第29回東京学生映画祭 上映につきまして
vol. 4 2017-06-05 0
応援してくださる皆様
この度、第29回東京学生映画祭 実写部門にて
『無味無臭な人間たちへ』が上映されることと
なりましたので、ここにご報告いたします。
東京学生映画祭は
日本全国から応募される学生が製作した映画から
第一線で活躍する映画人によってグランプリが決められる
学生映画のコンペティションです。
現在、全国の映画館で上映されるような大きな映画の監督の誰もが
その若い時代に通ってきた道であり、
映画を志す学生が夢に見る舞台です。
数ある映画祭のなかでも、やはり東京学生映画祭は
その伝統に裏付けされた質が備わるものであり、
上映されるということは、
「2017年の学生映画」に名を連ねたということだと思っています。
監督にとっても、スタッフにとっても
念願の舞台です。
この場にキャストの皆さんを連れていくことが叶って
1年前の夏の恩返しが果たせたと思っております。
支えてくださった皆様
クラウドファンディングに応援してくださった皆様のおかげです。
本当にありがとうございます。
実はプロデューサーの早瀬は学生時代に
学生映画祭の運営に長い間関わっておりました。
映画祭というものには、運営の立場にしかわからないこともたくさんあります。
審査には何百もの作品が応募され、その中から10に満たない作品のみが
に上映が許されます。芸術という正解がないものに評価を与えることは
時として議論を生み、選んだ責任も生じます。
選ぶ難しさ、ふるいにかける辛さ、おもしろい映画とは何なのか。
どの映画祭でも、悩みに悩んで作品が選ばれています。
長い間選ぶ立場だったからこそ、選ばれる嬉しさを染みるように感じています。
本年度の東京学生映画祭が『無味無臭な人間たちへ』を
選出してくださったことは幸運であり、
この作品の中の粗さや未熟さを認め、良さを見出してくださったのだと思います。
好き嫌いはあるかもしれませんが、上映する価値がこの映画にあると思って頂けたのだと思います。そのことに何よりも感謝し、そんな映画を共に作ってくださったキャスト・スタッフ・皆様に感謝し、この映画が東京で晴れ晴れと上映されることの喜びをただ噛みしめたいと思います。
一人でも多くの方にこの映画を観てもらいたい。
監督の北村が描く、愛の力を知ってもらいたい。
若い映画っておもしれぇって気付いてもらいたい。
8月に東京でお待ちしています。
ご報告
2017/6/5 プロデューサー 早瀬
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