全国36館の公開情報と「ゆふいん文化・記録映画祭」と6月5日環境の日のこと!
vol. 27 2022-06-03 0
ドクダミの白さ、紫陽花のしっとりとした色がまちを染める季節になりました。
おかげさまで「杜人」の旅は続いています。
6月3日現在、全国36館での上映が決まっています。全国共通特別鑑賞券のリターンをお持ちの皆さまも、そうでない皆さまも、是非、観に行っていただけたら嬉しいです。
名古屋の老舗ミニシアター、シネマスコーレさんで上映中!
兵庫の豊岡劇場でも!
千葉・柏のキネマ旬報シアターでは「勝手にしやがれ」のポスターと並んで!
シネマアミーゴでは6/18までロングラン上映!
大阪では第七藝術劇場の後、シアターセブンで追加上映中!
そして、なんと! ありがたいことに、歴史ある「ゆふいん文化・記録映画祭」で上映していただけることが決まりました。 以下、実行委員会から、開催に向けてのメッセージです。
これは、湯布院で生まれた風変わりな小さな映画祭です。1998年(平成10年)に始まりました。
45年前、《町おこし》の一環として「湯布院映画祭」が生まれました。しかし《町おこし》といった思惑を越えて「映画」そのものの映画祭として育ってきました。
その間、町は小さな温泉地から年間400万人もの観光客が訪れる観光地へと変化しました。しかも自衛隊の駐屯地だった町は、米軍の演習も行われる土地ともなってしまいました。
この変化の中にあって、次の時代へのマチ作り、自らの足元を固める生き方を考える時のように感じています。そのことを探るための映画祭を始めようと思いました。劇映画を上映する「湯布院映画祭」とは別の文化、教育、科学、記録映画の映画祭です。
これらの映画の上映とトーク、交流会を通して、マチやムラの暮らしを見つめ、教育を考え、自然の在り方を模索してゆきたいと思っています。
しかし、決して啓蒙的、教育的、政治的なものではなく、楽しい映画祭を作りたいと思っています。
「ゆふいん文化・記録映画祭」には、私たちが生きている世界の現実の中で発見された、《まっすぐな驚き》がいっぱいつまっています。劇映画とは異なり、目に触れる機会の少ないそんな良質な映画に光をあて、それらの映画が少しでも多くの人々に触れる機会を作りたいとも思っています。
《まっすぐな驚き》を一緒に見つめましょう。
「ゆふいん文化・記録映画祭」実行委員会
2022年7月22日(金)〜24日(日)、最終日の最終上映。矢野智徳さん、前田せつ子のトークも予定されています。
「風変わりな小さな映画祭」で、<まっすぐな驚き>の詰まった作品として選んでいただいたことを、とても光栄に思います。お近くの方、是非会場でお会いしましょう。
そして、最後のお知らせです。
6月5日(日)環境の日、朝は矢野智徳さんが、夜は前田せつ子が、まさかのラジオ番組出演!詳しくはこちらをご覧くださいね。
この日は「あつぎのえいがかんkiki」で音楽を提供してくださった山口洋さんと前田せつ子のアフタートークも予定されています。13:50上映回の後、30分くらいさまざまなお話をします。是非、応援に駆けつけてくださいね。オンライン予約も始まっています。
天候、気温の変化が激しい季節、どうか、皆さん、元気でお過ごしくださいね。さまざまな場所でお会いできることを楽しみにしています。
2022年6月3日 前田せつ子