『いつか、母を捨てる』 ケイズシネマ舞台挨拶&K2アフタートークのお知らせ
vol. 23 2025-02-09 0
1月25日に封切りされたオムニバス映画『Mothersマザーズ』。29日は『いつか、母を捨てる』デーとして、キャスト陣とともに舞台挨拶をさせていただきました。キャストのみなさんのサービス精神と明るさがあふれて『いつか、母を捨てる』とのギャップに驚く方が多かったのですが、まさに人を楽しませたいという気持ちが原動力となりこの作品が完成したのだと思いました。
この作品にこめた切実な思いはありますが、環境やこれまでの人生によって、映画への共感はそれぞれ。こう思ってほしいという気持ちはありません。でも劇場に足を運んでくださる方々が画面にくぎ付けになるよう、演出、撮影、編集、音楽など制作スタッフの技術を詰め込こみました。
そして、たくさんのあたたかい感想をいただき、キャスト陣も感激していました!ありがとうございます!
『ずっと目が離せなかった』『20分と思えない満足感』『出てくる女性みんな怖い』『感情が痛いくらい伝わった』『オープニングからハラハラ』『お母さんの顔がフラッシュバックします』『見終わってからじわじわと心にきてる』『娘に意見を聞くのが怖い』『胸がギュッとなるシーンがたくさんあった』『これは私のことだと思った』……。
思っていたより母への共感の声が多く驚きました。あんなに怖い母なのに、自分のようだと。『これは特別な世界でなく、地続きの世界』とコメントをくださった役者さんもいました。
ということで、2月11日祝日(シモキタ エキマエ シネマK2)での上映後トークでは、母について語り合ってみたいと思います。
ゲストには元スピードスケート選手で長野五輪銅メダリストの岡崎朋美さんをお招きします。出産後も子育てをしながら五輪を目指してきたアスリートであり、女の子の母でもあります。明るく自然体の岡崎さんがどのようにMothersを観てくださるのか楽しみです!
『毒』は私たちのなかにもあるか。自分たちの母にもあったのか…。プライベートトーク感覚で、なごやかな時間になるといいなと思っています。
ぜひ、2月11日火曜祝日のオムニバス映画『Mothersマザーズ』にお越しください。お待ちしております。
進藤きい(脚本)
舞台袖で、さわやか五郎さんのダウンに『暑くないの?』とみんながつっこんでいたのですが、実は映画の衣装! 気づかなくてすみません…しかもTシャツにはMothersといつか母のネームが仕込まれていました(笑)
来場者全員プレゼントの限定ミニカード
- 前の記事へ
- 次の記事へ