#故郷から世界へ 長浜曳山まつりを題材に《伝統文化と多様性の邂逅》を描く 映画『長浜(仮)』支援プロジェクト

こんばんは。

映画『長浜(仮)』監督の谷口未央です。

8月28日よりクラウドファンディングを開始しました。映画の撮影準備と並行して、こちらも頑張っていきますので、よろしくお願いいたします。

さて、最初のアップデートですが、どうしても載せたい文章があるので、2019年のfacebookの投稿から一部抜粋させていただきます。

映画もモノづくりのひとつだと思っています。全ての人を対象に作ることはできません。

この人に見せたいんだ。この人に愛して欲しいんだ。
そのたったひとりを見つけることがとても大事なんだと思います。
たったひとりに作られた映画だからこそ、
その純度が同じように故郷を想う多くの人に届くのだと思います。

私はたったひとりを見つけました。

約30年前、長浜が世界の全てで、楽しいことしか知らなくて、
それでも長浜を離れなければいけなかったあの子。

商店街が賑わっていて、曳山と伊吹山はずっと格好良くて、
琵琶湖は穏やかで大きくて、
あの子のように八幡さん(長濱八幡宮)で遊ぶ子どもは少なくなったけど、
大きな鳥居も馬の像も、弁天の池も変わらず懐かしく優しい。

今の長浜をたったひとり、あの子に見せたい。

なんてことを、当時の親友とそれこそ約30年ぶりに電話で話していて思いました。

長浜盆梅展にて

はい。あの子とは小学校6年生の頃のわたしです。(写真はもっと幼いですね)

今も同じ気持ちで、映画『長浜(仮)』に取り組んでいます。

皆さまのご支援が何よりの励みです。よろしくお願いいたします。

映画『長浜(仮)』監督 谷口未央