場所です。あいち国際女性映画祭の会場であるウィルあいちも近くて行きやすいです。
さらに、名鉄瀬戸線「清水」駅〜「尼ケ坂」駅高架下には、SAKUMACHI商店街がオープンしました。地域密着型のパン屋さんやお菓子屋さん、お惣菜屋さん、カフェをはじめ、せんべろのお店、レコードショップなど幅広くお洒落なお店が集結しています。お散歩がてらのぞいてみてください。
■アクセス
公共交通機関でのアクセス
お車でお越しのかたは近所にコインパーキングがたくさんあります。
新しい場所での再開なので、今までシアターカフェを愛してくださった皆様が今まで通りお越しいただけるのかどうかという不安はぬぐえません。でも新しい場所での新しい出会いもあるはずとポジティブに考えて、今まで通り脳天気でいようと思います。
映画と同じで、見てもらって初めて成立するように、新しくオープンしても皆様のご利用がなければ、ないのも同じです。どうぞ皆様の気軽に集える場所として、シアターカフェを応援してください。このご時世で本当にタイミング悪くて申し訳ありません。しかしながら文化の火を消さないよう、頑張って行きたいと思います。
今回のプロジェクトで集まった資金は、シアターカフェのAV機材や備品の椅子等に使用させていただきます。旧シアターカフェは本当に皆様からの寄付オンリーといっても過言ではありませんでした。その上でやはり、椅子はいいものを入れたほうが長い時間楽に過ごせますし、自宅のプライベートシアターにも負けそうな上映環境では申し訳ないので、AV機器にも重点をおきました。
しかし、キャパはあまり変わらないので、収入がすごくアップするということにはなりません。10年、20年と長く続けていくために、皆様のご協力が不可欠です。どうぞよろしくお願い申し上げます。
■募集の内訳
プロジェクター等AV機器 800000円
椅子等備品 300000円
計 1100000円
シアターカフェは7月上旬オープン予定ですが、時節柄後ろ倒しになる可能性があります。オープンがずれ込んだ場合は、合わせてお届けも後ろ倒しになります。その場合は事前にお知らせします。あらかじめご了承いただけると幸いです。
・お礼のメッセージ
ご支援いただいた方々へシアターカフェから感謝のメッセージをお送りします。
・アップデートにて進捗報告
オープンまでの進捗状況をアップデートいたします。
・1ドリンクプレゼント ※有効期限はオープンから1年間
《気軽に応援!1000円》は500円均一のもの、《気軽に応援!内覧会付き5000円》はどのドリンクでもお好きなものから1杯プレゼントいたします。
・内覧会ご招待(6月下旬または7月初旬)
オープン前の内覧会にご招待。一足先にシアターカフェをご覧いただけます。日程は決まり次第お知らせします。
・サイトに協力者としてお名前記載(希望者のみ)
シアターカフェの公式サイトに協力者としてお名前を掲載いたします(希望者のみ)
・上映1回無料鑑賞(主催上映のみ/要予約) ※有効期限はオープンから1年間
シアターカフェ主催の上映会を1回無料でご覧いただけます(要予約)
・展示スペース1日利用権(要予約)
1階展示スペースを1日ご利用できます。日程はギャラリーの空き状況によりご相談となります。個展などを開きたい、スペースを自由に使用したいあなたにお勧めです!
展示スペース5日間利用権 のコースもございます。
カフェコーナーからみたギャラリー(予定)
・上映スペース1日利用権(要予約)
2階上映スペースを1日ご利用できます。日程はスペースの空き状況によりご相談となります。上映の場合、機材費は込みです。上映以外のご利用も自由にしていただいてOKです。
・マンスリーに無料広告1年間
シアターカフェのマンスリースケジュールに無料広告を1年間掲載できます。あなたの個人広告、経営しているお店の広告など自由にご利用いただけます(同じデザインを1年間掲載予定)。サイズ等詳細はあらためてご連絡いたします。
・2020年に主催事業で来場したゲスト全員(もらえた方のみ)のサイン帳(2021年にお渡し)
シアターカフェ主催のイベント、上映会でお越しいただくゲストのサインを集めたものをプレゼント。お渡しは翌年になります。どんなゲストがいらっしゃるか、楽しみにしていてください。
過去のサイン帳(サンプルです)
◆スケジュール
2020年1月 解体工事
2020年3月 改装工事
2020年6月 準備期間
2020年7月上旬 オープン ※準備の進行により、順延になる可能性があります。またコロナの影響により、オープン日を後ろ倒しにする可能性もあります。正確な内覧会とオープン日は確定次第お知らせします
改装工事もすでに進んでおり、目標金額に達しなかった場合でも、自己資金でシアターカフェはオープンします。しかしながら、ご支援が満たなかった場合、レンタル料金、ドリンク料金などの料金設定を変えることも考えております。
また、このシアターカフェという場所を、私たちの想いに共感、賛同してくださる皆様、協力者を募るためのクラウドファンディングだとも考えております。どうぞ名古屋のサブカルチャー含め、文化活動を一緒に盛り上げてください。
長文をお読みくださり、感謝しております。
コロナ禍で皆様自身が大変な環境の中でオープンすることになり、ご支援を受けるのは、心苦しい気持ちもあります。しかしながら、コロナ禍で日本の文化に対する評価、扱いには疑問を持つしかありません。シネコン、ミニシアターより小さい存在ができることは少ないかもしれない。まるで目にもとまらぬ存在かもしれませんが、それでも文化を発信していきたい、みんなと共有したい、育てたい気持ちは大きく持っています。皆様にご理解いただけるなら、本当にありがたいです。どうぞよろしくお願いいたします。
またミニシアターエイドにも参加しております。こちらも併せて、ご無理のないよう、ご協力いただければ幸いです。
1000 円
5000 円
10000 円
50000 円
100000 円
300000 円